北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

1月の大人の休日倶楽部パスの旅その4

2020年02月14日 | JR北海道 JR北
いよいよ、フリー切符も最終日です。
なんとなく一日残したという感じなので、何の予定も指定席もとってありません。
旭川駅の木の香りとラーメンが忘れられず、旭川へ行ってみようと考えました。さらに久しぶりに名寄へ行ってみようとも・・・。
今日も、のんびりと札幌を11時のライラックで出発。車内はインバウンドの観光客で満席になり、すっかり車内は異国の雰囲気(●^o^●)
旭川で789系から吐き出された彼らは、大挙して駅前の迎えに来たバスで旭山動物園に向かっていきました。
私はまた、いつもの駅中食堂へ、今回はラーメンとチャーハンのセットを注文。食べながら「こりゃ多いわな~」とつぶやきましたが、最後は流し込む感じて完食。
さて、13:35発の「サロベツ」の入線は早いので、13時にホームに上がると私を待っていました(待ってない(笑))


3日前に乗った261とは別の車両でしたが、基本的には同じ印象。やはり261の基本番台は良いですね。
1000番台はエンジンも異なりますし、789系とうり二つの車体構造で、遮音性は基本番台が上でしょう。特に車体剛性は高くないようで、おそらくは183系のように長く使う事は出来ないのではないかと思います。
以前側面の上部の外板に歪みが出ているのを見ましたが、ちょっと不安ですね。新幹線が札幌延伸するまで走らせて、残った程度の良いものを宗谷と石北や根室線に回すつもりなのでしょうが、これでは、うまく事が運ぶとは思えません。
さて、快適に走って厳寒の地名寄に着きました。
駅舎を改修してから初めてでしたが、駅舎にギャラリーができて知人の素晴らしい写真が掲示されていました。鉄道写真は奥が深いと氏の写真を見るたびに思います。

駅前の「よろーな」という多目的施設にも立ち寄ってから、待合室でぼんやりしていると、名寄の鉄道仲間(とは言っても息子のような若い方ですが)が仕事の合間を縫って駅まで来てくれました。地元新聞・名寄新聞の記者をしておられます。その新聞の鉄道関係の記事がほとんど氏の執筆によるもので、会うとバックナンバーを頂けるので、帰りの車内で読むのが楽しみです。
 先日、JR北海道が、今年の夏の臨時地観光列車「花たびそうや」の運行を発表したのですが、ちょうど使用車両の写真がないとのことで、私の写真を記事に使いたいと打診いただき、私はびっくりしながら快諾したところでした。
ですから、その記事の掲載された新聞を持ってきてくれたわけです。


氏と話が弾んでいるうちに上りのサロベツが入線。ここで乗務員の交代が有りますから2分ほど停車ですが、あわてて乗り込んで、一路、旭川を目指しました。
旭川でライラックに乗り継ぎましたが、出張帰りで混雑することも無く、ゆったり座って床下に雪塊がぶつかる音を聴きながら岩見沢あたりまではうとうとしてしまいました。
夕方の札幌駅は退勤時刻なので、どの電車も混雑するのですが、無事乗りこんで優先席を確保(持病がありますので優先権があります((+_+)))。
最寄駅に到着しました。

さすがに5日目は疲れましたし、昼を食べすぎたので夜は駅のベーカリーの売り切りのパンで軽く済ませました。

以上、久しぶりの北海道内特急列車の旅でした。以前はかなりのゆれを感じた根室線も非常に安定した乗り心地で激しく揺れることも無く、大きなトラブルも無く楽しみました。
次は春のフリー切符で普通列車で函館へ行って、久しぶりに墓参りでもしようと考えています。そして体調が良ければ夏の大休パスで本州の乗り鉄納めをしたいものです。

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1月の大人の休日倶楽部パスの旅その3

2020年02月13日 | JR北海道 JR北
1月18日、今日は久しぶりに函館を目指します。最近の乗り鉄は本州方面が多いので新函館北斗は経由しますが、函館には足を延ばしていません。
本来なら我が家のお墓のある湯の川温泉まで行くところなのですが、今回は駅周辺を散策する程度で戻ります。
札幌駅ではおなじみの201系と馴染みの駅そばのツーショットをパチリ((+_+))

