北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

室蘭本線で撮ったカシオペアその他

2016年02月29日 | JR北海道 JR北
母が登別の室蘭寄り、簡単に言うと鷲別駅と幌別駅の中間辺りの室蘭本線沿線に住んでいます。
86歳と高齢なので、頻繁にドライブがてら(笑)様子を見に行きます。
その際、白老町虎杖浜のアヨロ温泉(虎杖浜の本来の地名に近いのはアヨロです)に浸かって、近くの虎杖浜駅でカメラを構えます。
今回は金曜日の午後に虎杖浜に寄って、S北斗とキハ40を見ることが出来ました。
翌日土曜はカシオペアの運行日だったので、母の家の近くの踏切(室蘭本線鷲別・幌別間の西富岸踏切)でカメラを構えました。電化区間なので架線柱が気になりますが、朝日を横から受ける形になってステンレスの車体がきれいに光っていました。鷲別駅を通過して長い直線に入る場所なのでどの列車も加速しますから、DD51の重連も軽く黒煙がたなびいていて、足回りの巻き上げた雪煙との対象もきれいです。
(室蘭本線鷲別・幌別間の富岸西踏み切り)






同じ場所で函館行きの特急北斗とキハ143の苫小牧行きも収めることができました。



 時間が前後しますが温泉のついでに寄った虎杖浜駅でのS北斗もいかがでしょうか(●^o^●)


さて母のところからの帰途は、いつものように富浦駅です。先客がいらっしゃいましたが、183北斗を撮ったらお帰りニなりました。
一方、私は143や40がお気に入りなので1時間ほど粘っていました。
ここでカシオペアを撮るのも良いかなと思うのですが、定期運行が終わるまでには、もうたぶん無理ですね。



キハ143と281のすれ違いを珍しく収めました.143が先行貨物の遅延の関係で遅れたためです。
普段は見られません。



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日高本線はやはり廃線に向かって動き出したのか

2016年02月25日 | JR北海道 JR北
報道によると(www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20160225/3147751.html …)、日高本線に関してJR北海道は復旧費用の数十億円のみならず、年間13億円にも及ぶ営業損失への恒久的な補填と、老朽化したトンネルや橋梁などの施設の更新費用も自治体に要求したとの事だ。
これは、とても自治体が負担できる金額ではないと理解した上でのことではないだろうか。
さらに、もし復旧しても、かつての便数は確保できないともしている。
これでは、地元自治体が受け入れるわけもなく、すでに廃線に向かって動き出したと言って良いのかもしれない。

この手法で、営業損失の補填を、北海道内の他の路線で要求するようなことになるのなら、経営安定化基金による損失補てんというスキームは破綻したということになる。
この際、スキームを決定し執行してきた政府は何らかの手段を講じなければならないと考えるが、どうだろう。
そうでないなら、北海道の鉄道は、札幌近郊も含めて全て廃線させるべきではないかという極論を言わざるを得ない。

まあ、極論はさておき、新幹線を除いては北海道の在来線は上下分離とし、JR北海道を解体整理するか組織変更して別会社での運行を真剣に考えるときだろう。

同時に、数十年後に間違いなく同様の問題を抱えることになるであろう新幹線の札幌延伸は早急に断念中止すべきだ。
孫と子の世代にとって、北海道新幹線は大きな負の遺産となってしまうのは明白だと思うが、如何か。

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平成28年度「一日散歩きっぷ」「道北一日散歩きっぷ」発売

2016年02月24日 | JR北海道 JR北


(●^o^●)\(◎o◎)/! オメデト♪(゜∀゜ノノ"☆(゜д゜ノノ"☆(゜∀゜ノノ"☆チャチャチャ
平成28年度は
゛4月2日より11月6日までの土曜休日に発売との事です。
「一日散歩きっぷ」「道北一日散歩きっぷ」発売について
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2016/160224-2.pdf

JR北海道から待ち焦がれた正式発表がありました。
昨年11月14日を持って発売を終了し、再び発売するのか不安視されていました。
駅によって説明が異なることで、札幌と旭川周辺の「乗り鉄」をやきもきさせていました。
再発売するにしても、大幅に価格や乗車範囲の設定が見直されるのではないかとの見方もありましたが、結局は全く同じ形での発売となるようです。

