湖南三山を訪問後に石山寺に来ました。まだ陽もあり明るかったので昼夜共通券を購入、別々で買うより200円安いです。
石山寺の歴史は古く奈良時代に活躍した高僧良弁僧正を開基として開かれたお寺です。
また、西国三十三ヶ所観音巡礼の札所にもなっており、四季を問わず年中参拝者で賑わっています。
寺名の由来ともなった珪灰石(けいかいせき)とその岩盤の上に建つ多宝塔(国宝)ともみじの景観は圧巻です。
境内には1000本ものもみじがあり、そのほとんどは葉が小振りな"いろはもみじ"です。
昼間の拝観を終えて、17 時半からの夜のライトアップを待ちます。
昼間とは全く違った顔を見せてくれます。
ライトを当てられたもみじはこれから始まる長い冬を迎える前、精一杯にその美しさを主張しているかのようです。
一日に昼間と夜間を拝観すると、伽藍のひとつひとつ、木々の一本一本、石のひとつひとつの表情の違いに驚かされます。
"昼間行ったから夜はもういいや!"ではなく両方とも行って見て下さい。
きっとその表情の違いに驚かされ、感動を覚えると思います。
この日は関西放送の「報道ランナー」の生放送があり、お天気担当の片平さんが何度もリハーサルを繰り返し本場に備えておられました。
"来年も、美しい紅葉🍁が見れますように、、、"と心の中で祈りながら石山寺を後にし、梅小路公園へと向かいました。