goo blog サービス終了のお知らせ 

Peace Waveの平和な日々~行く雲、流れる水のように~

気が向いたら、ボチボチ更新しようかと・・。(笑)

風立ちぬ

2013年07月31日 | 映画・ドラマ

見ました!

 

う~ん・・・正直、よう分からんかったなぁ・・。

 

宮崎駿が創作できる10年は過ぎてしまった・・とゆーコトなのか・・?

 

所さんの笑ってこらえてのスペシャルとか見るんじゃなかったな・・。

 

庵野秀明の声と、音がひどすぎる・・。

 

「これも口でやってんのか・・

 

・・とか思うと、なんとも作品に入りこみにくかった・・。

 

なぜ・・?

 

 

 


ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q

2012年11月20日 | 映画・ドラマ

最初にお断りしておきますが、基本、ネタバレなしです。

 

見ました・・。

17日に公開になった本作、既にネット上ではさまざまな議論や憶測が飛び交っているよーですが、いやー、ぶっちぎりですな・・。

観客ほったらかしの置き去り状態です・・。

 

―しかし・・・。

今、あらためて思い返してみるに、周りの華やかで派手なサブキャラたちに押されて影の薄い、本来、主人公であるはずの碇シンジが置かれた状況を、見る側に追体験させる・・なーんて狙いもあったのかな?・・などと作り手の意図を深読みさせてしまうあたり、さすが”エヴァ”である。

 

気がつけば、ワケのわからない状況に置かれている。

 

自分は頑張ったつもりでも、結果、それは周りの賛同を得られるものではなかった。

 

状況をよくしよう、挽回しようと努力したが、余計に悪くなってしまった・・etc。

 

―本人の善意や意志とは関係なく、誰もが日常、経験するような、こーいった人生の不条理・・。 

それをもし、世界的なスケールで背負わされてしまったとしたら・・。

 

世界観や設定など、仰々しい舞台装置を取っ払うと、そこには我々と変わらない、人生の不条理に苦悩する一人の少年、いや、人間の姿が浮かび上がってくる・・。

おもいっきり”非日常”であるはずの、アニメの”エヴァ”の世界で描かれているのは、間違いなく、我々が日々、直面する不条理な”日常”なのである・・。

 

しかし、どエラいもんを背負わされたなぁ・・シンジ君・・。

 

あんだけ大風呂敷広げて、また新しいTVシリーズでもはじめるつもりなんやろか・・?

 

 

それでもやっぱり、人生は「逃げちゃだめだ!」・・ってコトで・・。

 

 

 

 

 

 

 


砂と霧の家

2011年09月21日 | 映画・ドラマ

原題は「House of Sand and Fog」で、そのまんま・・。

アンドレ・デュバス三世原作の、2003年の映画である。

 

キャシー(ジェニファー・コネリー)は、夫が出て行った精神的ショックから、うつ状態に陥り、郵便物を放置した結果、税金の滞納で、亡き父から譲り受けた唯一の財産である家を差し押さえられ、競売に掛けられてしまう。

それを手に入れたのがイランからの亡命者、ベリーニ(ベン・キングスレー)

軍の幹部だった祖国での暮らしを忘れられない妻と息子のために、家族に隠れて昼夜、キツい肉体労働をしている彼は、昔、祖国で持っていた別荘に似た家を転売し、資金を得ようと考えていた・・。

 

舞台は”霧”のサンフランシスコで、”砂”の国から来た男と、ひとつの家をめぐって運命が交錯し、やがてストーリーは悲劇的なラストへと・・。

 

つまり、最後は悲しい結末なので、見たら、後味悪く感じる人も多いかも・・。

 

そーゆーイミでは、正直、あまり、オススメとはいえない映画。

 

しかし、

「家とは何か?」

「家族とは何か?」

「家庭とは何か?」

・・について、考えさせられる映画である。

描写も、淡々としていながら丁寧で、個人的には感情移入しやすかった。

 

たまたま最近、TVの深夜枠でやっていたものだが、タイミング的に自分自身の引っ越しなどもあったためか、妙に感慨深い思いにさせられた。

 

「砂と霧の家」とゆータイトルには、もちろん、もろく崩れ去り、はかなく消えてしまう家・・というイミも込められているのだろう。

 

キャシーもベリーニも、その孤独な境遇ゆえ、”家”そのものを自分の心の拠り所としたのだが、本当の自分の居場所である”家”とは、建物やその場所ではなく、”家庭”という、家族の関係性の中にこそあるのだ・・とゆーコトを、あらためて感じさせられた映画だった。

 

 


魔女の宅急便

2011年07月09日 | 映画・ドラマ

昨日、TVでやってた「魔女の宅急便」

宮崎駿監督ジブリ作品の中でも、自分も好きな1本だ。

思春期の少女の微妙な心の動きが、とてもうまく表現されており、そういう心理描写はジブリ作品中随一ではなかろうか・・?

 

1989年の公開当時、高校生だった自分は、主人公の13歳の魔法使い、キキにとても感情移入してしまい、我ながら、”乙女チック”な感性もってるなぁ・・と感じたのを覚えている。

いたってノーマルだけどね・・

 

好きなシーンは、ストーリー後半、スランプに陥り、空が飛べなくなってしまうキキが、絵描きのウルスラと交流する場面だ。

「魔法も絵も似てるんだね。私もよく描けなくなるよ」・・と、キキをモデルにスケッチをする場面での2人の会話がとてもいい!

 

「私、前は何も考えなくても飛べたの。でも、今はどうやって飛べたのか、わからなくなっちゃった・・」

「そーゆー時は、ジタバタするしかないよ。描いて、描いて、描きまくる!」

「でも、やっぱり飛べなかったら・・?」

「描くのをやめる!散歩したり、景色を見たり、昼寝したり、何もしない。そのうちに、急に描きたくなるんだよ」

「なるかしら?」

「なるさ・・」

 

―落ち込んだ時には、キキに感情移入しながら、共に復活できる。

きっかけは友達との会話だったり、以前、親切にした人からのお返しだったり、そんな小さなコトでいいのだ。

 

公開時のキャッチコピーは、おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。

 

うーん、まさしく・・。 

気持ちが沈んでる時に見ると、癒されたり、元気をもらったりできる映画だ。

 

・・しかし、キキとウルスラって、同じ声優さんだったんだな・・知らんかった・・。


コブラ

2011年07月05日 | 映画・ドラマ

1978年から週刊少年ジャンプで連載がはじまった寺沢武一原作のSFマンガ、「コブラ」が、ハリウッドで実写映画化する企画が進行中らしい。

今年5月に発売された米映画情報誌、バラエティーの表紙に、上にUPした、コブラとおぼしきイメージカットが掲載され、その事実が判明したとか・・

トレードマークの金髪に赤いスーツ、左腕のサイコガン、口にくわえた葉巻が、確かに一匹狼の宇宙海賊、コブラの原作のイメージ通りだ。

 

アメコミを彷彿とさせる、クールなその世界観は、現在も国内外を問わず、多くのファンを獲得し続けている。

タフな肉体に、ニヒルな笑みをうかべつつ、ジョークをとばす、コブラのちょっと3枚目なとぼけたキャラは、洋の東西を問わず、受け入れやすいのだろう。

 

実際、10年ほど前から、海外からの「コブラ」実写化のオファーはあったそうだが、そのほとんどは日本のマンガの版権を押さえる・・というものばかりで、実現しなかったそう・・。

 

しかし、7年前の、あるプロデューサーからのオファーは「コブラを大きな映画にしよう!」という意思が伝わってくるものだったという。

このプロデューサーがフランス人で、フランスといえば、日本のマンガ文化に理解があり、コブラ・フリークも多い、いわば、”オタク大国”・・。

最近、ガチでコスプレしてたりする外国人のニュース映像などは、ほぼフランスだ。

現在は「ヒルズ・ハブ・アイズ」「ピラニア3D」といったホラー作品を中心にハリウッドで活躍するフランス人監督で、やはり熱心なコブラ・フリークの1人であるアレクサンドル・アジャ監督が中心となって企画が進められており、今年になって、フランスの有力スタジオ、Onyx Film社も参加、バラエティー誌に掲載されたイメージも、このスタジオが製作したものだという。

