バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

娘よ

2010年06月28日 | 記事日記

 私の好きな絵に竹久夢二の「立田姫」があります。

この絵は見るからに美しく、怪しく、怪奇です。

だって 首が180度回転しているのですもの。

                   

後ろ姿はいいですね。

そしてとてもコワイです。

だって 背中は語ると言いますもの。

 

私は絵が好きですが、歌もとても好きなのです。

今度生まれて来たら、夫をマネジャーに

演歌歌手になって、全国つつ浦々を 歌って回りたいと思っています。(笑)

 

実はコマーシャルソングも好きなのです。

名曲がありますね。

某社のシャンプーのCMソングなんて私の中では№1です。

思い出していただけますか?

 

 さて

立田姫はどうしてふりむいたのでしょう。

 あなたはどうぞ ふりむかないで

                   

ランキングに参加しています

およろしければクリックを♪ 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お名刺がわりに

2010年06月26日 | 記事日記

                              

 ブログ村に入村して三ヶ月ほどになるでしょうか。

すごい皆さんがいらしゃることに驚いて、

勉強したり、感じさせて頂いて、今日まで来ました。

ブログ教室で共にに学んだ皆様とは、今も画面を通して交流がありますが、

新しいお友達も出来ました。

初めて村人としてコメントを下さった しょこらろーずさん。

初めて私がコメントを入れた 夢路さん。

絵から優しさが滲み出る はっちゃんさん。

絵の仕掛け人 だいこんママさん。

頑張り屋の 伽羅さん。

そしていまだに鎮痛剤が欲しい 荒野人さん。

バナーを嫌がる 青年爺ジ。

これらの人に 私がまだ誰かを伝えていない。

これらの素敵な人に 私が誰だと伝えたい。

今日は お名刺がわりに

私が自室に掛かる絵の人に、<似ている> と信用できない連れが言います。

 

皆さんから、

また 名乗らなくても 多くの方の記事の中から、

楽しい日々を頂いています。

「掃除をしろ!」と連れに叱られますが、

まぁいいじゃありませんか。

今日は生憎の雨ですから・・・

 

ランキングに参加しています

およろしければクリックを♪

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

妻と夫

2010年06月22日 | 記事日記

 「あなたぁ~ しょこらろーずさんが(ろーずさんは私のブロ友です)野菜の収穫、載せていらっしゃるわよぉ~」

<私は畑にいた夫に声を掛けます>

「なに!」

「ろーずさんは偉いのよ。肥料も手作りで、竹パウダーを使っていらっしゃるのよ。とっても甘いと書いておられるわ」

「・・・エライなぁ」

「あなたも見て頂く?」

<夫の顔がほころびます>

「ここに乗せてくださいな。そこのきゅうりステキじゃない。ナスもイカスわ」

「うん。いいよな。僕も今日 食べてやろうと思ってたんだ」

「ハイハイそうよね」

「お嬢ちゃん、Pマンはどうだろう?シシトウもいいんだけど」

<結局みんな載せたいんだぁ>

             

             

こんな具合で我が家も夏野菜の収穫です。

私たち二人はそれぞれのテリトリーがあって、実はちょっとしたライバルでもあるのです。

裏は野菜コーナーで、夫はここには絶対に花を植えさせません。フェンスに薔薇を巻き付けて小さな薔薇の館にしたかったのですが、許してもらえません。

“バラの住人”は叶わない私の憧れでもあるのです。

              

              

私の領域の和風の庭で、いつかは薔薇とほくそえんでいます。<こわ~っ!>

             

花と野菜はコラボして、今もいっぱい抱えている問題を、乗り越えていく覚悟です。

今日の収穫で なにかこしらえて、頑張る夫を酔わせてあげましょう。

こけてなんぼの人生だから、酔ってあなたは夢の中。

 

ランキングに参加しています

およろしければクリックを♪

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月夜の晩に

2010年06月20日 | 記事日記

 W杯 オランダ戦を30分後に控えた午後八時、

少し庭でも、と外に出た私は、ちょうど半げつの美しい月を見ました。

この梅雨の季節に珍しいと思い、愛機のデジカメを取りに戻りました。

これが一眼レフだと美しい写真が撮れるのでしょうが、私のカメラにはその力もなく、撮影者も夜景を撮ったことがありません。

散々の出来映えですが、月は少しぼんやりながらも美しかった。

今夜はどんな試合なのだろう・・・

ほかにも心配ごとを抱えながら、わたくしはしばらく月を見ていました。

 

<半分でいいのよ。今は半分で・・・>

ほんとうに右半分の月でした。

半分の月を見て 私は嬉しかった。

 いつかは満つると 月の予言・・・

 

急いで部屋に入ったわたくしは 自分の余白をそっと抱いて、

猛者の輝きを確かめるべく、悠然とテレビの前に座りました。

 

月夜の晩に 君もどこかで 月の予言を聞いただろうか。

 

ランキングに参加しています

およろしければクリックを♪

コメント (18)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

一歩遅れて・・・

2010年06月14日 | 記事日記

            

 家にパソコンに詳しい人間がいなくて、つまずいたらお手上げで、

いつまで続くか知れないブログの記念に、掲載した写真をプリントして綴っていくことをしながら今日まで来ました。

知識がない者の悲しい作業です。

{ナンバー・日付け・タイトル・ジャンル・VIXでリサイズした写真の数値・画面に表れた写真のセンチ・記事の出だしの文章少し}

これらを文明の利器を前にして、超アナログで記録しています。

丁度この記事で №110 になりました。

簡単に取り出せて、次の写真の大きさの参考になり、重宝はしていますが・・・

私には、どんなことも思い出で、苦労をしたもの、掛けた時間の貴重さを大事に考えてしまう思考癖があります。

若い時に教えて頂いた言葉 「人生はよき思い出をつくることなり」 が影響しているのだと思います。

自分にとって大事なことは、記録に取って、消えいく記憶のサポーターにしている感があります。

いずれ何もかも忘れていくときに、確かに息づいていた私がそこにいることは、それなりに自分の人生への感謝になるのではと。

「アナログでごめんなさい・・・」

全てのことに自信のないわたくしは、過去に謝りながら、少しの未来に言葉を掛けます。

「これでいいですか・・・」 

一歩遅れて 私は今日も。

ランキングに参加しています

およろしければクリックを♪

コメント (24)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

但馬 一滴

2010年06月09日 | 旅 紀行

 兵庫但馬には、外せない立派な食材が二つあります。 カニと肉。

北の港 柴山漁港で水揚げされる松葉ガニは、品質が良く、特に高い値段で取引されています。

私は決して食通ではありませんが、もう一つの雄、但馬の黒毛和牛の柔らかさには、時たま頂いては舌を巻きます。

この二つのルーツを訪ねるべく、アシスタントを連れて但馬に上(のぼ)ったのは、先週の土曜日のことでした。

                        _______________________________________________________________________________

「もうすぐ梅雨に入る。しばらく何処へも行けないから今度は君の行きたい場所を言いなさい。僕はアシスタントでいいからね」

そう言われて私は、口蹄疫で但馬の牛がどうなっているのかとても気になっていたので、「牛に会いたい」と言いました。

<それでは研修旅行ではなく、取材旅行にしよう>と言われ、怪しげなアシスタントを連れて、またまた好天の中、自宅を出たのでした。

               兵庫県美方郡香美町香住区 柴山漁港

      

カニ漁のシーズンを終えた港は、人影もまばらで、捕獲船が何艘も岸壁に横付けされています。イカ釣り舟のような船ではなく、立派な船です。

漁港というのは、比較的こじんまりとした、少しうらぶれた感じのするものですが、ここの港はなぜか、迫ってくるものの漂いを感じました。誰もいないのに・・・

最盛期には高い食材がドンドン揚がり、その様は正にお金を引き上げるような光景なのでしょう。そういう活気が染み付いた港のように思いました。

ある種、海の男の戦場の残り香でしょうか。

アシスタントと私はその夜、隣町の佐津(さつ)温泉の民宿に宿を取り、きっちり二つの食材と対面することになりました。

                         佐津浜

                        

                        

悪びれることもなく王冠を五ヶ並べたアシスタントとは、宿の方にお願いをして、部屋を遠くに離していただきました。

記者は但馬の一滴(優しさ)を胸に抱き、静かな眠りに落ちたのでした。

おたずねしてもいいですか?

アシスタントの仕事ってなんですか?

                       zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

           

翌朝、二日酔いの気(け)の字も見せないアシスタントを伴い、気になっていた牛に会うため、兵庫県立但馬牧場公園を訪ねました。

口蹄疫予防のため、牛舎周りは消毒剤がまかれ、中に入ることも出来ません。

牛は何処かに分散されているのでしょうか、静まりかえっています。

            

            

私は少しも残念に思いませんでした。

はからずも前夜、宮崎牛の種牛5頭が無事であることが報道されたばかりです。

但馬の牛もこのように保護されて、無事に違いない。

今や世界ブランドである但馬牛が恐怖から守られていくかも知れないことに、ほっとしたものを感じました。

                         ___________________________________________________________________________ 

魚であれ、肉であれ、野菜・果物であれ、我々人間のために食材となる命、自然界の恵みに、「いただきます」と手を合わせる心は、人間として絶対に忘れてならない“食”への感謝であると思います。

今回の取材旅行は研修旅行とひと味違う、食の原点に戻る、心がえりの旅であったと思います。

但馬の「風」 ・ 但馬燦燦 ・ 但馬一滴 と続いたささやかな旅行記は、兵庫県民560万分1として厳しい北の地で暮らされる人たちへの賛歌といたします。

 

 未熟者ですがランキングに参加しています

およろしければクリックを♪

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

友へ

2010年06月06日 | 記事日記

                          

                           

 季節は移ろい、あなたの知っているこの家の笹の葉もすっかり入れ変わり、一ヶ月後には七夕です。

歳が行くにつれ、季節は早く過ぎ去ると聞いていましたが、ついにそれを実感するようになってしまいました。

「ちょっと待ってよ」とつぶやいてみます。

旧暦の七夕には、託した一票が風にちぎれ、またもや嵐になっていくのでしょうか。

待ってくれない世相に置いていかれて、私は無言で草を引いています。

この笹に掛ける願いは何なのでしょう。

澄んだ心で、いま一度、問われているものに答えられる私でありたい。

青い美しい地球で、難しいことばかりが繰り返えされています。

本当はもっと簡単なことなのに と聡明なあなたはお思いでしょう。

聡明でない私も そう思うのですから。

ただ言葉を知らずに、私は無言で草を引いています。

願いごとが決まったら教えてください。

その願いごとが叶うようにと、短冊に書きましょう。

あなたと私の願いは そっと手を、

添えたいぐらいに同じなのですから・・・

ランキングに参加しています

およろしければクリックを♪

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする