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京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

葵祭 京都御苑観覧席

2019年05月18日 22時32分58秒 | 日記
さて、今日5月15日は京都三大祭のひとつ 葵祭です。今日はゆっくりと平安時代の雅を感じたいと思い、財団の招待券を頂いていて観覧席で鑑賞しました。





行列が始まるのは10時30分ですが9時に到着するように自宅を出て、狙いどおり最前列をキープしました。



ご覧のように建礼門のすぐ前です。

建礼門の西側には藤の花で飾られた牛車が、出番を待っていました。

10時30分に葵祭 路頭の儀(行列)が始まりました。

①本列

検非違使志(けびいしのさかん)


看督長(かどのおさ)


牛車(ぎっしゃ)


舞人(まいびと)


近衛使代(このえつかいだい) 勅使


風流傘(ふりゅうがさ)




②斎王代列

命婦(みょうぶ)




斎王代(さいおうだい)






騎女(むなのりおんな)


采女(うねめ)


蔵人所陪従(くらうどどころべいじゅう)


斎王代列の牛車




この路頭の儀は、総勢511名、馬36頭、牛4頭、牛車2基に構成で出発し京都御苑の観覧席を通過するのに40分強を要します。
平安朝の華やかな装束、藤の花で飾られた牛車、また、牛車の車輪の軋む音、まさに平安時代を彷彿させる華やかさです。

会場には行列の解説も流れていて、頂いたガイドブックを見ながら楽しみました。

京都にはこのような伝統的な祭りや祭事、儀式がたくさん残り伝わっているために、装束をはじめ、多くの伝統産業が今も継承されている現実があります。
今後とも、祭のため、京都のため、日本のために是非とも継承し、守り伝えていって欲しいものです。