 

まだまだ調整すべき問題が多々あり、実現に至るかはわからないそうだが、このイメージカットのクオリティーからは、スタッフの実写映画化に向けた熱い思いが伝わってくる。

 

原作は、1つのエピソードごとにストーリーが完結している・・とゆースタイルなので、キャラクターが原作のイメージに忠実でさえあれば、全然、オリジナルのストーリーでもよいのでは?・・と思う。

コブラのライバルであり、強敵のクリスタルボーイブラックソード・ゼロなどの敵キャラは、ぜひ登場させて欲しいトコロだ。

 

”ハリウッドの実写映画化”・・といえば、さまざまな思惑、利権がからみ、ぽしゃってしまうコトが多いが、個人的にはこの「コブラ」、実写化して欲しい映画のTOP3に入る作品。

 

いつかスクリーンで実写版コブラ、見てみたいなー・・。

 


スーパー戦隊シリーズ

2011年06月24日 | 映画・ドラマ

ウルトラマン仮面ライダーに並ぶ日本のヒーローといえるのが、この戦隊ヒーロー

ご当地ヒーローのほとんどが「~レンジャー」という、このスーパー戦隊シリーズのパロディ。

 

事実、現在、放送されてる「海賊戦隊ゴーカイジャー」で、スーパー戦隊シリーズは「秘密戦隊ゴレンジャー」(’75~)から数えて35作目で、単純に作品数では、ウルトラマン、仮面ライダーをしのぐ!(・・と思う・・

そこで、スーパー戦隊35作記念作品、東映創立60周年記念映画として作られたのが今、上映中の映画、「ゴーカイジャー ゴセイジャー 戦隊199ヒーロー大決戦」!!

 

今年は仮面ライダー生誕40周年記念映画として「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」が公開されているので、なんだか騒々しいが、昔、自分が夢中になったヒーローたちが勢ぞろいしてたりする画面は、やはり、胸躍るものがある。

しかし、35作品で199ヒーロー・・。 

もはや、集団リンチだな・・。

そんだけいたら、ヒーローでなくても、どんな悪モノでもやっつけられるってもんだ・・。

 

仮面ライダーに代わるヒーローを・・というコトで作られたゴレンジャーは人気を呼び、2年間続いたが、後番組の「ジャッカー電撃隊」(’77~)は、トランプをモチーフにした4人のサイボーグ・・という設定で、リアルさを求めたストーリーは生々しく、作品的にもダークな印象がぬぐえず、なかなか子ども受けしなかった。

途中から仮面ライダーV3アオレンジャー怪傑ズバットを演じた宮内洋扮する行動隊長ビッグワンなる白装束にマントにステッキというご陽気なキャラが加わり、路線変更を図ったが、時すでにおそし・・。

その後、戦隊シリーズは約1年以上も作られなかった。

 

満を持して作られた3作目、「バトルフィーバーJ」(’79~)は、1978年公開の「サタデーナイト・フィーバー」が大ヒットし、「フィーバー!」が流行語となっていたのを受け、世界中のダンスを技にして戦う戦隊・・というコンセプト。

さらには、はじめて戦隊ヒーローが乗る巨大ロボットが登場し、現在にまで続くシリーズのスタイルを確立した。

 

当初、この「バトルフィーバーJ」を”初代スーパー戦隊”とし、これ以降の作品を”スーパー戦隊シリーズ”石ノ森章太郎原作の前2作を”戦隊シリーズ”・・と、区別して認識していたようだが、今はその区別もなくなって、ゴレンジャーからスーパー戦隊シリーズとするようだ・・。

 

