こころとからだがかたちんば

YMOエイジに愛を込めて。

David Sylvian  & 坂本龍一  「体内回帰」'92

2009-08-18 22:30:45 | 音楽帳


8月17日(月)
昨夜、お袋さんと竹ノ塚駅で待ち合わせして、まみちゃんの入院している動物病院に、お見舞いに行った。

若いお医者さんの説明には、絶句した。
白血球は普通のネコの1/3になっていること。
腎臓が、かなりひどい状態であること。
エイズ検査にも陽性、つまりエイズであること。

インターフェロンやいろんなクスリを投与して、その後の採血で状況を見ているが、ほとんど改善は見られないこと。

***

会ったまみちゃんは、6kg近い体重が既に、3.4kgになっているものの、目が空いているので、「まみちゃん」と何度も声を掛けて、手を握ったり、頭や体をさすってあげたのだけれど、全く反応してくれなかった。
いつもは、調子悪くても、「大丈夫だよ」と尻尾を軽く「ピピ」と動かすのだけれど、それすら無い状態。
悪く言ってしまえば、脳死状態のように。。。。

でも、目の周りの潤滑剤はちょっとだけ動いていて、生命感を感じさせてはくれたが。

お袋さんと2人で約束したのは、いくらかかるかわからないけど、最後まで看取ってあげよう、ということだった。

***

竹ノ塚駅前にはロクな店が無く、仕方なく不味い寿司屋に入り、寿司とビールをやった。
絶望的な感じで、酔いながら、駅でお袋さんと別れた。

22:30頃帰宅したが、知り合いと電話した後、ラジオも灯も付けっ放しで寝てしまった・・・。

起きると、夜中の2時。

灯を消し、改めて寝直した。

8月18日(火)
朝、7:30に起きるのは辛かったが、起きてシャワーを浴びて家を出た。
涼しい朝だった。

まみちゃんは、ずっと苦しい状態で病気に耐えているんだから、自分も耐えなければ。
そんな気持ちで、仕事場に向かう。

***

20:20 仕事場をふらっと出る、あいさつもせずに。

家に向かって帰る。
ただ、呆然と。

不思議な気分だが、まみちゃんが間も無くこの世から天空に舞い上がる事を想うと、おちついた気分で、「仕事なんてどうでもいい」という気になる。

生死のとおとさを想うと、大抵の事が馬鹿らしく見えてくる。

電車に乗って騒いでいるババアやジシイの顔の汚さが、ほんとに馬鹿そのものに見えてくる。

21:30帰宅
夕ご飯を撮り、ビールを痛飲する。

まみちゃんが亡くなったら、自分がお骨を引き取ろうと思う。
お袋さんは「そういうのは、魂の執着が離れないから、ちゃんと共同墓地に入れないといけない」とはいうが、自分のそばに、置いておきたいと思っている。
コメント
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