かんじゃまのつぶやき(海の見えるチベットより)

日本一細長い四国佐田岬半島での慣れない田舎暮らしの日常や風景、
  そして感じたこと、思い出などをひとコマひとコマ

オリオンビール

2008-08-20 14:08:33 | 田舎の生活

 先日、沖縄の知り合いが、オリオンビールを送ってきてくれました。
 久しく飲んでいないので、とても嬉しいです。ありがとうございます!
左は、数年前にビギンのCDを買った時のおまけ(だと思う)の 缶ビール風貯金箱です。
まだ一円も入っておりません。

買ったCDは、沖縄限定発売(バージョン)だという オジー自慢のオリオンビール というタイトルで、沖縄へ行った時サンエーのCDショップで買ったものです。
このCDには、もう1曲 オバー自慢の爆弾鍋 という唄が入っています。
 私は、オリオンビールは何度も飲んだことがありますが、爆弾鍋は食べたことがありません。
どんな鍋でしょう?



僕の心細道(24:初めてのネパール編-第六章)

2008-08-19 11:34:47 | 旅行
初めてのネパール、大きな楽しみのひとつがマウンテン・フライト(山岳遊覧飛行)でした。ネパールを離れる前日に、このフライトに日本から一緒に来た仲間みんなで参加しました。往復の航空券やホテルなどは、旅行会社に手配を依頼しましたが、その他のネパール滞在中の行動はすべて自由時間です。ですから、このフライトも自分たちで予約したものだと思います。

しかし、前日同様当日も天気が良くありませんでしたので、飛行機が飛ぶかどうか心配しておりました。すると、午前10時前にホテルへ車が迎えに来て、少し不安を抱えながら空港へ出発です。
ところが、空港には着いたものの、予定のフライト時間になってもなかなか飛行機が飛びません。随分とやきもきさせられたのですが、10時40分になってやっと第一便が飛び立ち、ホッとしました。ところが、自分たちの予約の便は次だろうと思いながら、今か今かと搭乗案内を待っていたのですが、途中わけのわからないグループに割り込まれるなどして、私たちはその後延々と待たされるはめになりました。



≪飛行場から見たネパールの山々
・・・後方の雪で白くなった山々は、ヒマラヤ本体ではありません。7,000~8,000m級のヒマラヤ山脈は、白く見える山々のさらに向こう側にあります。≫

山岳地帯は、午前中は比較的天候が安定していますが、午後になると次第に雲が多くなることが多いので、時間が経つにつれあせりも出てきます。しかし、「あせらず、あきらめず、あてにせず」を肝に銘じ待ちました。そうして、正午過ぎにやっと私たちの順番がやってきました。期待を込めての搭乗です。
座席は、中央席は空席にして、左右窓際の2席ずつに客が座るというものだったように思います。さすがに高い料金の遊覧飛行です。中央席ではヒマラヤが良く見えず、イライラがつのるだけでしょうから。
  
離陸した飛行機は、ぐんぐん高度を上げ、やがてヒマラヤ山脈が見えてきます。


≪中央左のピークはドルジェ・ラクパ(6,975m)でしょうか? よくわかりません≫

機内からは、おのずと歓声が上がります。そして、少しでもいい景色を見よう、写真に収めようと、みんな窓際にへばりついたり、空いた窓際を探したりします。私も同様です。平静ではいられないような感じです。ヒマラヤでしか見ることのできない、7,000~8,000m級の山々が連なる山脈です。深い青色の空に突き出た世界の屋根です。そして、ヒマラヤ山脈の向こう側はチベットです。


≪中央左の雲(雪煙?)をたなびかせているのがガウリサンカール(7,145m)、右の方の白い三角のピークが多分メンルンツェ(7,181m)≫

やがて、エベレストが正面に見えてきます。エベレストは、相変わらず雲だか雪煙だかをたなびかせております。そうしたエベレスト(8,848m)、ローツェ(8,501m)の雄姿をしばらく眺めたところで旋回ですが、この頃、観客を一人一人交代で操縦席に入れてくれました。


エベレスト、雲にピークが隠れている山がローツェ


≪中央のピークがきっとマカルー(8,475m)≫

フライト時間は40分ほどでした。あっという間に過ぎた感じがしました。それでも、飛行機を降りてからもしばらくは、ヒマラヤの山々に圧倒された感動・興奮は冷めませんでした。

   ≪つづく≫

 『僕のTシャツ』のネパール編もよろしく!
「僕のTシャツ(1)」2007年9月23日
「僕のTシャツ(8:ネパール再び・前編)」2007年12月4日
「僕のTシャツ(9:ネパール再び・後編)」2007年12月12日


