北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

今年はSL冬の湿原号乗りました

2021年03月26日 | 一日散歩切符
ブログが前後しますが、2月の20日に釧路まで行ってSLに乗ってきました。
10年ほど前に吹雪の中で運転中止で戻ってきて以来です。今年はコロナ禍でインバウンドというか、アジア圏の観光客が少ないので、車内は落ち着いた雰囲気です。
今回は先頭車両というかSL・C11のすぐ後ろに陣取ってドラフト音を録音してきました。元気が無くなったら聞くつもりです。
最近はばSLえんえっ物語と、SLみなかみという東日本のSLに乗る機会もありましたが、ととにかく窓を開けるので、車内は煙でひどく汚れます。私は高校時代にD51に牽引された客車で通い、窓を開けると叱られると言うような経験をしましたから、窓を開けたがる若者には腹が立ちます。
その点SL冬の湿原号は窓がはめ込みなので、若干の煤が入ってくるくらいで、のんびりと車窓を楽しめます。

機回し後の連結です

キャラクターのお出迎えでお見送りもありました。
C11171もかなりボイラーが痛んで、台車にもひび割れが出ているそうです。JR北海道は今年から2年かけて全般検査とボイラーの改修行うとか。良かったです。
客車も内外装の補修とトイレの洋式化も行うとか、総額4億円。新しくなったC11に期待します。
今回は朝一番のおおぞらで釧路へ行って、帰りは16時頃のおおぞらで戻りました。行きの発車を後5分遅くしてくれると写真撮影しやすいのですがね(●^o^●)

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早春の北東北への旅

2021年03月24日 | 大人の休日旅倶楽部パス
建物の外装工事でアマチュア無線のアンテナも撤去して、暇な毎日。仕事は7月まで予定がありません。去年のように持続化給付金が欲しい状態です(笑)
で、3月10日から5日間、北東北を中心に乗り鉄をしてきました。北東北を選んだのは「コロナ」の感染者が少ないからですが、山形県米沢の知人の顔を見れたら良いと思ったという事もあります。2月に入院加療して手術の傷跡も綺麗なったし、そろそろ良いかなと思ったのですが・・
以前は朝6時頃の特急で旅に出たものですが、6年来加療している慢性疾患の悪化で無理もできません。
最寄駅を10時過ぎに出て、札幌からはキハ261系6連の北斗10号ですが261の中でも、1100番台ですから比較的初期に製造された車両のようです。261系は意外と寿命が短く、10年もしたらJR北海道のアキレス腱になるかもしれません。早急に短編成の後継気動車の開発を期待します。
持参した弁当を食べながら新函館に着きましたが、行きは体力もあるので、へたくそに手作りした弁当でも美味しく食べられます。野菜炒めとウィンナーとたまご焼きを入れてみました。写真を取ればよかったですね(笑)
新函館で貸切状態のはやぶさ534号「新青森行き」に乗車。先日の地震の影響で暫定的に走っています
新青森でつがる6号に乗車、日も沈んだころ、定刻18時40分に秋田に到着。いつもの宿へ直行。しらかみ庵という秋田駅の駅そばで夕食を済ませました。


秋田を10時35分のいなほに乗車。まずまずの天気で日本海の向こうには栗島が見えます。沿線の海岸沿いには黒瓦の建物が続き、明らかに北海道とは違う景色です。いつも思うのですが、五能線からの景色と変わらないきれいな海岸線に見とれてしまいます。
14時に新潟に着きましたが、チェックインには早いので、新幹線で遊んでみようと言う事で、まずは上越新幹線で高崎まで、高崎からは上越妙高まで上越新幹線。さらに上越妙高から新潟まで特急しらゆきで戻ると言った行程です。まあ、ただ乗っているだけですが、コロナ禍で乗客も少なく、自由席もゆっくり乗れました。>
3日目となると疲れも出てきたのか、夕食を食べる元気が無くなり、ホテル近くのローソンで買ったカップ焼きそばを、ほとんど食べずに捨ててしまいました。やはり16時頃にチェックインするべきでしたね。
翌日は新潟発米坂線経由の「快速べにばな」で米沢経由新庄、大曲、盛岡と予定していました。新潟発8時40分なのですが、7時になっても起床できません。しまいに腹痛まで出てきて、トイレにこもってしまいました。トイレから解放されたのは9時過ぎ。やむを得ず予定変更。時刻表をにらめっこして酒田から新庄へ行く陸羽西線に乗車することにしました。ふらふらとチェックアウトして酒田行のいなほに乗車。なにしろ肛門が痛く、出血もあります。幸い坐薬を持ち歩いていたので、早速使用((+_+))
でも、昼ごろまで違和感が取れませんでした。結局は10日もたった今日もいまだに医者から処方してもらった坐薬を使っています(ー_ー)!!
酒田からは初の陸羽西線。キハ110の2連です。最近増えてきたGV-E400系やH100のような電気式気動車よりよほど乗り心地が良いですし、シートも柔らかく、静かです、JRの在来線車両は一見すると進化しているようですが、コスト重視で退化しているとしか思えません。耐用年数もあまり長くは無いでしょうね。
列車は最上川沿いを走って新庄に到着。まだまだ積雪がありました。


