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ガソリン前年比17.1%増も、実勢値は低迷続く 2月高速SS燃料油販売、小売価格高止まりで

2023-04-12 07:13:06 | 日記
高速道路会社3社(NEXCO東日本・中日本・西日本)が運営する高速道路サービスエリア/パーキングエリアにあるサービスステーション220ヵ所(前年同月220ヵ所)の2023年2月のガソリン販売量は、前年同月比17%増で推移している。
このうちハイオクは6%増、レギュラー19%増とそれぞれ大幅に増加している。
2月のガソリン販売も引き続きコロナ禍で行動制限のない状況が続いており、マイカー需要が拡大したが、コロナ禍初期の20年比、コロナ前の19年比を大幅に下回っている。ガソリンの実質的な減販の要因としては、小売価格の影響が考えられる。政府は昨年1月に燃料油価格激変緩和対策事業を発動し、元売などに補助金を支給することでそれ以上の小売価格上昇を抑えていたが、高止まりの状況が続いていた。

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