京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

壬生寺 節分会

2024年02月04日 07時24分00秒 | 日記
 2月2日、京都アスニーでアスニー講座を受講した後、西大路円町まで歩き、市バスの91系統に乗車し"壬生寺道"で下車し壬生寺の節分会に来ました。









コロナも5類になり、出店も多数出ていてようやくいつもの賑やかな節分会が戻って来ました。








中には壬生大念仏狂言の演目「炮烙割り」で使われる炮烙焼を奉納するテントも出ています。





先ずは、本堂でご本尊の地蔵菩薩立像にお詣りをし、今年も家族みんなが健康でいられる様にお願いしました。

壬生寺は京都では少ない奈良唐招提寺を本山とする律宗のお寺です。





もう一つの楽しみは、今日2日と3日だけ演じられる壬生大念仏狂言の演目「節分」の観賞です。

なんとか17時開演の1回目に間に合いました。






(上演中は撮影禁止なので、掲載の写真は壬生寺HPからお借りしました。)

この演目は「鬼(病気、災厄や貧困など様々な不幸)を招く甘い誘惑に負けずに、マメ(まじめに、こつこつ)に働くことによってこそ、福徳は得られるものである」ことを教えた狂言で、後家が鬼を追っ払った後は、鬼の小槌や着物も消え失せ、後家はそれが危険な誘惑であったことを悟る内容です。



会場では「壬生狂言解説」書が200円で販売されています。
「壬生大念仏狂言」は無音の狂言なので、事前に演目の詳しい内容がわかっていると更に奥深く楽しむことが出来ます。







最後に御朱印を授与して頂き壬生寺を後にしました。