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ガソリンは「需要並み」に落ち着く 3月販売動向、灯油は好調42%増

2024-04-08 07:06:04 | 日記
本紙推計による石油元売各社の3月の販売動向によると、ガソリンは前年比ほぼ前年並みとなった。
3月のガソリン販売は、目まぐるしく変動する天候と気温の影響を受ける傾向にあった。昨年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行して初めての春の行楽シーズンを迎えたことになるが、天候にはあまり恵まれず、唯一の祝祭日だった3月20日の春分の日も週中の水曜日に設定され、さらに強い寒気と大荒れの天気でマイカー需要は鈍っていた。
一方で強い冷え込みも下旬には収まり、遅れていた桜の開花も3月23日の高知市を皮切りに全国に広がり、ようやく春の行楽シーズンが本格化した。
ガソリン販売は2年前の2022年比では95%となる。ハイブリッド車の普及など構造的な需要減退ペース(年▲2~3%)をふまえると、足下のガソリン販売は「需要並み」ということになる。
灯油は、前年比で大幅に増加。気温の低い日が多く、月末まで好調さを持続した。

石油通信社

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