北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

札幌から金沢間往復しました。その4

2017年07月28日 | JR北海道 JR北
7月20日最終日
いよいよ秋田から札幌へ戻ります。
いつもですと函館からは普通列車を乗り継ぐのですが、近年のダイヤ改悪で、便数が減り、かなりの時間的ロスが発生するために、函館から長万部までは特急を使うことが多くなりました。
そのため、時間に余裕ができたので、秋田から新青森まで五能線を走る「リゾートしらかみ」に乗ることにして、駅のみどりの窓口へ。
山側の席しかないと言われましたが、何度も乗った列車なので別にかまわないと切符を購入。
パンフレットによると車両は青池型のハイブリッドのはず。
ところがホームに行ってみると緑色の橅(ブナ)車両。実はこちらの方が新しいハイブリッドなので乗りたかったから「ラッキー」と思いながら乗り込みました。





東能代駅での駅員のお見送り。JR北にはできないことですね。
いつまでもポッポヤを気取っていては再建なんてできません

好天に恵まれたしらかみは日本海沿いに北上します。途中では津軽三味線の演奏もあり、先頭車両だったので運転席の後ろからハイブリッドの動作表示を興味津々見ながらで、あっという間に新青森に到着しました。





五能線のキハ40か48


新青森では9分で新幹線に乗り換えなので、老骨に鞭打って新幹線ホームに急ぎます。特定特急券、簡単に言うと立ち席特急券なので満席だと1時間立ちんぼです。

でも何度か乗った経験から、それはあり得ません。車内に乗り込むと案の定空席が目立ちます。コンセントも使い放題だったのでさっそく電話に充電。
今回、初めてスマホを持ち歩きましたが、カメラを多用したためか電池の消耗が激しく、やはり携帯型のバッテリーを買わないといけないようです。

車両はE5系。定刻に新函館北斗に到着。30分以上あるので在来線ホームにあるキヨスクでパンを買って待合室で簡単に昼食終了。s北斗15号281系に乗車して長万部まで。自由席でしたので心配したのですが、かなり空いていたのでびっくり。





長万部では小樽行キハ150がホームに入線。

倶知安駅ホーム


小樽には20時前に到着して岩見沢行に乗り換えて21時前に帰宅しました。
最終日は特段のトピックも無くあっさりと終わってしまいました。


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札幌から金沢間往復しました。その3

2017年07月28日 | JR北海道 JR北
7月19日・第3日目
金沢発7時50分のバスで新潟に向かいます。これは予約を取ってあったので、のんびりと駅前のバスターミナルへ。駅前は通学の高校生の長い列ができていますが、私の乗るバス停は閑散・・・。
結局は乗客5名ほどで発車。この日の運行は新潟交通でしたが、車両は前日と同じ型でした。

前日と同様に2か所のSAで休憩を取りながら12時過ぎには新潟駅前に、すこし早めに到着しました。

改めて新潟駅前を眺めましたが、本州の日本海側で最大の都市らしく、かなりのにぎわいです。連節バスによるBRTも見かけましたが、鉄道跡を走行するわけでもないようなので、知人は「なんちゃってBRT」と苦言を呈していました(笑)
まあ、機会があったら乗ってみましょう。

さあ、駅では牛丼で腹ごしらえして村上行を待ちます。ホーム側から入れる冷房の効いた待合室を出たり入ったりしながらホームで写真を少しとりました。

特急しらさぎの683系

特急いなほももちろんいました

村上までは129系ですいすい。セミクロスシートでしたので楽でしたが、座面が小さくてかたいので2時間が限界でしょう。
村上では1時間ほどで酒田行に乗り換えなのですが、キハ47の2連が早々とホームにいたので、乗りこんで睡眠時間としました。







村上駅構内で、交流・直流切り替えのデッドセクションを探しましたが、私の知識では特定できませんでした(>_<)。
酒田からはごく普通に701系になりまして、「アー戻ってきたな」と感じました。