SFの要素を取り入れた4作目の「電子戦隊デンジマン」(’80~)、当時、各地でサファリパークがオープンしたのに乗じた5作目の「太陽戦隊サンバルカン」(’81~)でスーパー戦隊シリーズは黄金期を迎えるも、長期シリーズに付き物のマンネリ化で再び視聴率は低迷、毎年、今年で打ち切り・・という危機感の中、作品が作られ続けていた時期もあったとか・・。

 

しかし、生き残りをかけ、その時代、時代の流行を取り入れ、”戦うトレンディー・ドラマ”と言われた「鳥人戦隊ジェットマン」(’91~)なんぞは、当時、流行りのトレンディー・ドラマの要素を取り入れ、メンバー同士が三角関係になるという、子ども番組のヒーローとは思えぬものまで・・。

他にも「ジュラシックパーク」公開で恐竜ブームの時には「恐竜戦隊ジュウレンジャー」(’92~)、「ハリー・ポッター」公開の時には「魔法戦隊マジレンジャー」(’05~)など、非常にわかりやすい・・。 

ゴーカイジャーは「ONE PIECE」「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの海賊ブーム?に乗っかってる上、なんだか今までの戦隊ヒ-ローすべてに変身できるらしい・・。

 

同世代の子どもがいる友人なんかは、子どもと一緒にまた見はじめてたりするが、自分はせいぜい、サンバルカンまでかなー・・。

ちょっと興味をもって見てみよっかなー・・と思うシリーズも時にはあるが、全編(つまり1年間!)通して見るパワーはすでにない・・。

 

ゲキレンジャーはいーけど、シンケンジャーは剣とか振り回して教育上よくない!・・と、親になると、また見方も変わってくるようだ・・。

また、若手イケメン俳優の登竜門として、お母さん世代の視聴者を取り込んでるのも、ここ最近の流れであろう。

 

最近の作品は仮面ライダーもそうだが、商品先行で、玩具が売れてなんぼ・・みたいな”あざとさ”が見えて、どーも、あのゴテゴテ感にヘキエキしてしまう・・。

後から後からロボットが出てくる・・て・・。

 

ゴーオンジャーなんか、12体合体(!)だとか・・。

 

そんなもん、子どもにおねだりされた日にゃあ、親はたまらんで・・。

 

どーでもいーけどこの映画、YouTubeで見つけた動画、ヒャクレンジャーを彷彿とさせるなぁ・・。

 


仮面ライダー

2011年04月12日 | 映画・ドラマ

 

現在、仮面ライダー生誕40周年記念映画として公開されている「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」

「仮面ライダー」のはじめてのTV放映が、1971年4月3日なので、この4月でちょうど40周年になるワケだ。

キャッチコピーは「世界よ、これが日本のヒーローだ!!」

 

クウガ(’00~)からはじまった平成ライダーシリーズは、現在のオーズ(’10~)で12作目!

昭和の仮面ライダーシリーズは、いったん7人目(5作目)のストロンガー(’75~)で終わって、後年、スカイライダー(’79~)から断続的に作品が作られているので、平成ライダーも、ストロンガーと同じくカブトムシがモチーフで7作目のカブト(’06~)でいったん終わるのかと思っていたが、まだまだ続きそう・・。

 

平成ライダーシリーズはカブト以外、ほとんど見てないので、自分の認識が間違ってるのかもしれないが、両シリーズのもっとも大きな違いは「改造人間か否か?」・・ではないだろーか?

 

原作者の石ノ森章太郎による「仮面ライダー」の基本コンセプトは、世界征服を目論む悪の組織によって改造された主人公が組織を裏切り、悪と戦う・・というもの。

本来なら、仮面ライダーは、ショッカーバッタ男になるはずだったワケで、ライダーキックは、バッタの改造人間のジャンプ力を活かした必殺技・・なワケである。 

 

しかし、改造人間であるがゆえの苦悩と葛藤を抱えている・・というダークな面をもっており、さらにただ1人、孤独に突っ走るバイクに乗る”仮面”をかぶった”ライダー”であるコトも、影のあるヒーロー像の形成に一役買っている。

 

日本のヒーローもののもう一方の雄、ウルトラマンが、「光の国からやって来て、巨大化して光線で怪獣をやっつける」・・という、ちょいと能天気な”陽”のヒーローだとすれば、仮面ライダーは間違いなく”陰”のヒーロー。

