kintyre's Diary 新館

野球(西武ファン)や映画観賞記等を書き綴っています。野球のオフ期には関心の高いニュース等も取り上げています。

映画『ソルト』を観て

2010-08-13 23:04:02 | アメリカ映画 2010

10-44.ソルト
■原題:Salt
■製作年・国:2010年、アメリカ
■上映時間:100分
■鑑賞日:8月7日、シネパレス(渋谷)
 

スタッフ・キャスト(役名)
□監督:フィリップ・ノイス
□脚本:カート・ウィマー
□音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

◆アンジェリーナ・ジョリー(イヴリン・ソルト)
◆リーヴ・シュレイバー(テッド・ウィンター)
◆キウェテル・イジョフォー(ウィリアム・ピーボディ)
◆ダニエル・オルブリフスキー(オレグ・ワシリエヴィチ・オルロフ)
◆アンドレ・ブラウアー(国防長官)
【この映画について】
アンジェリーナ・ジョリー主演の、本格スパイアクション。数年前、アンジェリーナが製作準備中だった『007 カジノ・ロワイヤル』の話を聞き、「私がボンドをやりたいわ!」と漏らしたことから、本作の主演話が浮上。
当初の脚本では男性だった主人公を、急きょ女性に書き換えたという。それだけに、これまでのヒロインものに比べ、アクションもストーリーも格段にハードボイルド!タフでミステリアスなアンジーの魅力が、ソルト役に最大限に反映されている。
また冷戦時代のソ連で、優秀な子どもたちを集めて徹底したスパイ教育を施し、訓練に耐えた者だけをアメリカに潜伏させ、一斉に戦争をしかける「Xデー」を何十年も待ち続けさせるという実在の“KAプログラム”を下敷きにするなど、内容もかなりリアル。
男性の憧れをファンタジックに描いてきたスパイ映画とは一線を画す、骨太で硬質な作品となっている。
(この項、gooより転載しました)
【ストーリー&感想】
北朝鮮で、過酷な拷問を受けながら「自分はスパイじゃない、石油会社に勤務している」と訴え続けるイヴリン・ソルト。やがて捕虜交換で解放された。
アメリカCIA本部。
優秀な分析官イヴリン・ソルトは、突然現われたロシアからの亡命者・オルロフを尋問する。特殊スパイ養成機関の元教官だという彼は、アメリカに長年潜伏してきたロシアのスパイが、訪米中のロシア大統領を暗殺すると予告する。
そして、そのスパイの名は「イヴリン・ソルト」だと告げる。一転して二重スパイ容疑をかけられたソルトは、身の潔白を訴えるが聞いてもらえず、最愛の夫の身を案じてCIA本部から逃走。だが自宅に夫の姿はなく、何者かに連れ去られた形跡が残っていた…。ここからイヴリンは一転して追われる身に。CIAはイヴリンを必死になって追いかけるも、必死の追跡劇を交わし姿をくらます。そしてNYではアメリカ副大統領の葬儀にロシア大統領が出席することから会場となる教会は厳戒態勢が敷かれている。

そんなこんなで彼女の追跡劇の合間に、彼女の知られざる過去が暴かれ、何とCIAのロシア課が実はロシアスパイの巣窟だったことが分かったり、大統領の身が危機に曝されたりと、ストーリーはドンドン意外な方向へと進み話が大きくなる。
ストーリーそのものは実話に基づいているそうで、冷戦時代にこのような壮大な計画が実際にあったそうで、平和ボケしている日本人には信じられない計画があったんですね。ロシア時代の仲間を巡って、最後は同士討ちみたいになって展開はますますテンポが早まって行く。

何度も、これで終わりかな?」って思いながらも、ラストシーンを見ていると「パート2」に繋がりそうで、アンジェリーナ・ジョリーのアクション女優としての可能性を大きく感じさせられた。
いずれこれがシリーズ化され、女性版ジェイソン・ボーン見たいになるのだろうか?


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