ゆっくり昼前に自宅を出て、札幌駅でラーメン(駅地下アピアの寳龍)を食べました。ここは変に凝っていなくて大好きです
12時頃札幌発のスーパー北斗で、函館へ。車両は261系です。全北斗が新色になりましたが、宗谷に残るマリンブルーに慣れた私はいまだに好きにはなれません。とは言いながら新製された261を楽しんでみましょう。
さて、入線してきました(●^o^●)

途中、登別のマリンパークを見ながら登別駅から大勢のインバウンド(ほとんどアジア系)を飲み込んで、261は驀進します。

指定席の隣は函館まで空いたままで楽でした(●^o^●)
大沼公園では駒ヶ岳が夕日を浴びてきれいに見えましたが、写真は撮れませんでした。
やはり宗谷の261系基本番台と比べるとエンジン音が室内にまともに入ってきます。たしかに加速は良いのですが、カーブで落とした速度を回復するために盛んに加速するので、なおさら騒々しく感じます。
車内は旧261と変わらず、落ち着いた感じですが、照明がLEDや蛍光灯に変更されていて雰囲気が多少異なります。
まあ可も無く不可もないと言った印象は相変わらずでした。まあ元気で明るいじゃじゃ馬になった183系と言ったところでしょうか。これがこまま増えて行って、30年後には、今の183のように故障が立て続けに起きると言った事態にならないことを祈りますが・・・・。私はこの世にいないいでしょう・・・いや、北海道には気動車が走るような路線は残っていないのかもしれません。
などと考えているうちに16:05定刻に函館に到着しました。

ホテルは駅前なので、すぐにルートインにチェックイン。食欲がないので夕食はコンビニで買ったお握り弁当でおしまい。
お風呂は、茶色の多少塩辛い温泉でしたが、お勧めですよ。
翌朝は3日目。予定では函館市内を路面電車と思っていたのですが、気が変わって10:05発の281のスー北斗に乗ることにしました。
281も次第に姿を消しつつあります。283と同様、振り子装置の保守が負担になっているのでしょう。まあ負担というより、一連の経営陣の無策で社員の離職が相次ぎ技術や保線の人材がかなり不足しているようです。従業員7000人程度の企業で年に100人以上の離職者が出ているのですから、残って頑張っている社員の士気が下がることはやむを得ないかもしれません。
まあ、ただ強力エンジンを積んだだけの猪のような気動車には、私には魅力は感じません。その点281はJR北が輝いていた絶頂期?の傑作車両かと思います。





さて、函館を出発して新函館北斗ではインバウンドをたくさん飲みこんで札幌へ驀進します。駒ヶ岳の山麓を走るカーブでは振り子全開でぐいぐい進んでいきます。5両目に乗った窓から先頭車両が見えるようなカーブでも90㌔ほどのスピードを保つのはさすがです。エンジン音は重い音が車内にどんどん入ってきますが、261の甲高い耳に障る騒音と異なり、心地よい響きでした。しかし、ポイントを通過するときの床下からの異音には車齢を感せ、お別れが近いと思いました。



















列車は定刻に札幌に到着。
そして・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんと釧路行きのスーパーおおぞらに乗り継きました。
要するに帯広まで足を延ばしたわけです。まあ自由席は空いてるだろうと高をくくっていたら、なんとホームは大行列。まあ座れなかったらライラックで旭川往復でもしようと考えながら列の後ろに付きました。
さすがに混んではいましたが、なんと窓側を確保(●^o^●)途中の?南千歳まではのんびり過ごしました。先日乗った283とは異なり、多少足回りは痛みが来ているようで、かなりゴトゴトと音を立てていました。
そして・・・・南千歳からはインバウンドが大量に乗車、通路まで埋め尽くされました。このままなら、帯広で下車できないなと心配していると、途中のトマムでかなりのインバウンドが下車してしまい、車内はガラーン(●^o^●)
トマムリゾートの人気はすごいですね。駅前にはホテルから3台の大型バスが迎えに来ていました。
さて283君は、十勝晴れの石勝線を通過、帯広まで快適に走ります。



