緊急事態宣言、天候不順でガソリン購入▲６％ ８月家計調査、東京・沖縄は前年の反動で回復

総務省がまとめた、8月の家計調査によると、全国（2人以上の世帯）の1世帯当たりのガソリン購入量は、36.19リットルで前年同月比5.7％減となっている。
8月も前年、今年ともに新型コロナウイルス感染拡大の影響を受ける。
家計調査のデータをもとに本紙で推計した8月の地域別・世帯当たりガソリン購入量をみると、東京23区内と沖縄を除き大幅に減少している。増加しているのは前年の反動による影響が大きく、東京は昨年のこの時期に唯一のGoToトラベルの対象外となり人流が抑制され、沖縄は当時、感染者数の拡大で県独自の緊急事態宣言が発令されていた。

石油通信社