北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

鉄道ファンってなにかな(●^o^●)

2014年01月31日 | うんちく・小ネタ

ツイッターで呟く鉄道ファンには、ごく、当たり前のことだが、いろいろな方々がいる。
最近のJR北海道の諸問題については全く語らない人。
逆にほとんどのツイートが、そのネタに終始している人。

一般に、前者には高校生を中心とした若い人が多い。私のような中高齢となると後者となる。
正直なところ、若い方々にどんどん発言をしてもらいたいと思う。

また、若い方にも、傍観者的に眺めているタイプと、論議自体が出来ないというタイプに別れるように思う。
知識の浅いことも影響している。車体には詳しいが、鉄道会社の運営面は、別のことだし難しいから仕方がないかもしれない。
 そのためか、若い世代は刺激的で分かりやすい、JR北批判のツイートに対して簡単に賛同してしまう一面もある。

JR北の問題は、今後10年くらいのスパンで事態が進んでいくと思われる。私のような老人は最後まで見届けられないかも知れない。若い方にこそ、どしどし発言していただきたい。
ただし、一生懸命勉強してくださいね。

さて、もう一つ、鉄道ファンの話をしたいのだが、いわゆる「撮り鉄」という人達について思うことだ。
巷で何かと避難の的になるのは、この類の方の、さらに一部のようだが、私としては寂しいと感じることがある。

それは、移動に、あまり鉄道を使わないということだ。
まあ簡単に言うと鉄道会社にとっては邪魔にはなるが収入源にはならないのではないか。

長距離はバスやマイカーで移動して、目的地では乗ってきたマイカーやレンタカーで移動する。
申し訳ないが、私のような、「乗り鉄」から見ると、あまり親しくはなりたくない方々かも。

鉄道は移動手段であり、眺めるものではないかと思うのです。
でも、よいポジションで撮影したい気持ちが分かるから、一方的に批判したくはないのも確か
()。

学生さんはお小遣いに余裕がありませんから、バスを使うのは認めます。それにバスも好きだし詳しいという鉄ちゃんも多い。
ただ、入場券や、隣の駅まで切符を買って、キセルまがいのことをするのだけはやめて欲しい。
それだけです。
特に北海道の方々は、少しでも経営状態改善に協力しましょうねww

写真は、3月で廃止される石油・ガソリンの輸送列車。新札幌駅にて

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見えてきたJR北海道の根本的問題点

2014年01月17日 | インポート

「JR崩壊」という刺激的な題名の新書を読んだ、著者は鉄道雑誌にも寄稿している方なので、鉄道への知識はしっかりしたものがあるが、鉄道ファンにありがちな鉄道への情緒的な思いや技術的なことよりも、銀行出身の方らしく、経営数値に関する記述が多かった。

内容としては時流に即して北海道のことが中心だが、「JR崩壊」という題名のとおり、全国のJR各社への警告がこめられている。

読み終えて、一番記憶に残ったのは、1996から2010年にかけて、施設整備への投資が10%以上も減額されていることだ。
それにも関わらず、線路に大きな負担を与えるであろう特急の130キロ走行をその頃に開始している。
まあ素人目にも、大丈夫だったのかと、大きな疑問を感じた。

そして、JRタワーを中心とした副業に力を入れ出したのもこの頃だ。

今、多くの北海道民、特に札幌圏以外の人達は、JRタワー得意になっていたJR北海道経営陣の姿勢が今回の危機を招いたと感じているのではないか。
鉄道事業の巨額な赤字を放置し、JRタワーだけ利益が上がればいいという独りよがりな体質が改まらないかぎり、JR北海道の再生の道は見えない。

国鉄の分割民営化が大きな社会問題となっていた時期に、国の方針に背いた運転士が保線区の作業に「配置転換」されたことがあった

また、2005年に発生したJR西の尼崎線脱線事故でも遅延を起こした運転士が「懲罰」として保線の仕事に回されていたことが問題になった。このように、国鉄や他のJRでも、線路の維持・管理を図る保線作業を一段低いものに見なす風潮が一般的なのだろうか

佐川光晴さんという北海道大学法学部卒業の作家の方がネット上で以下のように書いておられるのが興味深いので紹介したい。

しかし、私としては、JR北海道の経営陣に見られる鉄道事業の軽視が最大の問題ではなかったかと思っている。そうした気風が綱紀の緩みを招き、鉄道事業の中で最も重要なはずの保線作業を末端の仕事と見なすような意識が社内に形成されていったのではないだろうか。Jr北海道はJR東日本の支援を仰いで、社内の立て直しに着手するという。それで上手くいくなら越したことはないが、私としてはやはり北海道民の中から改革への意識が生まれ出てきてほしいと思っている。

