京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

梅小路公園「朱雀の庭」紅葉まつり

2019年11月25日 10時20分00秒 | 日記
 11月22日 湖南三山、石山寺夜間拝観の後、梅小路公園「朱雀の庭」のライトアップに来ました。マイカーだと機動性がいいのが利点ですね!





梅小路公園は平安遷都1200年の記念事業で作られ、今年の春にはJR嵯峨野線の新駅梅小路京都西駅が開業しています。
公園内にはJR西日本が運営する京都鉄道博物館や京都水族館があり人気のスポットになりつつある地域です。










公園内にある日本庭園「朱雀の庭」は、吉田昌弘先生が設計された近代日本庭園のエッセンスが詰まった素晴らしい庭園です。
吉田先生とは6年前に京都市緑化協会主催の庭園講座の講師を務められ、庭園について教えて頂いた恩師でもあります。
その後も度々"京の庭めぐり"でお世話になっています。

朱雀の庭は山縣有朋と七代目小川治兵衛(植治)とが築いた近代日本庭園の礎"無鄰菴庭園"を彷彿させる庭園です。(私見ですが、、、)
築山、遣水、滝、四阿、池、沢飛び石、八つ橋、、、、、
解放的で変化に富む庭園には心癒されるものがあります。

平安時代に臣籍降下した橘俊綱が編纂したとされる"作庭記"にはこれらの事が記載されており、日本庭園の基礎が平安時代に既に確立していた事に驚くと共に日本人の美意識が平安時代から変わっていない事にも誇りを感じます。
しかし、橘俊綱はまた、この様にも記述しています。「人のたてる石は生得の山水にまさるべからず」。つまり自然の美に勝るものはない、、、自然の美を讃美しています。










池に映る紅葉🍁が美しいです。