北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

新幹線函館延伸の陰で何かが始まる・・・

2014年12月29日 | うんちく・小ネタ
12月19日、JR北海道は2015年3月14日のダイヤ改正の概要を発表した。
 寝台特急北斗星の廃止に目を奪われてしまいがちだが、ローカル線区でのダイヤ見直しにも触れられていることに注目しなければならない。
報道発表では函館線、千歳線、室蘭線、根室線、宗谷線、留萌線での見直しを表明している。
どのような改正になるのかは2月の正式発表を待たなければならないが、札幌近郊を除いては普通列車の減便を伴うのではないかと危惧している。
 そして、さらに気になる動きがあるのだ。
2016年春のダイヤ改正に向けてダイヤ合理化の検討を進めていることが、26日に公表された「事業改善命令・監督命令による措置を講ずるための計画の実施状況」に記載されているということだ。
残念ながら、私の読み方が浅いのかホームページの掲出の資料中では発見できなかったが、某氏のブログで明らかにされている。

また、19日に報道発表された「JR北海道再生推進会議」の12月5日の議事録にも注目すべき社長の発言が掲載されている。
「国鉄時代では廃止対象とされた輸送密度2000人未満の線区が、現在のJR北海道においては6割を占めるにいたっており、今後地元自治体に対して状況を説明して理解を得ながら対応していく予定である」といった内容だが、これは廃線へ向けた意思表示ではないかと受け取ることが出来る。
赤字路線の維持が経営安定基金設定の条件となっているために、それが足かせとなり、歴代の経営陣は思うように廃線に踏み切れなかった。
今回、国のお墨付きを頂いたJR北海道再生推進会議から廃線のゴーサインが出れば、大手を振って廃線を実行できるだろう、というのは考えすぎてあろうか。

いずれにしても、新幹線の函館近郊延伸と同時に、ローカル線区では大幅な合理化が行われ、廃線への下地作りが進んでいくものと考える。
数年後、北海道の鉄路は縮小均衡への道を辿り、JR北海道は、かなりこじんまりした鉄道会社になっていくのかもしれない。




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この冬の18切符の旅・第2弾は函館へ

2014年12月28日 | 青春18切符
12月23日と24日は函館へ行きました。
目的は
①クリスマスファンタジー
②SLはこだてクリスマスファンタジー乗車
③教会群のライトアップ撮影

自宅を7時過ぎに出発して小樽へ向います。小樽を8時過ぎに出る長万部行きに乗車します。
一本後の便でも間に合いますが、単行の運用と「まっさん」余市プームで混むと見て、早く行ってホームに並びました。
案の定、キハ150は余市まで満員。その後倶知安までも座席は埋まっていました。吹雪の中、線路をラッセルしながら走行しても遅れることも無く長万部に着いたので、ほっとしたのもつかの間\(◎o◎)/!。
函館本線の鷲ノ木駅付近でポイントの部品故障により不通とのこと。でも2時間半の待ち時間がありますから開通を信じて、駅前にある、いつもの合田蕎麦屋さんでお食事。
結局、13時33発の函館行きは20分遅れで出発です。

途中では8時間遅れたトワイライトと交換。乗客は大変だったでしょうね(+o+)。
函館には20分遅れで16時30分頃に着きましたが、同じ頃到着したはずのファンタジー号のSLは客車から切り離されて、すでに車両所に引き上げてしまい、DLだけを撮影しました。まあ明日があります。
函館駅の窓口で、明朝のSLはこだてクリスマスファンタジー号の指定席券のみを購入。夏の大沼号は不可といわれた18切符との併用はOKとのこと。まあ何でも言って見るものですね。夏は気分悪かったですよ。どうして扱いが違うのか、いまだに不思議です。
さて、駅前のイルミネーションょを見ながらクリスマスファンタジーの会場へ・・・大きなクリスマスツリーが飾ってあります。 
18時前に一旦消灯して、再点灯と同時に花火が上がります。盛り上げるための音楽が賑やかなのと、寒さに閉口して、セレモニーが終わると同時に移動のためにバス停へ。ところが元町地区に行くためのバス停が分かりません。時刻表には「明治館」前に停まることになっていますが、そこには掲示がありません。困っていると道路の反対側を行ってしまいました(+o+)最悪の案内ですね。
函館は観光ホスピタリティが最悪とは以前から感じていますが、地元出身の私が戸惑うようでは観光客の減少は続いていくでしょう。
新幹線の延伸とは言っても、函館の北20キロのところに新駅では効果は限定的ではないでしょうか。
もう教会と五稜郭と海産物では難しいのでは。
仕方が無いので歩いて西部地区へ、幸い温度が高いので足元も悪くなくて、二十間坂を難なく登りきりました(実にゆっくりと)。
ちなみに帰りはロープウェイ駅の前のバス停を発見できたのでバスで駅前へ戻りました。
さて、懐かしきハリストス正教会を目指します。途中、カトリック教会のライトアップに見とれているとカップルばかり・・・私は場違いのオヤジと気づきました。
ハリストスは子供の頃に母と通った教会です。今でも信者の端くれと自認しています(●^o^●)。
教会の上から写そうと坂をヒーヒー言いながら上った頃には寒さで手がかじかんでカメラを落としそうでした。
でも、ほんとに神秘的な景色でした。泣けてきました(ToT)    
さて、帰りはバスで駅前まで戻って、コンビ二でカップめんを調達してチェックイン。
翌朝は8時前に駅のホームでSLの入線を待ちました。
お客さんはまばらにしかいません。この時期の大沼公園は何もないといっても良いので、仕方がないでしょう。
今年で最後の運行になるのはうなづけます。車内で客室乗務員さんに写真を撮ってもらい、新函館北斗駅を眺めながら函館とを往復。               
帰りは五稜郭で降りて10時55分の森行きのキハ40に乗車します。
五稜郭では珍しくキロのついていない特急北斗を見かけました。中間車両は7000番台です。エンジンの換装が進んでいますね。でもいつまでも183系ではないでしょうが。 
森では1時間ほどありましたので駅前で塩ラーメンを食べました。
美味しいラーメンでしたよ。店の名前は忘れましたが駅から見て右手向かいです。
森からは長万部行きに乗車。もちろんキハ40。この旅最後の函館運輸所・函ハコの車両です。
長万部からは東室蘭行きに乗車。これは苗穂ですね。札ナホとトマの2両編成でした。
快適に走って東室蘭からは苫小牧行きのキハ143.この先は眠っていても行ける道程。143の快走に身をゆだねながら苫小牧到着。苫小牧からは電車・・・733系です。
これで旅は終わったようなもの。
うとうとしていると琴似に到着、あわてて降りる準備をして車窓を見て
(  Д ) ⊙ ⊙
ものすごい積雪です。20時頃に最寄り駅到着。
帰途は9時間の所要時間でした。やはり室蘭本線周りは時間がかかりますね。
自宅に着くと車は雪だるま。明日が思いやられると感じながら布団に入りました。







