京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

京都嵐山 虚空蔵法輪寺

2020年06月27日 08時06分00秒 | 日記
 法輪寺は嵐山の渡月橋を北から南に渡ったところ、山の中腹にある寺院です。



参道の青緑が素晴らしいです。


京都の方なら"十三まいり"で馴染みの深い寺院でもあります。





門を潜りすぐ右側ちはエジソンとヘルツとを顕彰する碑が建っています。

境内には電気・電子・情報の神さま「明星天子」をお祀りした"電電宮"があります。





京都では数え年の13歳になると、子供の幸福や開運を願いお祀りします。
13という数字はご本尊虚空蔵菩薩が13番目に生まれた智福を司る菩薩に由来します。



真言密教では「大日如来」が宇宙そのものを示すように、「虚空」も宇宙を意味します。ですから自然界の森羅万象そのものを意味します。

虚空蔵菩薩に知恵を授けて貰った13歳の子供は渡月橋を渡り切るまで後ろを振り返ってはいけないことになっています。
恐らくは迷信のひとつでしょうが、折角授かった知恵が逃げてしまう。と言われています。

もうひとつの名物、名所に大きな舞台があります。







標高は高くはないのですが、京都の西側がよく見渡せます。



渡月橋の北側からもよく見える多宝塔です。





駒札のように、毎年12月8日には針供養が行われます。





保津川下りの舟は最近に開館した福田美術館手前の船着場でお客様を降し、船頭さんが小橋の方まで竿を操作しこちらまで運ばれます。
写真のようにクレーンで吊り上げられ4艘1組でトラックに積まれ、始発点の亀岡まで陸送されます。