やれやれ・・星野ジャパン

2008-08-18 14:47:20 | スポーツ
星野J3勝目、稲葉先制弾の1点守りきる…五輪野球カナダ戦(読売新聞) - goo ニュース

野球1次リーグ第5戦、最少点差でなんとかカナダを下した星野ジャパン。やれやれです。
今大会なかなかつながらない打線に、イライラが募ります。今日の試合も稲葉の本塁打で挙げた1点だけ。その虎の子の1点を、成瀬、藤川、上原がよく抑え切りました。

初戦のキューバに続いて、韓国に敗れた時は悔しかったですね。「あーあ・・・」という感じかな。
韓国は、2年前のWBCでも日本に連勝しているし、韓国選手の五輪など世界大会にかけるすさまじいまでの気迫はすごいものがあります。特に、対日本には。
今日の勝利で、何とか決勝トーナメントには進めそうな気がします。でも、残り2試合は、中国とアメリカ、油断はできませんけどね。

男子110mハードルの予選。中国のリュウ・ショウ選手が、負傷でまさかの予選棄権。世界陸上では、圧倒的な強さを見せてくれたのに、残念ですね。
オリンピックは、何が起こるかわかりません。

無念!土佐選手

2008-08-17 12:20:09 | スポーツ
女子マラソン、中村13位…優勝はルーマニアのトメスク(読売新聞) - goo ニュース

北京五輪女子マラソン。期待されていた野口選手は、レースの5日前に、左太もも肉離れのため欠場することを発表し、スタートラインに立つことはなかった。
そんな残念な状況の中、土佐選手、中村選手に期待を寄せて、TV観戦した。しかし、15キロ付近から土佐選手が徐々に遅れ始め、早くも苦しそうな表情に変わった。その後も、テレビに映し出される彼女の表情は、ますます苦しそうになり、痛みを耐えているような、映像を見るのが辛くなるような本当に痛々しい表情に変わってしまい、26キロ付近でレースをやめた。

彼女は、今回のレースを最後に引退するようなことを言っていたので、最後のレースで故障のため途中棄権することになったことは、不完全燃焼で、とても無念なことだろうと思う。
そして、ベテランの2選手がいなくなった中、若い中村選手は何とか先頭集団について行っていたが、彼女の走りも名古屋国際の時に比べて、足が重いように見え、なかなかリズムに乗れない感じだった。でも彼女は若いので、まだまだチャンスはある。
今回の五輪では、女子マラソンをかなり楽しみにしていただけに、日本選手の結果は残念ではあるけれど、ピンポイントの本番に照準を合わせて調整することは、本当に難しいのだろうと感じる。世界記録保持者のラドクリフ選手でさえ、アテネで途中棄権、今回も体調は万全ではなったようで、大きく順位を落としている。
みなさんお疲れ様です。

柔道ゲーム

2008-08-15 15:45:46 | スポーツ
日本男子柔道界ピンチ』という感じの今回の北京五輪。
日本選手が負けてばかりいるからというわけではないのだが、近年の柔道の国際試合を見ていても全く面白くないと感じる試合が多すぎる。
審判が「待て」と言って、試合をストップさせ、選手に指導を与える。そうして、効果点が入る。指導2回(=効果点2)で今度は「有効点1」に点が上がる。でも、指導1と技を仕掛けた効果点1で得点しても「有効点1」とはならず、「効果点2」のままのようだ。
例えばこのような場合、得点掲示板の表記は、指導2回の場合「・10」となり、指導1回、技1階の場合「・・2」となる。おかしいよ。

審判の“印象”で勝ち負けが決まってしまう試合がなんと多いことか。
つまらん!
効果点1点リードしているだけで、最後の10秒間をあからさまに逃げる試合もいくつかあった。みっともないと思わないのだろうか? 
つまらん!

これでは、を競い合って相手を倒すというイメージからは程遠く(柔道ではなくて)、柔道のスタイルを取り入れたゲーム(スポーツ競技)と言ったほうが良さそうである。特に欧米の選手には、柔道だかレスリングだか分からないようなスタイルの選手が多すぎる。『柔よく剛を制す』なんて言葉は死語のようだ。
 いっそのこと、いくつかの採点競技などのように、「決められたいくつかの技を必ず試合時間内に仕掛けなくてはいけない」というようなルールにしたらどうだろうか。
例えば、背負い投げ、巴投げ、大外刈りは、各2回は仕掛けなければならない(“必須技”)。さらに、その他で10ほどの技を指定して、その技の中から5つの技を少なくとも1回は仕掛けなければならない(“選択必須技”)、などというのはどうだろうか? そうして、それぞれの技の切れ・美しさ・完成度などを採点して勝敗を決める、という風にする。もちろん、競技名は『柔道』ではなくて、「ゲーム“柔道”」とか「JUDO」とする。
 世界のすみっこで、そんなことを考えている今日この頃です。

