観るも八卦のバトルロイヤル

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「怪物くん」。最終回。デモキンってば…

2010年06月14日 | 映画・ドラマ
 「嵐にしやがれ」と2時間続きで、嵐全体で盛り上げた感のある「怪物くん」、ついに最終回。
 アニメでは全く違和感無かったが、怪物くんの衣装(人間界での)ってもの凄いいやむしろ凄まじいものがあるよね(笑)。特に色の配色、これでもか、補色でさ。
 大野智、「歌のお兄さん」に続くまさかの(ある意味)コスプレ状態で、よく頑張った。コスプレで小憎たらしいキャラも同じだ。はまるのかな。
 お話は全9話。いつ動き出すかいつ出番がくるかと思っていたデモキン役の松岡昌宏、最後2話のみだったねぇ。その間はデモリーヌ役の稲森いずみが頑張った。稲森いずみにしても良く、この役引き受けたと思うのだが。
 そのデモキン。自分でデモリーヌ殺しちゃっといて、「俺が必ず蘇らせてやる」って、あんたねぇ。である。
 原作に悪魔界ってあったのか否かはもう忘れたが、アニメの怪物君は、ドラマより我がままじゃなかったような気がするが記憶違いか? 確かに威張ってはいたが。
 どう考えても子ども向けの素材を21時からのお子様就寝タイムで、かつ視聴率初回17.5%は凄いけどその後が分からない。どうだったのだろう。
 因に自分は途中抜け抜け。それでも話しが次観た時に話しが解るのが1話完結のいいところでもある。反面だから、無理して観ないとも言える。
 いずれにしても、毎回教訓を織り込んで、怪物くん自体も成長して行くという全体の作り方は良かったし、何より配役が良かった。
 大野は原画に似てるし、フランケンのチェ・ホンマンの配役は良く考えたなー。ほかの3人小さいから、身長差もかんりあるし、あの大男役に本物の大男を持って来たんだもの。そしえt、自分が一番絶賛したいのが上島竜兵の狼男。ほかの役者さんでも良かっただろうし、もっと巧い役者さんもいただろうが、正直、上島竜兵に演技出来るとは思わなかったところ、狼男で違和感無し。
 惜しむらくは八嶋智人。八嶋智人自体はいい役者で好きだし、理知的な演技も
、唯一の頭脳派としても出来上がっていたが、大昔に、小柳ルミ子主演の、東長崎(東京)の江戸時代からあるお化け屋敷を舞台にした、「お化けのサンバ」というコメディ・ドラマがあって(かなりマニアック)、その時、ドラキュラを演じた佐渡稔の印象が強くかったため。
 因にその時の配役は、フランケン(大前均)、狼男(笹野高史)で、石川ひとみ、坂上二郎、浅茅陽子なんかが出演。
 子供心に結構面白かった記憶がある。
 

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