 

今、北海道は国の力を借りずに北海道の鉄道事業の再建に取り組むべき時ではないだろうか。JR北海道の一連の列車トラブルが発生した時、北海道知事が国土交通省の大臣に陳謝したという記事をみて、大きな違和感を覚えた。

ゆはり官僚出身知事には期待できない。もちろん、財政危機にあえぐ市町村にも同じだ。

今は北海道の民間からの力を大きく期待したい。

このままでは国の意のままに動く経営陣がJR北海道に送り込まれて、北海道民にとっては実に不本意な鉄道会社もどきが出来上がる可能性もありえる・・・いや、目前に現実となって近づきつつあるのかもしれない。


青春18切符、冬の利用の難しいな(●^o^●)

2014年01月12日 | 旅行記

今年は どうしましょうと思いながらも青春18切符を購入しました。歳末のあわただしい時期と年明けは10日までの利用期間ですから、5回使い切れないで諦めたことも何度かあります。

今年も危ない感じでしたが、美唄・名寄・旭川への各日帰り3回と、正月明けに帯広へ一泊の旅に行って何とか消化しました。
さて、1月7日、昼頃に札幌を発って、まずは岩見沢へ向いました。冬は早めに動くことが「コツ」です。といいながら岩見沢では2時間空いてしまい(笑)、駅の隣のコミュニティセンターのベンチでパンをもモグモグしたりホームで写真を撮ったりです。Dscf0016
その後、旭川行きの711系電車(赤電車)で滝川へ。滝川から新得行きに乗ります。キハ40の単行で、乗客も少ないですが、それにもまして新得まで乗る人はもっと少ない。
富良野辺りで暗くなってきて、車窓の景色は楽しめません。
鹿との遭遇だけが心配です。

ひたすら久しぶりに持ち出したポータブルMDで6時間の長時間番組を楽しみながら、新得で乗り換え。池田行きに乗ります。キハ40に10名ほどの乗客です。帯広まで1時間半。Dscf0030
何事もなく到着。いつもは東横インですが、駅からの道が凍って危なくて冬場は駅前のルートインかJRインにします。
両ホテルは朝食が良いですが、楽天のポイントが使えるので今回はルートインにしました。
モール温泉も良いのですが、面倒になってしまい、部屋の風呂で済ませ、駅前のCVSのおにぎりとノンアルビールで寂しい夕食終了。Dscf0049

翌朝は9時9分の滝川行き快速狩勝3430Dに乗車。
この列車は釧路を朝5時45分に出る普通列車2522Dで、帯広から、そのまま便名が変更になって快速狩勝になります。一度全線乗車してみたいですが、朝5時起床が??なので(●^o^●)。
逆に滝川始発で走る2429Dが有名ですが、これも北海道で一番長い距離を走る列車ということになります。Dscf0071
さて、狩勝に乗って富良野で旭川行に乗り換えます。ラベンター色のラインの入ったキハ150です。乗り心地が良いですし、美馬牛峠をスイスイ登ります。旭川では昼食タイムですが、30分しかないので寒ーいホームでカメラ片手にウロウロ。
そして13時半頃の711系赤電車で岩見沢まで戻りました。Dscf0079
その後、733系に乗り換え。あとは一気に札幌圏に入って乗客の様子も激変します。
733系は乗務員の方にも乗客にも評判がよろしいようですが、生意気を言わせてもらうと「長く使える気がしません」車で言えば剛性感を感じないですし、先頭車両のドアからの風切音というか隙間風音、床下からの音の透過性は、相当なコストダウンを感じます。これからかなり増車するようですが、心配ですね。
711系赤電車は14年度末で引退ですが、一部報道(北海道新聞)は今年度末の廃止とも報じています。ただ、現状の733の配備状況からすると14年度末までに「随時」交代していくのが妥当なところでしょう。Dscf0109

北海道新聞はJR北海道に関しては過激な報道と誤報があるのが心配なところです。
さて、17時頃に帰宅しました。次はどこへ行くか、楽しみです。
最近、ツイッターやFBで鉄道に関した会話をする機会が増えました。
ブログは、ついついご無沙汰してしまいますが、今年も忘れない程度に更新していきます。Dscf0114