資源エネルギー庁はこのほど、合成燃料研究会を開催し、2050年カーボンニュートラルに向けて必要不可欠な合成燃料について中間とりまとめを行い、合成燃料で扱う水素は再生可能エネルギー由来のCO2フリー水素(グリーン水素)が基本であること、電動化のハードルが高い商用車(大型トラックなど)は合成燃料を追求すべきであることや、航空機や船舶にも潜在的な需要があることが盛り込まれたほか、コスト低減と製造技術の確立を目指し今後10年間で技術開発や実証を集中的に行い、2040年までに公的支援なしでの商用化を目指すことが示された。
また、今回のとりまとめでは、合成燃料のコストが初めて示され、水素価格に大きく依存することから、現在の製造技術で1リットル当たり約300円(合成燃料を海外で製造するケース)、約350円(海外の水素を国内に移送し合成燃料を製造するケース)、約700円(国内で水素を製造し合成燃料を製造するケース)の3つの試算が示された。
石油通信社
また、今回のとりまとめでは、合成燃料のコストが初めて示され、水素価格に大きく依存することから、現在の製造技術で1リットル当たり約300円(合成燃料を海外で製造するケース)、約350円(海外の水素を国内に移送し合成燃料を製造するケース)、約700円(国内で水素を製造し合成燃料を製造するケース)の3つの試算が示された。
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