
こんなにおいしい松前漬けは生涯二度目です(笑)

聞くところに寄るとお嬢様一家のご招待で、お婿さんは夏休みの休暇を今に後回しをしてのご同行だったそうです。
親孝行な子供さんがいっらしゃる事に驚き、素晴らしい思い出作りをされたご夫妻のお幸せを賛辞しました。
「奥さん、Jさんには色々美味しい所を教えて貰っています。家内共々一緒にお食事に行きましょう」と言って頂きましたが、美味しいお好み焼き屋さんを知っているくらいで、このお話しは実に悲しいです(笑)
食にまつわる思い出がありそうでなさそうで(笑)
めい想をしながら思い出を手繰り寄せたところ・・・
昔に一度、お取り寄せをされた「松前漬け」を知己から頂いた事があり、こんな美味しい物を皆さんは召し上がっているのかと驚愕した事があります
その後スーパーで同名の物を買いましたが、似て非なるものでした。
色々違いがあるのですね。
今日の頂き物はあの美味しかった物と同じでした。
私はたった三度ですが北海道に渡った事があります。
結婚直前の「三姉妹のお別れ旅行」「新婚旅行」「結婚二十周年旅行」
Jはその後、仕事が北海道に当たり、食の思い出もたくさんあるようです。
私は新婚旅行で千歳から札幌に入り、デパートで食べた「蕎麦」が美味しかったの思い出しました(笑)
そして・・・(笑)思い出はついに究極のものに行き着きました。
北海道に発つ前は大阪泊。友人に見送られて電車に乗ったその先で、私はJに、大阪の地下街で立ち食いの串カツ屋に連れて行かれました。
こう見えても、「女は立ってものを食べてはいけません」と母に薫陶を受けた団塊派です(笑)
Jを気に入り嫁に出した娘を、初日も初日(笑)婿が立ってものを食べさせるとははなはだ眩暈を起こす所業だったと思われます(笑)
この得も言われぬ美味しいものが「人生の思い出ごはん」になった事を、今だ知らない亡母に、告げるべきか告げざるべきか(笑)
ちょっと思案に苦しむところです。

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