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ガソリンは95%、コロナ禍で出足低調 11月上旬の販売動向、灯油は好調126%

2020-11-17 07:47:05 | 日記
本紙推計による石油元売各社の11月上旬(10日現在)の販売動向によると、ガソリンは前年同期比95.3%で推移している。これをオールジャパンのガソリン販売量として推計すると、123万8千klとなる。
11月の燃料油販売は、昨年10月の消費増税後の需要の落ち込みの影響により、伸び率が一定程度押し上げられる傾向にあるが、それでも11月上旬はかなり低調な出足となった。上旬時点の伸び率は大きくぶれる傾向にあるが、新型コロナウイルスの感染者が拡大傾向にあることで、ガソリン需要が下振れした可能性がある。昨年は文化の日を含め3連休だったが、今年は飛び石連休だったことで、マイカー需要が伸び悩んだ可能性もある。稼働日は今年が6日、昨年が5日だった。
灯油は、前年同期比126.0%と前年を上回っている。推定販売量は55万klとみられる。
11月上旬の灯油販売も前年の反動で伸び率が上振れするが、今シーズンは冬の到来が早く、実需も伸びている。

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