北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

北海道旅客鉄道で続く車両故障と運休

2013年08月19日 | インポート

海道旅客鉄道で続く車両故障と運休。
なぜか整備不良と自然災害を関連付けて批判するメディア。
それに対して深く考えずに同調する市民。四半世紀前の国有化を総括する時なのかも知れないが、日本人は何でも「水に流す」のが美徳として総括しない。
本州を3社。そして島に各一社。
当初から四国、北海道は上場はもちろん、営業利益の計上は困難なことは明白だったのに強行してしまった。
社に分配された約1兆3000億円の経営安定基金をいつまで塩漬け状態にしておくのか。そろそろ考え直す時だろう。とはいっても、経営安定基金への利子という形での国からの補助が無ければ、とても経営は成り立たない。
公共交通というJRへの補助は反対するものではないが、何でも民間という世論がこの仕組みに気がついたとき、特に本州3社の利用者が問題視したときが怖い。
北海道、四国には鉄道は要らないとの世論が形成されてしまうのではないだろうか。

なお、九州は経営に一定の目処がついているからここでは問題とはしない。
新幹線と定期券収入でわが世の春を謳歌ている本州社に、一定の負担金を課して島会社に分配することなども考えても良いのではないか。
しかし、それは純粋な民間会社となった本州3社に望んではいけないことなのだろう。

車社会の北海道⇒自治体も鉄道をさほど重要視しない⇒河川改修の要望も力が入らない

 =北海道の自治体から必要とされていないと感じるJR⇒社員の士気が下がる⇒整備不良の多発・・・・・やはり要素はつながってはいるようだ。
高齢社会となった今、車社会は本当に社会に優しいのか?

自治体の矛盾も大きい ⇒建設工事が欲しい⇒新幹線作って欲しい。赤字なんて関係なし。
20130818

 写真は土砂崩れで運行不能になった列車から避難する方々。乗り合わせた、札幌市の方がツイッターにアップされました。

今回の集中
豪雨による災害での復旧作業現場に若い作業員がいましたか。
写っていましたか?。
ほんとうに年配の方々が目立った。
いまさら建設工事なんて、若い世代の雇用の場にはならない。新幹線工事現場も高齢者の雇用対策状態なのだろうか。

 

アメリカが北海道の見本になるかも。
都市間輸送は飛行機と長距離バス。都市輸送は鉄道。

本州と九州はけして手本にはならない。駅ビルも中途半端な利益しか出ていないから、これ以上は手を広げるべきではない。
旭川駅前のイオンはいまさら駅前にGMSでもないだろうというのがマーケティングの常識。
旭川周辺の商圏人口は50万人が良いところ。マイカル小樽の二の舞は無いだろうが、苦戦するのは明白。

駅にバスターミナルが出来るようだから、バスと鉄道の一定の増客はあるだろうが、必ずしもイオンが期待するほどの売上につながるのかどうか。

 

 


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