南禅寺塔頭金地院は元は北山にあった禅寺を金地院崇伝が南禅寺境内に移転し塔頭としたお寺です。





















受付を済ませ順路を進むと"明智門"があります。
唐破風の立派な門です。


弁財天をお祀りする弁財いけには、これから見頃を迎える半夏生の葉の一部が白くなっています。
また、睡蓮も咲き始めています。


徳川家康を祀る東照宮への参道には紫陽花が、、、


参道の奥には東照宮拝殿、石の間、本殿があります。


拝殿内部の天井裏は狩野探幽の筆によるもの、三十六歌仙の額は土佐光起の筆によるものです。


順路は開山の金地院崇伝を祀る開山堂にでます。
内部には崇伝の木造が安置されています。


やがて順路は方丈庭園へ。寛永7年(1630 )小堀遠州による作庭で遠州が作庭した"証拠(崇伝と遠州の手紙のやり取り)"が残る唯一の庭園で国の特別名勝(庭園の国宝)に指定されています。



右に鶴島、左に亀島を配置し、その中ほどには大きな"遥拝石"が据えられています。
その奥には東照宮があり、庭園全体が徳川家の繁栄と長久を願う庭園になっています。


次に同じく南禅寺塔頭の天授庵へ向かいます。