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MKタクシーなど参画、最短5分で作業完了 ENEOS、EVバッテリー全自動交換実証

2024-04-01 07:25:08 | 日記
ENEOSホールディングスは28日、京都市内で同社出資先の北米スタートアップ企業 Ample Inc.とEV(電気自動車)向けバッテリー全自動交換ステーションの実証実験を開始すると発表した。こうした取り組みは日本初だという。
実証実験には、MKタクシーを展開するエムケイホールディングスを筆頭に京都府、京都市、三井住友銀行、NTTアノードエナジー、日本生命保険、オムロンフィールドエンジニアリングなどが参画。タクシー車両や公用車・社用車のEVバッテリー交換を通じて、課題の抽出や運営ノウハウなどを蓄積する。
なお、同日に現地で開所式が執り行われ、ENEOSHDの藤山優一郎常務執行役員は、「EVの普及が鈍っている理由のひとつに利便性が挙げられる。充電時間が長ければ、稼働が落ちる一方で急速充電はバッテリーを傷め、熱を持つため環境にも影響がある。このシステムは、EVの寿命の延長と稼働率低下の問題を一度に解消する切り札になり得る」と挨拶。エムケイホールディングスの青木信明社長は、「我々はタクシー車両2000台のうち、2025年に30%をEV化、2030年までに全車EV化を目指している。このシステムは神のような存在だ。是非、実用化まで進んでほしい」と述べた。

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