
昨日午後、寝起きのぼやけまなこ。
無意識にパソコンでニュースを見て、寝耳に水の驚き。
東京壊滅を想い、ひどく落胆。
記事と静止画ショット以外、一切眼・耳を「ウソ八百」にはふさいだ午後。
都庁前でハタを振っている群れどものさまは、ここは一体どこの国の図か?
夢のような・不明に見える撮り方。実にみにくい愚民のショットの形式。
自国が今後いじくり倒されるというのに、ハタを振る者は、戦時中、だまされ続けたモノたちの生き写しであるかのような写真構図。
身近な周囲に聞いても、日頃会う人にも、オリンピックごときに、実際は極めて低い興味しか持っていない。
ためしに友人に話題を振る。。。
「あたかも、国民の期待に応えたかのような偽装報道。いつもの常套手段だよ。
とにかく、やっかいなことに巻き込まれたものだね、お互い。。。」
生活と直結(全一致)しない「スポーツ祭り」にこんな錯覚/ナショナリズム高揚をあおって効果があるのは、国力が低下した国にのみ有効。
自らの意思ではない「お上」が仕掛けた、近隣国とのもめごととのセット販売。

3・11後、放射能不安から、ガイジン観光客が減り、手の裏返したように、出稼ぎ海外アーチストも劇的に減った背景下。。。
それでも、開催地「東京」となったのは、結果的には、前々から決まっていた、と思うのが妥当な線だろう。普通の感覚なら、そう思う。
あたかも、結果がひっくり返ったかのような経過を辿ったが、全部シナリオ通りの演出と芝居。
日本からIOCに相当な金が送られたのであろうし、現在の日本に一層ダメージを与える・闇の経済利権からの決定。
世界に「汚染水?安全です?」と自国民が今まで聞いたこともない、まさに寝耳に水な事を言いのける。これ1つ取っても茶番。
経済効果という真っ赤なウソを言いながら、TPPや増税を安直に進めることが出来るとでも思っているのだろうか?
「今後、良くなるから」とでも言うのか?キチガイ沙汰も、そろそろいい加減にして欲しい。
とは言え、結局は、アメリカという表面上の形式の元締めである「お上」からの指示で、役者としか動けない者たちが、「かわりばんご」で日本の総理大臣を演じているので、三文芝居のおふざけゴッコに過ぎないのは、今更だが。
お上の恫喝に、カツアゲされ続けて、落ちて落ちて、残りカスとなったこのクニから、まださらに「残りカスでも、まだ絞り取れるから、とりあえず手を付けとけ」ということだろうか?
落胆は、時間と共に怒りに変わった。われわれは「かれら」の強要や横暴に、なぜ黙って耐え忍ばねばならないのか?
我慢していることが、バカらしくなってきた。ココは、茶番劇が演じられる「夢の島」=ただのゴミ捨て場、じゃ無いのだから。

昨夜、消灯後、窓の外で鳴く虫の音しかない・暗がりのパソコン。大竹伸朗さんのインタビューを読み直していた。正気を取り戻すために。
『俺は、生きてるあいだに、自分のやりたいことの答えが出るなんて思ってない。
一貫性がないって批判も聞こえるけど、どうでもいいわけよ。
そいつらは、俺の一生に関して、何の保証もしてくれないしさ。
最終的には、自分の気持ちに正直になるってことに行き着くよね。
だから、コンセプトよりも、〔思い〕だよ。』(大竹伸朗)
何も信用ならない時や軸足がブレた時には、つい大竹さんのことを思い出す。
大竹さんだから、言葉が肉体を持っている。大竹さんが言う言葉だからこそ、そこには真実味が強くにじむ。それに感化されると、多少のガソリンが体内に注入され、少しはポンコツ車も亀の歩みを始める。
今日は、出掛けに本棚から取って出た一冊「ネオンと絵具箱」を読み直していた。
■大竹伸朗 「焼憶」■