 

しかし、最近の仮面ライダーは、改造人間でなくても、ベルトやカード、携帯などの変身するギアがあれば、誰でも変身出来る・・と思わせるよーな”軽さ”がある。

イケメン俳優が演じる平成ライダーたちは、改造人間という宿業を背負っていない上に、バイクどころか電車に乗ってたりして、もう”ライダー”ですらない・・。

 

それと、これは最近の戦隊シリーズにもいえるのだが、玩具が売れるかどうか?・・という商品先行みたいな”大人の事情”が垣間見えてしまうのが難。

あのゴテゴテ感に、作品を見る前からヘキエキしてしまうのだ・・。

  

もっとも、商品が売れなきゃ、スポンサーはつかないし、お金がないと作品は作れない・・ジレンマよねぇ・・。

 

まあ、こーゆー見方をしてしまうのも、単純に、見る側の自分が”大人”になった・・とゆーコトかな・・?

 

個人的には、昭和・平成ライダーのシリーズとは違う流れで、原作の「仮面ライダー」の設定に忠実にリメイク(?)された、2005年の劇場版「仮面ライダーTHE FIRST」の仮面ライダー1号(ホッパー)が一押し!

アニメや特撮もののデザインを多く手がける出渕裕により、現代風にリファインされたスーツのデザインがメチャメチャ渋くてカッコいい!

 

ハカイダータイガージョーのような悪役ライバル・キャラが好きなので、「仮面ライダーBLACK」(’87~)のシャドームーンも、初の悪役ライダーとしてオススメしたい。

 

まあ、何にせよ、これからも仮面ライダーは、日本人に愛されるヒーローとして、ウルトラマンや戦隊シリーズともども、新たな作品が作られ続けていくだろう。

 

自分が生まれた年に誕生したヒーロー、仮面ライダーよ、永遠なれ!

 

 

 


サンダーバード

2011年03月07日 | 映画・ドラマ

結構、テレビCMが流れているDeAGOSTINI(デアゴスティーニ)。

もともとイタリアの会社の日本法人だそうだが、蒸気機関車やゼロ戦、スポーツカー、バイク、ドールハウスからお城、果ては戦国時代の甲冑(!)まで、毎週発売されるブックレットを全巻揃えると、カラー写真と詳細な解説からなるバインダーに収められた資料や、リアルな模型が出来上がる・・というシリーズで、なかなか毎回、男心をくすぐるシリーズを展開をしてくれている。

 

今、CMで流れているのが「ジェリー・アンダーソンSF特撮DVDコレクション」

ジェリー・アンダーソンは、イギリスの映像作品プロデューサーで、「サンダーバード」(’65)に代表される、”スーパーマリオネーション”という特殊な技術を取り入れた人形劇による、SFものの特撮作品を多く手がけている。

「サンダーバード」のキャラクターたちは、妙に頭のでかい4頭身キャラで、顔立ちが変にリアルなだけに、余計にその違和感が際立ったが、これが後の「キャプテン・スカーレット」(’67)になると、プロポーションや表情も、さらに人間に近いものに改良された。

 

 

DVDコレクションは、「サンダーバード」の他に「海底大戦争スティングレイ」(’64)、「キャプテン・スカーレット」、「ジョー90」(’68)、「謎の円盤UFO」(’70)・・という5作品のラインナップ。

 

「サンダーバード」に見られる、メカが基地から出動するギミックやシークエンスの丹念な描写などは、後の日本のロボットアニメに多大な影響を与え、ほとんどの作品にその影響が見られる・・と言っても過言ではない。

「新世紀エヴァンゲリオン」庵野秀明監督もジェリー・アンダーソン作品に影響を受けた1人で、「謎の円盤UFO」からのエヴァへの影響なども、よく指摘されている。

(カテゴリー/マンガ・アニメ:「新世紀エヴァンゲリオン」参照http://blog.goo.ne.jp/kinto1or8/e/2aa5cde4609e9f23c0ae4ec9dd6e3f17

 

自分が最もなじみある作品は、やはり、「サンダーバード」!