秋田には21時前に到着。ホテルは駅とつながっているのが「売り」らしいのですが、どこがどこやら、またもや迷ってしまい。いったん外に出てからホテルの看板を確認しました。
無事チェックインしてシャワーをあびて就寝。明日も早いので10時には寝てしまいました。
ちなみにホテルの朝食サービスは一度も使いませんでした。普通列車の苦行と修行の旅は朝が早いので、いつもそんなものです。


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札幌から金沢間往復しました。その2

2017年07月27日 | JR北海道 JR北
7月19日朝3時頃にクーラーが寒くで目が覚めてしまい、テレビをつけてみると「記録的大雨情報」の文字が目に飛び込んできました。
「これはまずい」とラジオを聴きながらうとうとしていました。
5時頃には明るくなり、‘買ったばかりの‘スマホでJR東の運行情報を見ると、新潟周辺はかなり運行見合わせ状態。最近耳にし始めたばかりの線状降水帯とのことなので、かなり集中的に降っています。
新潟県は東西に分断された感じ。直江津まで行けば三セクで北陸方面に行けそうでしたが、車内で缶詰も困るので、帰りに利用しようと考えていた新潟・金沢間の都市間バスを利用しようと考えて、7時過ぎに新潟駅前のバスターミナルへ行きました。
駅前のバスターミナルに行くとバス案内所はなんと((+_+))9時半から。
緊急時の電話番号が書いてあるので新潟交通に電話してみると、丁寧に対応してくれて8時発の金沢行は空席があるとのこと。
バス停は駅前のコンビニ前だと聞いてコンビニ(サークルK)でコーヒーを買ってイートインコーナーでバスを待ちました。
そのころから雨が激しく振り出して、道路は冠水に近い状態。そんな状態の中でも仙台行、富山行きと次々にバスが到着・発車していきます。
運休したらどうしようなどと考えていると、8時発の金沢行がバス停に到着。予約のお客さんを先に乗せて、私は最後に料金を払って乗車。20名ほどの乗車でした。

バスは、車体に叩きつけるような雨の中、北陸自動車道を走ります。遠くでは稲妻が光り、無事に着くのかと心配でうたた寝もできません。
その雨も富山県に入るころには止んで青空が見えてきました。
米山SAと有磯海SAの2か所で休憩がありましたが、運転手さんの案内も丁寧。降りてから車体を眺めてはじめて、北陸鉄道のバスだと知りました。停車中は車止めをかけるのでびっくり。鉄道では当たり前なのですが・・・。バスでは初めて見ました。
そして運転手さんの温かいお国訛りが心に響きました。これは一生忘れないでしょう。降車のボタンが押されないと「降りる方はおいでませんか」という関西系の言葉です。すごく心にやさしく響く言葉ですね。東北弁でやったら{次で降りる方はいね~すか}といった感じでしよぅか(笑)(●^o^●)。
さて、あれだけ朝方に大雨に焦ったのがウソのように金沢は晴れています。
ホテルのチェックインまで時間がありますので、北陸鉄道の石川線に乗るために金沢駅から西金沢まで一駅乗車しました。駅ホームにはあいの風とやま鉄道の521系車両やJR西のサンターバードの683系も見えました。




西金沢で下車して、目の前にある北陸鉄道の新西金沢駅へ行きました。30分ほど待つと鶴来行きがあります。どんな電車が来るのかと待っていると、いかにも首都圏で使っていましたという雰囲気の車両が来ました。
東急車両製造で京王電鉄で使われていた車両を譲り受けた7700系ということです。印象としては路面電車といった感じで40キロほどの速度で住宅地の中を揺れながら走ります。車内は高校生が大半で、それなりに地元に根付いている様子でした。






30分ほどで鶴来駅に到着。のどかな田園の中の街並みが続き、周囲は山に囲まれた北陸のイメージそのままの駅でした。駅からは娘の連れ合いの勤める学校へのシャトルバスも出ていました。間もなく娘夫婦も職場近くの宿舎に引っ越すので、いずれシャトルバスに乗る機会もあるでしょう

