京都建仁寺では毎年この時期に書道家の金澤翔子さんの個展をされています。
今年の日程は11月3日から10日までで9日に伺いました。
建仁寺を拝観する場合、庫裏で受付を済ますと国宝「風神雷神図屏風」の高精度デジタル複写が眼に飛び込んできます。その横には、彼女の"風神雷神"の書が置かれています。(この日は無かったです。)

テレビのドキュメンタリー番組で何度か放映されているのでご存知の方も多いと思いますが彼女はダウン症と言うハンディーを持っています。
しかし、彼女の書には素晴らしいものがあります。




どう感じられますか?
無論、僕は字が下手で、全くの素人で、彼女の書を批評する資格などないのはよく自覚しています。
ですが、彼女の書からは"力"が放たれているように感じるのです。
「仏心」の書を見ていると仏を信じ、もっともっと精進しなければ、、、と僕の心に訴えてくるのです。
以前に展示されていた「拈華微笑(ねんげみしょう)」の書は彼女が建仁寺法堂(はっとう)で揮毫した書です。建仁寺の御朱印は"拈華堂"で法堂の別名です。
彼女の才能を見出し二人三脚で歩んでこられた彼女のお母様の教える力、忍耐力を思うと頭が下がる思いです。

そんな彼女も3年前からひとり暮らしをされています。
お母様は「どうせすぐに帰ってくる、、、」と思われていたようですが、待てど暮らせど帰ってくる気配はなく、ひとり暮らしを謳歌しているそうです。
今は仕事でしか彼女に会わないそうです。


これからも彼女と関わっていけたらと思っています。
こちらからは最近の建仁寺です。


今年の日程は11月3日から10日までで9日に伺いました。
建仁寺を拝観する場合、庫裏で受付を済ますと国宝「風神雷神図屏風」の高精度デジタル複写が眼に飛び込んできます。その横には、彼女の"風神雷神"の書が置かれています。(この日は無かったです。)

テレビのドキュメンタリー番組で何度か放映されているのでご存知の方も多いと思いますが彼女はダウン症と言うハンディーを持っています。
しかし、彼女の書には素晴らしいものがあります。




どう感じられますか?
無論、僕は字が下手で、全くの素人で、彼女の書を批評する資格などないのはよく自覚しています。
ですが、彼女の書からは"力"が放たれているように感じるのです。
「仏心」の書を見ていると仏を信じ、もっともっと精進しなければ、、、と僕の心に訴えてくるのです。
以前に展示されていた「拈華微笑(ねんげみしょう)」の書は彼女が建仁寺法堂(はっとう)で揮毫した書です。建仁寺の御朱印は"拈華堂"で法堂の別名です。
彼女の才能を見出し二人三脚で歩んでこられた彼女のお母様の教える力、忍耐力を思うと頭が下がる思いです。

そんな彼女も3年前からひとり暮らしをされています。
お母様は「どうせすぐに帰ってくる、、、」と思われていたようですが、待てど暮らせど帰ってくる気配はなく、ひとり暮らしを謳歌しているそうです。
今は仕事でしか彼女に会わないそうです。


これからも彼女と関わっていけたらと思っています。
こちらからは最近の建仁寺です。

