日本LPガス協会は29日、LPガス産業の2025年ビジョンを発表した。岩井清祐会長は「日協の中長期展望の見直し作業を進め、LPガス産業の2025年ビジョンを策定した。今夏のエネルギー基本計画の改定をふまえ、IMO規制によるLPガス燃料船への期待、過疎化や人手不足対策としての事業効率化・省力化の推進などが新たに盛り込んだ。近年、電力・都市ガス小売完全自由化やLPガス民間備蓄の引き下げ、取引適正化・料金透明化に向けた対応などLPガス業界を取り巻く環境は変化している。我々はこうした変化を見据えながら、行政側からの期待と消費者のニーズにしっかりと対応していきたい」と意気込みを語り、さまざまな取組みを進めながら、2025年の総需要量として1500万t(取組みが十分に機能した場合)~1600万t(さらに新規需要が実現した場合)と足下の需要量(電力用除き1400トン強)の上積みを目指すことにしている。
石油通信社
石油通信社
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます