kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を観て

2012-10-01 22:10:37 | 映画・邦画

12-77.踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
■配給:東宝
■製作年・国:2012年、日本
■上映時間:126分
■観賞日:9月30日、TOHOシネマズ渋谷

 

□監督:本広克行
◆織田裕二(青島俊作)
◆ユースケ・サンタマリア(真下正義)
◆深津絵里(恩田すみれ)
◆伊藤淳史(和久伸次郎)
◆内田有紀(篠原夏美)
◆北村総一朗(袴田健吾)
◆小野武彦(神田総一朗)
◆斉藤暁(秋山春海)
◆川野直輝(栗山孝治)
◆柳葉敏郎(室井伸次)
◆小栗旬(鳥飼誠一)
◆小泉孝太郎(小池茂)
◆筧利夫(新城賢太郎)
◆真矢みき(沖田仁美)
◆水野美紀(真下雪乃)
◆大杉漣(横山邦一)
◆香取慎吾(久瀬智則)
【この映画について】
熱血刑事・青島俊作が次から次へと難事件に遭遇し、ユニークな仲間たちに支えられながら成長していく姿を描き、人気を博した刑事ドラマの劇場版最終作。
前作で係長に昇進した青島のその後が描かれるほか、室井や同僚のすみれはもちろん、前作から登場の夏美や和久も引き続き登場し、共に難事件解決に挑む。(この項、MovieWalkerより転載しました)
【ストーリー&感想】(ネタバレあり)
警視庁湾岸署管轄内で開催されている国際環境エネルギーサミットの会場で誘拐事件が起こり、さらに数時間後には被害者が射殺体で発見されるという事件が発生。警察が押収した拳銃が使用されたと見られ、全ての捜査情報を文面にて管理官・鳥飼へ報告すること、所轄の捜査員には情報開示されないことが捜査会議にて発表される。
異例と言える捜査方針が敷かれる中、第2の殺人事件が発生。さらに、今では湾岸署署長となった真下息子が誘拐されるという第3の事件までも起こる。青島は疑念を抱きつつも事件解明に向け懸命に捜査するが……。

室井は6年前の少女誘拐事件の被疑者が今回の被害者であることを突き止め、6年前の事件を模倣しているのが久世と小池であるとし久世の行方を追う事になる。真下の誘拐された子供は無事救出され、警察幹部によってスケープゴート(生けにえ)にされ辞職勧告まで出されていた青島と室井は救われ、逆に事件の責任を取る形で警察庁公安課長であり事件の事実上の指揮を庁内で取っていた横山から警察庁と警視庁のトップに対して(退官間際であるにも関わらず)辞職を勧告した。
最後は、鳥飼が6年前の少女の叔父であったことが判明、事件も全て鳥飼が企図しマスコミに警察の内部事情をばらし警察を浄化するのが目的であったようだ。

ストーリー的には大まかにこんな感じだが、予告編ではあたかも青島が何者かに銃撃されて倒れるシーンがあるが...青島が射殺される訳もなく実際は大したシーンでは無く、編集の妙で生み出したワンシーンに過ぎなかったので、あれに騙されて「青島の一大事」と思って観た人もいるかな?
これで「踊る」シリーズもタイトル通りであれば「完結」となるのだろうし、青島のフットワークで事件も解決され「すみれさん」も青島に内緒で退職(そんな事が実際組織上可能とは思えないが...)するようで(思い直しそうな終わり方でしたが)あることからもそうなのでしょう。どうも終わることをメインに据えたようで、ストーリー的には見所は少なかったのが今回の印象だった。

でも、何年か後に13金シリーズみたいに「新たなるスタート」のような感じで復活したりして...。


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