30分ほど滞在して金沢へ戻りました。
駅前の石川音楽堂で夜のアンサンブル金沢の演奏会の時間を確認して、16時頃ホテルにチェックインしました。


早朝から動き回っていて疲れたので、ベッドに横になっているうちに寝入ってしまい。気が付いたら18時過ぎ。
もう演奏会は無理だし、バスに乗って娘のアパートまで行く元気もないので、近くのコンビニで弁当とワインを買って夕食として、21時には「おやすみなさい」でした。
これで2日目は終わりです。金沢は去年の秋に夫婦で市内見物したので明日は朝一番で離れます。


・・・続く

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札幌から金沢間往復しました。その1

2017年07月27日 | JR北海道 JR北
7月17日は「海の日」でもありますが、今年から「北海道みんなの日」(道みんの日)という事で北海道を愛する日として設定されました。
JR北海道がそれに協賛して日帰り周遊パス(3000円)を発売し、4月から6月にかけて発売された日帰周遊パスと同じく、特急券を買えば特急も利用でき、さらに新幹線で新青森まで行くことができます。
そこで、この切符と北海道&東日本バスを合わせて北陸へ行くことにしました。新青森まで早く行ければ、そのあとの行程が楽なのです。
そして、できれば金沢に住む娘の顔を見たりアンサンブル金沢を聞くことができれば良いとも考えました。

第一日・17日は5時前に起床(*^。^*)。
近くの駅発5時42分の始発で札幌駅まで移動して、札幌駅からは6時ちょうど発の北斗2号で新函館北斗まで。




すぐに新幹線はやぶさに乗り換えて新青森まで乗車です。閑散とした車内は相変わらずですが、東京までは途中駅から満席になるとの放送がありました。順調に快適に(当たり前)走行して新青森で下車。新青森からは秋田行きのおなじみ701系に乗車。運行区間が長いからなのかセミクロスシートが旅を楽しくしてくれました。

14時前に秋田に到着、酒田行に乗り換えますが、1時間半ほどありますので、遅い昼食。
前回3月に来た時に、おいしくて気に入った駅そばです。かき揚げそばで390円はお得です。





秋田からは酒田行で、再び701系ですが、先ほど同様セミクロスシートを期待しましたがロングシート((+_+))。
このあたりになると朝が早かったのでうとうとし始めます。
小学生のころにボーイスカウトでキャンプに来た象潟が懐かしくてホームを眺めましたが、記憶を呼び起こすものも無く、あっけなく発車。
再び酒田までは、日本海を眺めながらうとうと。
酒田からの便はディーゼルなのでキハ110を想定していましたが、ホームに待っていたのは電車??。しかし、キハと書いてあります。







初めてのキハE120でした。110との2連での運行で新発田まで走ります。E130を2扉仕様にしたものだそうですが、JR北海道と同時に導入するGVE400と異なり、サイズが40などと変わらずフルサイズ?。
兄弟車のE130はさらに増車されるとの発表がされています。造りがしっかりしていてエンジンも静か。新発田まで旅を楽しむことができました。
酒田から新発田までは途中の村上で架線の電気が交流から直流に代わるため、秋田と新潟を走る「特急いなほ」は、それに対応できるE653系が運行されています。
しかし、村上を跨いで走る普通列車の場合はディ-ゼル車で運行しています。
村上では学生時代以来、115系を久しぶりに見かけました。

新発田に到着する頃には疲れも出てきて頭もボーっとしてきましたが、何とか迷うことなく白新線の内野行きに乗り換えました。
今度は129系という電車。この129系は新潟管内では良く見かける車両のようです。


新潟には21時過ぎに到着しましたが、駅ビル改装中で完全に迷ってしまい。ホテルにたどり着いてサンドイッチとワインで食事してからシャワーを浴びて、ベッドに横になると同時に寝入ってしまいました。
・・・明日は三セクを乗り継いで金沢・・のはずでした。