定刻に到着し、豚丼でも買おうと駅の「ハゲ天」へ行きましたが、歳ですね。食べる意欲がわきません。そこでベーカリーで菓子パンとサンドイッチを購入。ツイッターで流したところ、そこのパンはお勧めですよとの書き込みを頂き、喜んでむしゃむしゃ。その日は酒を抜きました。乗り鉄も4日目になるとアルコールが不整脈を誘発するとわかってきたので、最近はせいぜい缶ビール一本です。

さて、帰りのおおぞらは(今回は敢えて「とかち」には乗りませんでした)定刻に札幌に帰着。これで4日目はおしまい。
残った一日の明日はどこに行こうかな・・・あっそうだ
                             続き



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1月の大人の休日倶楽部パスの旅その2

2020年02月12日 | JR北海道 JR北
1月17日朝9時ちょうどの特急宗谷で一路、稚内を目指します。
夜も暖房を軽く入れて寝たものの、さすがに旭川の朝は寒くて目が覚めました。一回のレストランで軽い朝食をいただいて、チェックアウト。歩道が凍り付いていますが、昨日歩いてきた路面の出ている経路をそのまま駅へ向かったので、転ばずに済みました。
心配していましたが、列車の時刻表示に特段の掲示は有りません。息が白くなる朝の旭川駅ホームで宗谷を待ちました。やはり指定席は良いですね(●^o^●)

キハ261の0番台。最近は故障がちで頻繁に代走車両が入ります(仲間内ではダイソーヤと陰口をたたいています)。特にノースレインボウが多いのですが、当日は無事261でした。
どんなに調子悪いのかと乗車したのですが、旭川を出て永山を走るころにはスマホのGPS速度計で120㌔近い速度と、最近の協力エンジン搭載の261-1000番台より静かで安定した走りでした。
上手に作りこまれたのがわかります。車体にはビード加工がされ、全体的に車体剛性が高いのも乗車して感じられますが、ここが最近の261-1000番台一番違いかと思います。残念ながら車体傾斜は動作が止められていますが、名寄までの高速走行区間ではストレスは感じません。
さて、三浦綾子さんの小説塩狩峠(小説では鉄道員が身を挺して止めたとされていますが、実際のところはステップで足を滑らせたと言うのが当時の鉄道省の公式な見解です。)で有名なった峠を難なく超えて和寒の盆地へと快適下って行きます。
名寄到着。ここから先は90㌔区間になりますから、ますますエンジン音は低くなり睡魔が襲ってきました。美深?だったかと思いますが、マニアには有名な宗谷ラッセルと交換です。

(美深駅)

音威子府のおそばは食べられませんでしたが、久しぶりに洒落た駅舎を拝見

サロベツ湿原を抜けて宗谷は北端の地稚内に到着。
折り返しが30分ほどしかありませんのでおそばは食べられず、セコマでサンドウィッチを購入。旭川での夕食に備えます(笑)



さて、宗谷からサロベツと名称を変えて旭川を目指します。すこし吹雪いてきましたが、行きと同様、快適に走行しました。鹿が出て急ブレーキをかけると車輪がロックして削れ、いわゆるフラットが発生します。気温が低い宗谷本線ではその傷が重傷になることもり、コトコトという振動が足回りを痛めつけるので、近年のJR北海道は敏感ともいえるほどに車輪の研磨修理を行っています。その点、東日本などは701系電車がコトコトと大きな音を当たり前のように発して走行しているのを目にすると、基本的にJR北の安全に対する対策は功を奏しているかと思いますし、もともとレベルの高いのは他社の手本にされる存在だったのです。それが一部経営陣の安全軽視の経営のためにトンネル内で283が火災を起こしたのしたのです。その原因はフラットだったと言われています。保線の軽視、183系の老朽化と相まって、JR北は袋叩きになりました。
さて、定刻に旭川到着です。
ホーム向かい側に札幌行のライラックが停車しているのを横目に駅舎内の軽食コーナーへ。