私が、このブログを始めるきっかけを作ってくれた切符ですので、今日は大変に喜んでおります。

ただ、残念ながら普通列車の大幅な削減で、行動範囲が以前よりは狭くなってしまうのが残念ですし、日高本線が代行バスのままでは、同方面へはなかなか足が向かないでしょう。
 また、道北散歩きっぷの北限である天塩中川へは、札幌からは日帰りでは行けなくなってしまうのが残念です。
新十津川も朝の一往復だけですから、かなり厳しいものがあるでしょう。
まあ、いろいろと文句ばかり言っても仕方がないので、これからは、ただ遠方へ行くのではなく、途中下車を楽しみたいと思います。(●^o^●)


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linuxを導入しました。

2016年02月22日 | JR北海道 JR北
(12月に乗ってきた急行はまなす。青森駅にて。正直、老朽化で乗り心地は最悪でしたが時間的には貴重な列車でしたから札幌・函館くらいは別の車両で残して欲しかった。)

雪まつりも終わり春も見えてきました。
でも、相変わらず寒い毎日です。
講義のある時と本業の業務以外は、ほとんどの時間をパソコンの前かテキストを開いて過ごしています。
先日、7年前に買ったXPのネットブック・レノボS10eにフリーで使えるOS・LINUX・MINT・Ver17.3をUSBメモリからLIVEインストールなることをしてみました。
かな文字入力への設定などに苦労しましたが、インターネットは軽快に閲覧できるようになりました。
現在もそのネットブックで打っています。そのうち本格的にインスト-ルしてみますが、XPも残してインストールするデュアル何とか?はPCが立ち上がらなくなる危険もあるとかで、バックアップをとってからにします。
したがって時間に余裕ができてからです。
まあ正直なところ、ウィンドウズに慣れた爺さまには、なかなか手ごわいOSで、本格的に使いこなすにはコマンドを打ち込むことまで要求されるようです。
これでは、一般への普及はとても無理です。
入門書なるものを3冊買いましたが、ある程度LINUXの知識がある方でなければ意味不明な箇所ばかりです。
結局は、ネットで検索して情報を得ました。
特に、UbuntuはともかくMINTは基本的操作を説明したサイトも書籍も皆無に等しく、かなりマニアックに感じました。今のところは感覚で操作していますが、これでは広く普及することなどあり得ないでしょう。でもだからこそウィルスの攻撃も少ないのでしょうが(笑)

さて、今回一番の問題点はデーターを暗号化して記録する外付けHDDがLINUXには対応していないことで、HDDを別途新たに購入しないといけません。
その他、会計帳簿、家計簿やLismoのソフトもウィンドウズなのです。もちろん業務用のソフトも・・・。
したがって、S10eにホコリが被らないようなり、音が途切れないで聞けるようになったYouTubeをステレオに繋いで音楽プレーヤーとして活用することが成果となりそうです。
やはりメイン機はウィンドウズ7と10で行くことになるでしょう(●^o^●)
てなわけで机の上に3台のノートPCが乗っかってます(笑)

ところで、学校の講師という仕事は、黒板の前でテキストを読みながら説明するだけが仕事と思われがちですが、1時間の講義の準備のために一日を費やすことも度々です。
現在がまさにそんな状態で、一日散歩きっぷが廃止されたことも相まって、鉄道からはすっかり遠ざかってしまっています。
カシオペアだ、はまなすだと葬式鉄(私とは別世界の方々です。)が大騒ぎするのを横目にしながら暗い(笑)毎日です。はまなす位は惜別乗車したいですが、ダイヤ改悪で消滅する普通列車に乗っておくほうが優先です。

莫大な赤字が発生するのが前提の北海道新幹線開通とか、相変わらず進まない日高本線の復旧問題、さらに先日あきらかになった普通列車の大改悪ダイヤなど、ここで書きたいことはたくさんありますが、時間がありません。
正直なところ、ここまで企業理念の乏しい企業も珍しいとJR北海道を眺めていると、なにか虚しさだけを感じるようになりました。
財源を公的支援に頼りながらの銭函駅バリアフリーの報道がありましたが、札幌圏では他の駅もこれからも進めていくとか・・・地方を切り捨てながらでしょうけどね。
その点で苗穂駅のエスカレータ-非設置という対応はどうしたものなんでしょうかね。エレベータがあるから良いだろうと物分りの良い声が盛んに聞こえてきますが、あと数年で高齢者の仲間入りをする私には納得できません。
エネルギーの有り余っているような若い女性が突入するエレベータの前で呆然と立ち尽くす気持ちが分かりますか。私らは「老害」発生源だから外出するなと言いたいのかな。