大曲からは新幹線で盛岡へ。空席に座れる切符なのですが、誰か来ないかと気になって落ち着きませんでした。19時にこまちは盛岡に到着。
とにかく体調が良くないので、ドラッグストアへ直行。その足でコンビニへ・・・何を買ったのか覚えていませんが、スナック菓子程度でほとんど食べなかったことだけ覚えています。
幸い翌朝はすこし食べることができたので、行動開始。風雨が酷い予報で、予定していた三陸の旅は取りやめて、IGRいわて銀河鉄道で八戸経由青森まで。車両は青い森の乗り入れ便の701系でした。120㌔で走ったのには相変わらず驚きです。八戸、三沢間は高校時代にSLで通学した路線。沿線に当時の面影を見つけて、涙を流してしまい、ハンカチで目をぬぐってしまいました。恥ずかしい(T_T)
青森には早く着いたので、また、つがるに乗って秋田まで、同じ車両で新青森に戻り、ホテルにチェックイン。
途中、大鰐温泉で弘南鉄道ほを見かけましたが、かなり経営は厳しいようです

ホテルではバスルームにお湯をたっぷり張って1時間近く体を温めていました。JR東は3月になると暖房を弱くするらしく、一昨年もすっかり風邪をひいてしまいました。その夜も食欲は戻らず、スナック菓子をかじって夕食終了。
幸い、最終日はホテルの朝食をしっかり食べる元気が出て、何とか体力が戻ってきました。5日目はひたすら北海道戻るだけなのですがね。
9時04分の新函館北斗行きに乗車。乗車率は10%と悲惨なものでしたが新函館では100人くらいは降りてきたので、さすが新幹線の編成の長さには驚きました。新青森の駅そばに心を引かれましたが、今回は新函館で「鰊みがき」弁当を購入しました

ところが、せっかく名物弁当も今回は今一つ喉を通りません(ー_ー)!!
新函館からは281系の北斗7号(●^o^●)
やはり261とは比べ物にならない安定感。大沼公園駅から森までの山岳路を軽快に登って行きます。野太いエンジン音は実に心地よい。あと何年頑張ってくれるのか心配なります。
函館付近と言うか長万部以南はまだまだ40が元気に走っています。長万部に着くとデクモH100が目立ち始めますが、いかにもと言った感じの見た目はともかく、あの騒々しさはもっと好きになれません。東日本のGV-E400はあまりスピードを出さないせいか惰行が多いので静かなのですが、北海道は駅間距離も長く「速い」ことを売りにしているので、絶えずディーゼルがゴロゴロと力行状態で回っていてエンジンの上あたりに乗車すると疲れてしまいます。
さて281は14時前に札幌に到着。そしてそのまま何かに誘われるように旭川行きの789・1000番台・カムイに乗車・やはりライラックと違ってしっかりした感じを受けますし、実に静かです。旭川で比布行きのH100を動画撮影して、同じカムイの車両で札幌へ戻り、帰宅しました。夕食は抜いてすぐに布団に収まり、体温測定。コロナではないようでした。

翌々日は通院日でしたが、いよいよ入院が現実になってきたと実感しました。
乗り鉄ブログも最終章が近付いています。

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