12月17日(土)、恩師である横浜国立大学名誉教授の田崎清忠先生の講演を聴講するため、早稲田大学に行ってきました。

田崎先生は、秋の叙勲で書いたように、2010年に瑞宝中綬章を受章されました。
その他にも以下のようにこのブログでも何度かお名前をあげさせてもらったことがあります。
ホノルル市長杯第41回全日本青少年英語弁論大会の中止
読書案内:田崎清忠『英会話のすすめ-上・下(講談社現代新書)』(講談社, 1965)
ジョン・スタインベックのノーベル文学賞受賞演説映像
田崎先生には、横浜国立大学・大学院時代に英語教育関係の授業を教えていただきました。
今回の、ご講演は大学英語教育学会(JACET=The Japan Association of College English Teachers)の関東支部月例研究会でのもので、タイトルは「英語会話と私」(“The Panic Buttons I Had to Keep Pushing as a Teacher of ‘English Conversation’”)というものでした。
田崎先生は、僕より少し上の年代の方や英語教育に関わる方ならご存知だと思いますが、NHKテレビ英語会話の講師を1961年から16年間務められました。
この時代は、NHK教育テレビが始まって間もない頃でもあり、テレビによる英会話番組の創生期でもありました。
今回のご講演では当時の苦労話も交えてお話をいただきました。
番組制作にまつわる話は、田崎先生のオフィシャルウェブサイト(↓)でも読むことができます。
田崎先生のオフィシャルウェブサイト
1965年生まれの僕は若すぎて、残念ながら田崎先生の番組をテレビで見たことはありません。
以前から、是非、当時の番組映像を見たいものだと思っていましたが、今回、その望みが叶い、田崎先生がタクシー運転手になったり、寿司職人になったりして英語を使って視聴者に示している当時の貴重な映像を見せていただき、感激いたしました。
また、番組内で若き黒柳徹子さんと共演されているお宝映像も見せていただきました。
(余談ですが、黒柳徹子さん、かわいくてきれいでした。いつか『徹子の部屋』に田崎先生がゲストとして出演され、当時のエピソードなども語り合うなどという企画が持ち上がってくればいいのになあと思いました。)
今回の上京の新幹線の車中で先生の数あるご著書の一つ『新・英語会話―アメリカの生活とことば―』(日本放送出版協会, 1980)を再読させていただきました。

この本には、番組ご担当時のアメリカでの取材のことなどが書かれていて、聴講前に読ませていただくにはこの書が最もふさわしいと思ったからです。
僕が学生時代にこの本を読ませてもらった際に、最も印象に残ったシャロンさんとのデートのくだり、今回も20数年ぶりに読んだわけですが、印象的でした。
(もしご興味がある方は是非この書をお読みください。)
そして、今回のご講演中、シャロンさんが出演されているシーンも見せていただき、嬉しく思いました。
ちなみに、同書の著者プロフィールには、先生が「ひまなときにすること…富士山を見に行くこと」と書かれていますが、この日はそんな先生の講演会を聞かせていただくのにふさわしく新幹線から富士山がきれいに見えました。

ご講演後、短いながらも田崎先生に直接ご挨拶を申し上げる機会にも恵まれ、遠く岡山県から行った甲斐がありました。
NHKに出演されていた田崎先生とは全くスケールが違いますが、僕も地元のケーブルテレビの英語番組に関わっています。
その意味でもとても参考になるご講演でした。

田崎先生は、秋の叙勲で書いたように、2010年に瑞宝中綬章を受章されました。
その他にも以下のようにこのブログでも何度かお名前をあげさせてもらったことがあります。
ホノルル市長杯第41回全日本青少年英語弁論大会の中止
読書案内:田崎清忠『英会話のすすめ-上・下(講談社現代新書)』(講談社, 1965)
ジョン・スタインベックのノーベル文学賞受賞演説映像
田崎先生には、横浜国立大学・大学院時代に英語教育関係の授業を教えていただきました。
今回の、ご講演は大学英語教育学会(JACET=The Japan Association of College English Teachers)の関東支部月例研究会でのもので、タイトルは「英語会話と私」(“The Panic Buttons I Had to Keep Pushing as a Teacher of ‘English Conversation’”)というものでした。
田崎先生は、僕より少し上の年代の方や英語教育に関わる方ならご存知だと思いますが、NHKテレビ英語会話の講師を1961年から16年間務められました。
この時代は、NHK教育テレビが始まって間もない頃でもあり、テレビによる英会話番組の創生期でもありました。
今回のご講演では当時の苦労話も交えてお話をいただきました。
番組制作にまつわる話は、田崎先生のオフィシャルウェブサイト(↓)でも読むことができます。
田崎先生のオフィシャルウェブサイト
1965年生まれの僕は若すぎて、残念ながら田崎先生の番組をテレビで見たことはありません。
以前から、是非、当時の番組映像を見たいものだと思っていましたが、今回、その望みが叶い、田崎先生がタクシー運転手になったり、寿司職人になったりして英語を使って視聴者に示している当時の貴重な映像を見せていただき、感激いたしました。
また、番組内で若き黒柳徹子さんと共演されているお宝映像も見せていただきました。
(余談ですが、黒柳徹子さん、かわいくてきれいでした。いつか『徹子の部屋』に田崎先生がゲストとして出演され、当時のエピソードなども語り合うなどという企画が持ち上がってくればいいのになあと思いました。)
今回の上京の新幹線の車中で先生の数あるご著書の一つ『新・英語会話―アメリカの生活とことば―』(日本放送出版協会, 1980)を再読させていただきました。

この本には、番組ご担当時のアメリカでの取材のことなどが書かれていて、聴講前に読ませていただくにはこの書が最もふさわしいと思ったからです。
僕が学生時代にこの本を読ませてもらった際に、最も印象に残ったシャロンさんとのデートのくだり、今回も20数年ぶりに読んだわけですが、印象的でした。
(もしご興味がある方は是非この書をお読みください。)
そして、今回のご講演中、シャロンさんが出演されているシーンも見せていただき、嬉しく思いました。
ちなみに、同書の著者プロフィールには、先生が「ひまなときにすること…富士山を見に行くこと」と書かれていますが、この日はそんな先生の講演会を聞かせていただくのにふさわしく新幹線から富士山がきれいに見えました。

ご講演後、短いながらも田崎先生に直接ご挨拶を申し上げる機会にも恵まれ、遠く岡山県から行った甲斐がありました。
NHKに出演されていた田崎先生とは全くスケールが違いますが、僕も地元のケーブルテレビの英語番組に関わっています。
その意味でもとても参考になるご講演でした。