この会社「もう相手にしたくない」の感情だけが沸々と湧いてくる今日この頃です。

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宗谷線保線事業所、天塩中川と幌延両駅から突然撤退とは

2016年02月02日 | JR北海道 JR北
冒頭の写真は幌延駅のキハ54の並び。3月のダイヤ改正で見られなくなる
まともな説明も無く、こんな一方的な事ばかりしていたら、財政的にも人的にも沿線自治体の協力なんて得られない。
北海道新聞の2月2日朝刊、JR北海道に関する報道が載った。
「保線業務、天塩中川と幌延両駅から撤退 JR北海道方針」
概要は以下の通りである
「宗谷線の保線業務について、天塩中川駅と幌延駅の20人の工務系(保線)職員を4月付で名寄、音威子府、稚内の各駅に集約する方針を中川、幌延の両町に伝えていた。音威子府―稚内には常駐の工務系職員がいなくなる。 
若手職員への技術継承や業務管理の強化が理由だという。
保線拠点がなくなる音威子府―稚内間は札幌―旭川間に匹敵する距離。地元ではシカ衝突など事故対応や除雪の遅れを不安視する声が強い。
川口精雄中川町長は「減便以上に大きな問題」と受け止め、野々村仁幌延町長は「これで安全確保ができるのか」と疑問を呈している。
野々村町長と川口町長は2日、宗谷本線活性化推進協議会長の加藤剛士名寄市長と対応を協議。 
両町はJRに対して「減便対策を検討している最中の急な通告で承服できない」と答えたという。
JRは4日、普通列車減便や工務系職員の集約について説明に訪れる予定で協議会としてJR側に反対の意向を伝えたい考え。」
以上が概要だ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
普通列車の削減のみならず(連関したものだろうが)保線分野の合理化とは、JR北は安全の確立が急務と言いながら、思考は逆の方向に向いていると感じざるを得ない。
 *単に保線作業という面から見れば、事業所の集約によるメリットもあり、広義における平時の安全性はしっかり確保されるとは思う。
しかし、音威子府・天塩中川間などは春先の融雪期に大増水する天塩川の川縁を走るので、同時期は減速運転をやむなくされる。さらに、全線で動物の出没も多く接触事故は日常のことだ。また、大雨による潅水も頻繁に起き、路盤のバラストが流されることも多い区間である。
にもかかわらず、常駐の工務系職員がいなくなることは、非常に心配が残る。統廃合による利点には一定程度は理解できなくもないのだが、交通機関として万一の場合の利便性というか復旧対応の遅れなど、一面では利用者が享受する待遇条件が悪化するのは間違いないわけだから、事前に沿線自治体と話し合いをして、理解を得てからでもよかったと感じる。
減便が打ち出された、このタイミングでは地元自治体としても感情的に受け取らざるを得ないだろう。
この間、JR北はこのような点への対応が下手だと感じる。
 さらに、ほんの数年前に極端な保線管理費の削減から脱線事故を招いた反省はどこへ行ったのか。合理化を取り違えるなとまで言いたくなる。
目的は保線拠点集約と技術の継承と言うこともあるが、ベテラン職員と若手職員を配置転換して交代させればかなり解決されることではないのか。JR北海道は勤務地が支社や事業所単位で決まり、基本的には決められた地域での異動しかないという話を聞いたことがある。たとえば、釧路付近に居たければ、退職まで職場の異動も釧路管内だけということだ。
もし、このことが人材交流の妨げの原因の一つならば労使で協議するべきだろうし、全社で再建に取り組む今は、期間限定にしてでも遠隔地への転勤も受け入れるべきではないだろうか。
推測は、このくらいにするが、現段階、このタイミングで保線分野を縮小統合すると言うのは突然すぎて、とても各方面が素直に理解するとは思えない。
結局、民営化以来続けてきた無理な省力化を継続することしか考え付かないのかなとと皮肉も言いたくなる。
残念だが、東日本からの応援社員からの助言はこの程度なのかと言わざるを得ない。

今は様々な面で、地元自治体の協力が必要なときだ。自治体を説得すると言う術を見につけたほうが良い。
聞く耳持たぬといった感じのする一方的施策ばかり打ち出していたら、協力を得ることは、とても無理な話だろう。

今回の事業所統合が原因と思われるようなトラブルが万一発生したとき、どのように釈明するのか聞いてみたいものだ。

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