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日高線代行バス搭乗記

2017年07月11日 | JR北海道 JR北
7月9日・日曜日。
災害で、ほぼ運休状態の日高線で静内(新ひだか町)へ行ってきました。
札幌から苫小牧までは733系の寒すぎる冷房に耐えながら、ほとんどは、うたたね状態。
苫小牧からは、キハ40の352.353の2連で日高線を鵡川まで乗車。苫小牧から日高方面は夏でも涼しい気候。キハ40では扇風機も回っていましたが、少し窓を開ければ涼しい風が入ってきます。

列車は鵡川まで、何事も無く、このまま様似まで行ってしまうのではないかと、むなしい願望に応えるように快適に走ります。30分ほどで、鵡川駅に到着。「駅前の酒井観光バスに乗ってください」という苫小牧駅からの遠隔構内放送を聞きながら「JR代行バス」と書かれたバスに乗車しました。
乗客は10名ほどでしたが、静かな室内が静内まで続きました。

途中の駅はバスが入れるところはJRの駅前で。そうでないところは近くの道南バスのバス停で停車します。国道から狭い小路を通らなけれ駅まで近づけないところも多く。2時間近く要して静内駅に到着しました。
静内駅から様似駅まではJRバスが代行輸送していますが、乗り継いだ客と静内から乗車した部活帰りの高校生数名を乗せて様似へ発っていきました。


久しぶりの静内駅は、まるでBRTの盛や気仙沼を彷彿とさせ、列車が走っていないとは思えない雰囲気でした。
観光案内所、売店、駅そばまであります。基本的にバスターミナル的な使い方されていますので、駅の中がさびしくなったという印象は感じられません

戻りのバスを待つ間に、道南バスの都市間バスが駅前に入ってきましたが、30名ほど列を作っていました。

JRだと札幌まで片道約3時間30分で3240円、苫小牧から特急を使うと約2時間30分で4890円。
対して都市間バスでは約2時間35分で2410円。
JRのほぼ半額でほとんど同じ所要時間ということで考えると、多くの方がバスを利用するのは自明の理。
沿線の人口や冬季も雪の少ない土地柄から考えても、都市間交通はバスに軍配が上がることになります。
バスから見えた家々には2台以上の自家用車が並んでいます。完全に自動車社会なのですね。これは冷静に捉えなければなりません。

ただ、日高門別や富川、新冠などは駅舎も綺麗に整備されているので、バスターミナルとして充実させるか、一部に動きが出てきたBRTも選択肢の一つかもしれません。
地元自治体の提案しているDMVに関してはJR北海道、特に東日本からの派遣社員がまったく関心がありませんし、どれほどのメリットがあるのかを自治体自身が調査提案して理詰めで説得するしかないでしょう。




結局は廃線してバスに転換するのが早道かと感じます。鉄道が無くなると町が廃れると言いますが、今まで住民の利用が少なかったことを考えると日高地方では、他の地域以上に鉄道の役割はすでに終わってしまっていると言わざるを得ません。

それに、たとえ鉄道が残っても、新幹線効果が現れるとは考えられません。
ただ、私としては、それなりに人口が集積している日高門別までは残してほしいものだと思ってはいますが。

さて、帰りの代行バスは、5名ほど乗った高校生が新冠や清畠で降りて、5名ほどの乗客を乗せて鵡川駅に到着しました。
乗り換えたキハ40に揺られて苫小牧に到着しましたが、わずか10分の差で札幌行の普通列車には間に合いません。このような点も疑問が残りました。
早急に方向性を決めて「代行バス」から卒業しないと、不便さが増すばかりです。高校生はスクールバスを運行するのが良いと思うのですが・・・。

夕暮れの鵡川駅

鵡川発苫小牧行キハ40

苫小牧発室蘭行キハ143・・この便は室蘭から札幌行の間合い回送です

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