海の幸に感謝(その7)

2008-08-14 15:45:23 | 
今年もお盆がやって来ました。そして、帰省した親戚の方たちに少しでも海の幸を味わっていただこうと、午前10時半浜へ出かけました。今日の干潮時間は正午過ぎです。
やや波があったので、少し泳ぎにくかったのですが、干潮時間帯に何とか少しのサザエとトコブシを獲ることが出来ました。
そして、今日の特筆すべき獲物は、カメノテのコロニー(群生地)を見つけたことです。海面から3~4m出ている岩のあちこちに30~100個程群生していました。しかも、一個一個が今まで見てきたものよりかなり大きいです。浜にはカメラを持って行っていないので、その光景をお見せすることは出来ませんが、獲って帰ったものを石に載せて再現してみました。


本当は、岩の割れ目に密集しているので、こんな風に平らな部分に固着しているわけではありません。ですから、獲るのが結構厄介です。

 カメノテは味付けしなくても、中に十分塩分が含まれていますので、鍋に水を入れて沸騰させるだけでOKです。ただ、形がややグロなので、それだけで引いてしまう人がいるかもしれません。でも、そのような方はお気の毒だと思います。


爪のような部分の中の身は、硬いので食べても美味しくありませんが、柄の部分(写真で黒っぽい部分)にプリッとした身が詰まっていて、とても美味しいです。
 ビールのつまみに最高です。私は、カニに負けないくらい美味しいと思っています。
ちなみに、カメノテは我が地方で“シイ”と呼んでいますが、同じような呼び方をしているところは各地にあるようです。

 ★カメノテの話は、ここにもありまーす。大碆と庄司太郎碆」(2007年11月10日)

僕の心細道(23:初めてのネパール編-第五章)

2008-08-12 13:04:33 | 旅行
 再びカトマンドゥに戻ってきた私たちは、翌日、3つのグループに分かれて、市内見学や近郊へ観光に出かけました。私は、2人の方と一緒にプルチョキ山方面へ車で照葉樹林観察に出かけました。プルチョキ山は、カトマンドゥの南東20kmにある標高2,760mの山ですが、ネパール人にとっては3,000m程度の山は、“丘”ほどの認識でしょう。

車は、日本語が話せるガイド兼ドライバーの運転でした。私は、植物に興味があったわけではないのですが、プルチョキ山の山頂からは、ヒマラヤの山々が望めるということだったので、期待して2人の方に同行したのだと思います。
しかし、ヒマラヤの大パノラマを楽しみにしていたのですが、残念ながら頂上付近は雨と霧のため、視界は最悪でした。


≪視界最悪のプルチョキ山展望台とドライバー≫

そんなプルチョキ山でしたが、山から車で下りながら、何度も車を停めて植物観察、そして植物園にも寄りました。次の写真は、そんな道中でふと見かけた光景です。


『採石場の黒い衣装の女』
とでも申しましょうか、採石場で一人黙々とトンカチで石を割っております。なんと地道な気の遠くなるような作業でしょうか。他に仕事仲間はいないのでしょうか。

そして、植物園の裏手にあった古いお寺にある水道です。



石造りの立派な水道です。水が流れ落ちている長く伸びた水道部分には、龍が彫りこまれています。だから蛇口というより“龍口”というのでしょうか。
カトマンドゥには、このような共同の水場があちこちにあります。ここで、女性たちは洗濯をしたり髪を洗ったり、飲料水を汲んで帰ったりしているようです。
途切れることのない水。水源はどこなのでしょうか? 謎です。


≪帰りに見た郊外の風景:とても気に入っている光景です≫

 この後、カトマンドゥの中心地付近で車を下ろしてもらい、バザールをぶらぶら歩き、買物もしました。さすがに首都です。市街地やバザールは、ネパールの人や外国からの観光客でとても人通りが多くざわめいています。そして、懐かしいような何ともいえない独特の匂い(生活臭?)を感じました。

  ≪つづく≫

 『僕のTシャツ』もよろしく!
●「僕のTシャツ(1)」2007年9月23日
●「僕のTシャツ(8:ネパール再び・前編)」2007年12月4日
●「僕のTシャツ(9:ネパール再び・後編)」2007年12月12日

銅金銅金

2008-08-11 13:22:54 | スポーツ
新たなライバル倒し連覇=北島、連続2冠へ弾み〔五輪・ハイライト〕(時事通信) - goo ニュース

 柔道男子66kg級、内柴選手優勝おめでとうございます。柔道女子52kg級、中村選手銅メダルおめでとうございます。そして、北島選手優勝おめでとうございます。 
優勝が決まってから、控え室に帰る途中、内柴選手が家族の名前を呼んでいたのは、とてもかっこよかったなあ。前日平岡選手、谷選手が悔しい負け方をしたので、沈んでいた私の気持ちを高めてくれました。
19歳の若さで銅メダルを決めても少しも嬉しそうにしない中村選手。そんなに悔しいですか。悔しさをバネにして次回の五輪目指してください。

そして今日、男子100m平泳ぎで北島選手が堂々と世界新記録での優勝。すごい人ですね。あっさり59秒の壁を破ってしまいましたね。予選・準決勝と新鋭ダーレオーエン選手に少し差をつけられていたので、少し心配していました。そして、準決勝後のインタビューで「決勝は世界記録が金メダルラインですね」と言った姿が印象的で、この言葉は自分を奮い立たせるための余裕の言葉なのか、半ば自信を無くした追い詰められた気持ちなのか、計り知れませんでした。
でも、その言葉どおり実行するのですね。すごいことです。
 我が家には、「大事な試合を観戦&応援すると結果が裏目になる」というジンクスがあって、今日の北島選手のレースをリアルタイムでは見逃しておりました。「それが良かったのかな」と奥さんは言っています。
ダーレオーエン選手が、スピード社の水着を着ていたらどうなっていたのだろう?ともちょっぴり思うけれど、そんな水を差すようなことを考えてはいけませんね。

内柴選手も北島選手も、アテネ五輪後スランプに陥っていたので感激もひとしおでしょう。
あらためて、おめでとうございます。そして感動をありがとうございます

苦い!!

2008-08-10 12:24:04 | 田舎の生活
3ヶ月間の熟成期間が過ぎた梅酒。我が家のボジョレー・ヌーヴォー解禁といったところだ。



楽しみにして、そーっと飲んでみた。ところが、渋みがあって苦い。昨年は結構うまく出来たのだが、今年は味がなんか変だ。
この苦味の原因は何だろうか? 漬け込むには果実がまだ青すぎて、早かったのだろうか? それともまだ熟成が足りないのだろうか? ちょっとショックである。

そして、苦いと言えば北京五輪の日本選手。
谷選手、平岡選手、三宅選手、男子体操、女子サッカー、女子バレー、・・・・

柔道はいつから「減点競技」になったのだろうか? という悔しい思いはあるけれど、負けられないという思いの強い谷選手は、慎重になりすぎて攻める姿勢が足りなかった結果なのだろうか。ドゥミトル選手の作戦勝ちのような気がする。
とはいえ、谷選手は最後 一本勝ちで銅メダル。早くから吹っ切れてこういう戦いをして欲しかったとも思う。一方、ドゥミトル選手も一本勝ちで金メダル。良かったと思っております。
 世界は広い。強い選手はいっぱいいる。

北京五輪開幕

2008-08-09 11:38:27 | 政治・社会
大量動員された男女が、一糸乱れぬ動きを見せ続ける北京五輪の華やかな開会式。それに沸く大歓声。
 壮大な(?)絵巻物が繰り広げられる中、どうも邪魔だと思ったのが、NHKのアナウンサーとコメンテーターの解説・コメントだ。見入ろうとしている側にとって、ピント外れが多く、とても耳障りで不必要だと思った。どうしても解説、感想を言いたいのなら、字幕にしてくれればよいのにと思った。余計なお世話なのだ! 
延々と続くアトラクションは、これでもか これでもかというものだった。確かにすごいのだろうけれど、途中で飽きてしまった。そして、そんなマスゲームのような大量動員的お祭り騒ぎを、私は素直に見ることができないで、色眼鏡で見ていた。

3月に起こったチベット暴動と過剰な鎮圧
世界各地で激しい妨害活動を受けた聖火リレー
新疆ウイグル自治区で起きた警官隊襲撃事件
ギョーザ中毒事件、モラルなき模倣天国
そして、ウイグル自治区の独立を目指してのテロ予告・・・・。
 
成都市のチベット民族居住地区では、この1週間に大勢の僧侶が、理由もなく治安当局に拘束されたと聞く。
中国政府は「五輪の政治化は反対」と言っているが、北京五輪は政治そのもののような気がする。
80ヵ国首脳を招いての人民大会堂での大昼食会。これでも政治利用ではないと言えるのだろうか? 共産党一党支配体制の正当性を、内外にアピールしているように思えてしまう。
そして今日の新聞一面、『厳戒下 平和の祭典』の大きな見出しの横には、「グルジア 南オセチア進攻」の見出しが出ている。
また別紙面には、ギョーザ中毒対応部署の食品監督局長が自殺したとの記事もある。

 などと、ひねたことばかりを書いてしまいましたが、アスリートたちの活躍は素直に楽しませていただきます。