北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

新型電車737系投入へ

2022年09月25日 | 一日散歩切符
現在、室蘭本線の苫小牧・東室蘭間に投入されているキハ143も寄る年波には勝てず、素人目に見ても老朽化は明らかです。



JR北海道はキハ143の置き換えとして同社としては初めての2両編成の電車を新製します。

(車両の特徴)JR北報道発表資料より
〇 バリアフリー化の推進
・客室床面を低くし乗降口のステップを無くします。
※キハ 143 形気動車と比較し、19cmの低床化を行っています。
・車椅子のお客様がご利用できる大型トイレを設置します。
・車椅子スペースを設置するほか、各車フリースペースを設置し、車椅子ご利用のお客様以外にもベビーカーをご利用のお客様や大きな荷物をお持ちのお客様にも快適にご利用いただけるよう配慮しました。
〇 環境性能の向上
・主変換装置にハイブリッド SiC(シリコンカーバイド)モジュール、照明に LED を採用
し、従来の車両と比較して消費電力を低減しています。
〇 ワンマン運転対応
・当社の通勤形電車では初めてワンマン運転に対応する装置を搭載します

13編成の新製と発表されましたが、キハ143は5編成なので昼間に運用されているH100運用便の置き換えや、朝夕の混雑対応のために4両での運用もあるのかもしれません。
一部に岩見沢。滝川間での721の置き換えもささやかれていますが、アルミ合金製の車体であり、厳冬期の岩見沢以北での運用には耐えられるのか、デッキが無いこと等を考えると疑問が残ります。
そこで考えられるのは、新函館北斗・函館間の「はこだてライナー」の733を本車両に置き換えるのではないかと言う事です。
コロナ以後、さらに今後も必ずしも乗車率は高いとは言えない「はこだてライナー」は2両編成に置き換え、一部の便のみを4両で運用すれば十分ではないかと考えます。
いずれは「道南いさりび鉄道」?に運行委託される同線には733系はもったいない?感じもしますので札幌近郊に配置するのは最適ではないかと考えます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北の大地からの恵み! 「イモ臨貨」が今年も運行開始!

2022年09月25日 | JR北海道 JR北
8月の石北本線の玉葱列車に続いて9月12日よりJR貨物の馬鈴薯輸送専用列車が運転開始されています。

 北海道外に出荷される農産物の内、馬鈴薯(ばれいしょ=ジャガイモのこと)の約4割、玉葱は約6割をJR貨物が輸送しており、秋冬期の輸送力増強のために、本州に向けて馬鈴薯と玉葱の専用列車を運行。
特に馬鈴薯輸送専用列車はお菓子メーカーのカルビー委託農家のジャガイモを帯広貨物発、熊谷ターミナル着で輸送します
輸送力は最大でコキ20両。初日は16両で、五稜郭機関区の赤スカートDF200-11の牽引で運行されていました。
この列車は追分で石勝線から室蘭本線に入り苫小牧貨物ターミナルを目指します。
おりしも函館本線の長万部・函館間が新幹線延伸により廃止の危機にあり、北海道における貨物列車の位置づけ・重要性を示す列車であると思われます。
にし九州新幹線の無理な開業を示すように、果たして新興後進国日本において新幹線やリニアモーターカーは必要なのでしょうか。

なお、本写真は鉄道ホビダス・鉄道情報局に投稿・掲載されました。





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする