桜鶴苑は前日の記事「南禅寺八千代」の斜め向かいにあるブライダルを中心にした施設です。
オーナーはホテル雅叙園東京、ブライダル部門はワタベウェディング、京懐石は"はり清"さんがそれぞれ担当されています。
この様な施設での結婚式、披露宴、、、新郎新婦には無論ですが、招待されたお客様にも印象に残る事でしょう。
いわゆる"南禅寺別荘群"の一角を占め、この周辺の庭園のほとんどを手がけた七代目小川治兵衛による作庭です。
通常は関係者やブライダルに参加させる方以外は非公開ですが、こちらの料理長は五条通にある"はり清"から行かれている関係でブライダルの無い日はお声掛けをして許可が頂けたら庭園に入れて頂けます。
約1200坪の庭園には"植治"が確立した近代庭園が広がります。
琵琶湖疎水から防火目的に水を引き入れ、滝の石組や沢飛び石、伽藍石を用いるなど、明るく開放感溢れる"植治"ワールドが広がっています。
南禅寺界隈の"隠れた名庭"です。