日本郵船グループの日本海洋科学はこのほど、振動試験場(横浜市磯子区)で、振動試験設備を使ったデモ加振見学会を開催した。同設備はもともと、コンテナ船などの海上輸送の際の振動を再現し、荷物や機器などの影響を測定していたが、精密機器などの加振試験(振動試験)や、地震などの振動を再現することで耐震性を測定できることから、広くPRすることにした。過去には燃料電池や水素ステーション設備などの加振試験を行った実績があり、今後、SSなどで様々な次世代燃料の供給が見込まれる中で、関連機器の加振試験への利用も期待されている。
振動台は、油圧制御により上下、左右、前後、船の動きを再現、最大斜度は20度だが、アタッチメントを使えばさらに過酷な条件での試験も可能。長時間加振(数時間)、連続加振(これまで最大で123回/日)や液体を使った試験もできる(可燃物の場合は不燃物など別の液体に置き換える必要がある)。
また、振動台は地震など様々な振動を再現でき、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災などの過去の地震波や、首都高速道路で橋梁上などを通過するトレーラーの振動、米国の大陸横断鉄道の二段積みコンテナ内の振動、自動車運搬船内の動揺などが再現できる。
なお、第2回目デモ加振見学会が2023年8月9日に開催される。申し込みは同社ホームページまで。
石油通信社
振動台は、油圧制御により上下、左右、前後、船の動きを再現、最大斜度は20度だが、アタッチメントを使えばさらに過酷な条件での試験も可能。長時間加振(数時間)、連続加振(これまで最大で123回/日)や液体を使った試験もできる(可燃物の場合は不燃物など別の液体に置き換える必要がある)。
また、振動台は地震など様々な振動を再現でき、阪神淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災などの過去の地震波や、首都高速道路で橋梁上などを通過するトレーラーの振動、米国の大陸横断鉄道の二段積みコンテナ内の振動、自動車運搬船内の動揺などが再現できる。
なお、第2回目デモ加振見学会が2023年8月9日に開催される。申し込みは同社ホームページまで。
石油通信社