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水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

水生生物雑記帳:プランクトン:サルパの一種

2014-12-16 15:23:19 | 水生生物雑記帳








 写真を見てもよくわからないだろうが、
こんな形になっている。これが正常かどうかはわからない。


 原索動物


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水生生物雑記帳:プランクトン:ウキヅノガイ

2014-12-15 19:11:14 | 水生生物雑記帳


 泳いでいる姿(生体)




 殻(から)


 軟体動物門
 殻長3cm
 世界の温熱帯域。
 男鹿では、岸辺一面にこの貝が現れたのを一度見たことがある。
季節によっては、プランクトンネットに数個体入る。

 貝の一種で、その殻は「角(つの)」というよりも「ガラスの吹き矢」である。
 先端が鋭く、肌に少し押しつけただけで突き刺ささる。
横からの力にはすぐに砕けるが、縦方向にはかなりの強度をもっている。

 大量に出現したときその中に入れば、目やのどに刺ささり
大変な事態になるに違いない。
 殻から花びらのような翼足を出し、効率的とはいえない、
なんとなく蝶に似た泳ぎ方をする。

 殻は透明で見つけにくいので、「小さな刺すクラゲ」と
思ってしまうこともあるようだ。

 翼足目(りょくそくもく)の仲間には、クリオネ(ハダカカメガイ)がいる。
その上の分類単位の後鰓亜綱(こうさいあこう)になるとウミウシ類も含まれる。

 なお、「後鰓」とは鰓が心臓よりも後に位置するという意味である。


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水生生物雑記帳:プランクトン:モモイロサルパ

2014-12-14 17:02:22 | 水生生物雑記帳



 原索動物(げんさくどうぶつ)
 長さ7cm
 世界の温帯

 ホヤの仲間だが、その形や動きから腔腸動物のクラゲとみられがちである。
両端に口と肛門があり、口から飲み込んだ水に含まれている微細なものを
粘液でこしとって餌とし、水は肛門から排出する。

 単独形の有性世代と、いくつかつながった群体の形をとる無性世代とがある。
 有性世代のサルパは雌雄同体で、体に雄と雌の器官をもちっているが、
それぞれが成熟する時期がずれているため、自家受精は起こらず、
他の個体との間で受精する。


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水生生物雑記帳:プランクトン:カメガイの一種

2014-12-14 16:58:07 | 水生生物雑記帳



 軟体動物
 1cm

 上方横に突き出た2枚の「翼」で泳ぐ。貝の仲間で、貝殼をもっている。
 同じ翼足類で、成体になると殻がなくなるハダカカメガイ(クリオネ)は、
男鹿で採集されたことはないようだ。



ハダカカメガイ(クリオネ)


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水生生物雑記帳:プランクトン:ヤムシの一種

2014-12-13 16:46:58 | 水生生物雑記帳



 毛顎動物(もうがくどうぶつ)
 3cmくらいだった。

 体の透明度が大きく、うまく撮れなかったので、
かなり画像処理をして形がわかるようにしている。
 ただ「頭」の部分は「毛顎」が分かるようには撮影していなかった。
 写真では下が「頭」。


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