6月8日、びわこ疏水船で大津から蹴上まで乗船し、お気に入りのお寺南禅寺天授庵へと来ました。
池には睡蓮の花が咲き始めています。
南禅寺の勅使門です。
天授庵は南禅寺開山の大明国師(無関普門)の開山塔で数ある塔頭寺院の中でも由緒ある寺院です。
こちらの魅力は何と言ってもお庭の素晴らしさにあります。
本堂の東側には南禅寺三門を借景にした枯山水庭園があります。
新緑が美しい庭園で、秋には錦秋の庭園になります。
また、南側には池泉回遊式庭園が広がり2ヶ所の趣きの異なる庭園を楽しむ後が出来ます。
池には睡蓮の花が咲き始めています。
西側の端にある収蔵庫前の手水鉢の上には、毎年モリアオガエルが産卵し、クリーム色の泡状の卵塊があります。
下には手水鉢があり、常に新鮮な水が流れている事をちゃんと知っているのですね。
南禅寺の勅使門です。
勅使が来られた際や新管長普山式の時にしか開かれない門です。
戦国大名・藤堂高虎寄進の三門(重文)です。
京都市内には数カ所の三門や山門がありますが、常時拝観出来るのはここ南禅寺三門だけです。
本堂(非公開)内には 長谷川等伯筆の襖絵32面(重文)が残されていますが残念ながら非公開で、現在は複製品が納められているそうです。
次に昼食に"南禅寺八千代"へと向かいます。