最近、お気に入りのあんかけ五目ラーメン・690円也を頂きました


18時のライラックで札幌を目指しましたが、やはり電車は静かですね。白鳥として走っていたころは、いまいち好きになれませんでしたが、函館本線に転籍してから水を得た魚のように120㌔で雪塊を跳ね飛ばしながら走ります。
雪塊が車台に当たる音はかなりのものなので、衝撃はすごいと思います。時々下廻りが故障して運休するのは冬の北海道の積雪地帯を走る車両の宿命なのでしょうね。点検・保守・整備の費用は相当な金額に上るのでしょう。

ライラック789系は無事に札幌に定刻で到着、最寄駅への電車に乗り換えて帰宅しました。      さらに続く・・・・・

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1月の大人の休日倶楽部パスの旅その1

2020年02月11日 | JR北海道 JR北
先日、一部書きましたが、1月16日から20日にかけて大人の休日倶楽部パス・北海道版で北海道プチ一周を楽しみました。 ただし、留萌線や富良野、函館本線山線、そして花咲線や札沼線は宿泊を少なくするために、今回は取りやめました。 初日と二日目は札幌-釧路-網走-旭川(泊まり)-稚内-旭川-札幌 という旅程でした。 まずは、特急スーパーおおぞらに乗ること。次に久しぶりの釧網線でキハ54に乗る。さらに特急オホーツク(ぼローツク・ノローツク)に乗る、そして久しぶりの特急スーパー宗谷とサロベツの乗車です。 まず初日、札幌を9時頃に発つ特急スーパーおおぞらに乗るためにラッシュの余韻の残る札幌行の電車に乗車。幸い731系でしたので思いのほか混んでいなかったのが幸いでした。これが721系ですと、みなさんデッキに立つので客室が空いていても乗ることができない人もあります。特に最近はスマホに夢中で途中駅からの他人のことなど眼中には無い方が多くなったので、その傾向は酷いものです。 さて、札幌から、久しぶりの「おおぞら」283系です。この3月14日のダイヤ改正で283系は半数が261系に置き換わります。かなり足回りが痛んでいる印象もありますが、乗車した283系は思いの他快適で、これは残すのかもしれません。それにしても振り子の乗り心地はカーブを感じさせないところです。石勝線のカーブもすいすいスピードを落とすことも無く走りぬけました。261になるとカーブではスピードダウンはやむを得ないですが、加速の良さでカバーしてくれるでしょう。でもなんとなく安っぽい乗り心地は好きにはなれませんが((+_+)) 283は快適に走行して所定の時間に釧路に到着。 釧路では「霧亭」という駅舎内のお蕎麦屋さんで昼食。張り切ってカツドンとミニかけそばのセットを頼みましたが、もう昔のようにモリモリとは食べられなくて、最後は残しそうになりながら、なんとか完食((+_+)) さて、網走行きの時間が迫ってきたのでホームへ入りました。 楽しみだったキハ54は久しぶりです。ツインエンジンは快適な音を立てながら、釧路湿原を左手に見ながら進みます。途中で鹿の飛び出しがあったりで急ブレーキは何度かありましたが、ぶつかることも無く、山を抜けるとオホーツク海が広がっていました・・・・のはずですが暗くて見えませんでした(●^o^●) 17時30頃所定の時刻に網走到着。ここからは特急ボーローツク。キハ183も残りが少なくなってきました。いつもこれが最後かなと思いながら乗っています。 乗車(●^o^●)キハ183独特の重いエンジン音を心地よく感じながら、旭川を目指しました。ここでも鹿君と遭う事も無く順調に走行。さすがにお尻が痛くなってきましたが、指定席はシートが交換されていたのでがまんの範囲でした。 ノローツクは旭川に入線。このまま乗って札幌に戻っても良いのですが、旭川でのんびり風呂に浸かりたいという事で、駅近くのホテルに投宿しました。 以前は東横インを定宿にしていましたが、家内とのフルムーン旅行で大浴場の魅力に取りつかれ、最近はルートインなど大浴場のあるところがメインになりました。 チェックインして、早速風呂に浸かってやれやれです。明日は久しぶりの稚内(●^o^●)

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