・・とゆーか、他の作品は、ほとんど見た覚えがない。

「キャプテン・スカーレット」は、ちょっと見たコトあるくらいかな・・?

 

国際救助隊のメカが基地から発進するシーンにはワクワクしたものだ。

1番好きだったのは、コンテナに様々なメカが積めるサンダーバード2号

 

いや~懐かしいなー・・。

 

しかし、このDeAGOSTINI、結構、個人的には”ツボ”なシリーズ展開が多いが、全巻集めたら、とんでもないになるんだろーなー・・。

 

―そう思って、いつも踏みとどまっている・・。(笑)


アイアンマン

2011年02月21日 | 映画・ドラマ

 

昨日、TVでやっていたので、はじめて見た映画「アイアンマン」

2008年の公開だが、そのスーツ姿から、どうせ、宇宙刑事シリーズみたいな日本のメタル・ヒーローもののパクリだろう・・と、まったく興味もわかず、2作目の「アイアンマン2」(’10)が公開されても依然、スルーしたままだった。

 

さすがに、かつての「ロボコップ」(’87)ほどではないにせよ、そのデザインの見た目は「カッコわりー」・・てのが正直な感想だったので・・。

 

しかし、スーツを身にまとうシーンは「いやー、ここまで出来ちゃうんだなぁ・・」と素直に、その映像技術の進歩に驚いた!

 

もともとスパイダーマンなどでおなじみ、マーベル・コミックのアメコミ・ヒーローだが、巨大軍事企業、スターク・インダストリーズの社長にして、天才発明家の主人公、トニー・スタークが、テロ組織に囚われ、自社製の武器で若い兵士たちの命が奪われるのを目の当たりにし、正義に目覚め、テロ組織と戦う兵器として開発した・・という設定など、現在の世界情勢なども、ちょろっとその作品世界に盛り込まれていて面白い。

しかし、アメリカのヒーローって、空飛ばないワケにはいかないのね・・。

 

演じるのは当時、42歳のロバート・ダウニー・Jr

老けすぎてると、当初、却下されたそうだが、もともと原作コミックのファンだったという彼の起用が、作品のヒットにも貢献したようだ。

既に「アイアンマン3」の公開も2013年に予定されている。

 

まあ、単純に楽しめるので、ご覧あれ。

 

しかし、思わず「蒸着っ!!」・・て叫んでしまうなー・・。(笑)

 

いや、赤いから「赤射」か・・。

 

(ちがうっちゅーに・・

 


「告白」が日本アカデミー賞作品賞に!

2011年02月19日 | 映画・ドラマ

昨日、第34回日本アカデミー賞の授賞式が行われ、湊かなえの同名ベストセラー小説を映画化した「告白」が作品賞を受賞した。

本作は最優秀監督賞最優秀脚本賞も受賞。

 

松たか子に直接、手紙を書いて出演をオファーしたという中島哲也監督は、「この時代に、松さんという女優がこの年齢で存在していなければ、この映画を作っていなかった」とスピーチした。

 

しかし、最優秀主演女優賞を受賞したのは、「悪人」深津絵里 

「悪人」は、主演の妻夫木聡最優秀主演男優賞を受賞。

最優秀助演男優賞助演女優賞も「悪人」の柄本明樹木希林が受賞、主演・助演、ともにダブルで受賞し、「告白」と「悪人」が賞を独占した形になった。

 

どちらも気にはなっていたが、見ていない・・。

 

こうして見ると、どんなに役者の演技が素晴らしくても、それが、イコール”作品のトータルとしての出来のよさ”にはならないのだなぁ・・と、あらためて感じさせられた。

 

監督は、役者の演技も含め、いかにそれを素材として作品の中に取り込むか?

そのトータルでの編集のセンスに、作品の良し悪しが問われる・・とゆーコトであろう。

 

もっとも、映画は”好み”だから、こればっかりは見てみないと、わかんないけどね・・。