京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

南禅寺塔頭 金地院

2020年06月18日 13時46分00秒 | 日記
 南禅寺塔頭金地院は元は北山にあった禅寺を金地院崇伝が南禅寺境内に移転し塔頭としたお寺です。





受付を済ませ順路を進むと"明智門"があります。
唐破風の立派な門です。





弁財天をお祀りする弁財いけには、これから見頃を迎える半夏生の葉の一部が白くなっています。
また、睡蓮も咲き始めています。





徳川家康を祀る東照宮への参道には紫陽花が、、、





参道の奥には東照宮拝殿、石の間、本殿があります。





拝殿内部の天井裏は狩野探幽の筆によるもの、三十六歌仙の額は土佐光起の筆によるものです。





順路は開山の金地院崇伝を祀る開山堂にでます。
内部には崇伝の木造が安置されています。





やがて順路は方丈庭園へ。寛永7年(1630 )小堀遠州による作庭で遠州が作庭した"証拠(崇伝と遠州の手紙のやり取り)"が残る唯一の庭園で国の特別名勝(庭園の国宝)に指定されています。







右に鶴島、左に亀島を配置し、その中ほどには大きな"遥拝石"が据えられています。
その奥には東照宮があり、庭園全体が徳川家の繁栄と長久を願う庭園になっています。





次に同じく南禅寺塔頭の天授庵へ向かいます。



滋賀県竹生島 都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)

2020年06月18日 00時01分00秒 | 日記
 竹生島宝厳寺唐門、観音堂、舟廊下と続いた先に都久夫須磨神社(竹生神社)が鎮座されています。








本殿は国宝で秀吉公が関白職にある時に帝の行幸を仰ぐ為に伏見城内に建てた「日暮御殿」を後に神殿として寄進した建物です。





内部は狩野永徳・光信筆の天井画、襖絵をはじめ、柱や長押には豪華な高台寺蒔絵が施されています。
外陣からのお祀りだけですので内陣の様子は伺い知ることが出来ないのが残念です。







竜神拝所です。
ここからの"かわらけ投げ"が名物です。
二枚一組のかわらけに、一枚目には自分の名前を、二枚目には願い事を書いて宮崎鳥居に向かって投げます。鳥居の間を通過すれば願いが成就すると言われています。





上陸時間の85分を堪能しました。
通常期には1日5便が運航されていますが、コロナの影響で1日2便体制で運航されていて、この13時25分発がこの日の最終便です。



帰りも2階デッキで湖上の爽やかな風を受けながら短い船旅を楽しみました。

長浜港に上陸後、国宝の仏さまをお詣りに"あるお寺"へと向かいます。