サウジアラムコは6日、石油元売各社に10月積のDD原油プライスフォーミュラを通知した。調整金は、スーパーライト+4.15ドル(前月比+1.10ドル)、エクストラライト+2.90ドル(+1.20ドル)、ライト+2.30ドル(+0.60ドル)、ミディアム+1.65ドル(+0.40ドル)、ヘビー+0.35ドル(▲0.30ドル)で重質原油を除き引き上げられた。調整金が全てプラスになのは、米国の制裁再発動でイラン原油の市場への流通が抑えられた今年6月から4ヵ月連続となる。
石油元売各社とサウジとのターム契約は、ドバイ原油とオマーン原油の月間平均価格を指標にこの調整金を加減して決まる。業界筋によると、この要因については、製品別のスプレッドとIMO規制によるHSC重油の需要が影響しているとみられている。
石油通信社
石油元売各社とサウジとのターム契約は、ドバイ原油とオマーン原油の月間平均価格を指標にこの調整金を加減して決まる。業界筋によると、この要因については、製品別のスプレッドとIMO規制によるHSC重油の需要が影響しているとみられている。
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