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旭川へ711乗車に

2014年12月28日 | 青春18切符
12月21日、冬にはあまり買わない18切符を買ってしまいました。1月10日までに5回をどう処理??(笑)するか。
まずは旭川へ711系電車その他を見物に行ってきました。
のんびりと昼ごはんを食べてから自宅を12時半に出て、岩見沢からは721系の旭川行きに乗車。
やはりデッキ付きの電車は暖かいですね。吹雪の中を走って16時前に、暗くなり始めた大好きな旭川駅に到着。 
 
 
 

ちょうど旭山動物園号もホームに入線。外観はもとより車内を失礼して激写(´・ω・`)。

 
とは言いながら寒いので駅の待合室に避難。
「旭川サンタラン」もちょうど駅に到着しました。吹雪の中ご苦労様なことです。入院している子供たちにプレゼントをするのが目的と聞いています。ハンドベルのミニコンサートも素敵でしたよヽ(^。^)ノ
その後、駅のコンコースで打ち上げをして解散しました。
若いときにこのような活動をしてくれる方は必ずや,すばらしい人生を送っていけることを信じています。
 うちの施設にもたくさんボランティアさんが来ないかな(●^o^●)
さて、旭川に住むツィッターのフォロワーさんと待合室でお話をしているうちに時間。
本日のターゲットである711系電車の入線を待って乗車、岩見沢へ。     
途中江部乙付近で猛吹雪のため減速運転しましたが、滝川で特急の先行を待つための停車時間が長いので、その時間で調整されて余裕で岩見沢からの区間快速に間に合いました。
以前は711系の運用だった小樽行きの区間快速も721系です。でも暖かくてよかったヽ(^。^)ノ
予定どおり21時には帰宅。食事をしてツイッターとFBを覗いて就寝しました。
本日は外食は一切なし。お茶飲んだくらいかな。貧乏旅です(恥)

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711系赤電車を駅撮りしてきました。

2014年12月10日 | 一日散歩切符
12月7日の一日散歩切符のご報告です。
北斗星の廃止も話題になっていますが、それよりも711系国鉄型電車の廃止もカウントダウンに入りました。
いつものように一日散歩切符で滝川まで行ってきました。
最寄り駅の発寒中央から手稲まで戻り?キハ201の江別行きに乗車。201の快走を楽しんでから野幌で下車してホームで駅撮りを楽しんでから岩見沢へ。
  
 岩見沢からは711系で滝川です。
岩見沢と滝川ではS105と111編成をパチリ。滝川からはキハ40で岩見沢へ戻り、いつものように再びキハ40で苫小牧へ。苫小牧からは733系で手稲行きに乗車して帰宅しました。
          
さて、やはり711系は雪が似合いますね。数名の方が滝川のホームでカメラを片手に歩き回っていました。
「残念ですね」と会話を交わして、ひたすら駅撮りです。
乗車鉄の私は駅での鉄道車両が一番輝いて見えます。
といいますか、乗っているときの車窓が一番の楽しみなのです。ほとんど鉄道には乗らずに自家用車で追い掛け回すのも楽しみ方ですが、私は車の運転も下手なので乗ってるのが良いのです。
   
昨年夏、遅咲きの鉄道ファンとして、ツイッターで知り合った鉄道ファンの若い皆さんとは楽しく過ごして、色々なことを教えていただきましたが、私の鉄道の楽しみ方とは、多くの点で差異も感じるようになりました。
やはり年代の違いですかね。でも、それもまた良いでしょう
来年は、原点回帰で「ちいさな旅」を楽しみたいと思います。北斗星とトワイライトの葬式乗車などは興味が持てません。疲れるだけの長距離列車は時代とともに消えるのです。学生時代に乗りつくしました。
翌日は眠いだけだったので、良い思い出は少ないのが事実です。
懐かしさはありますが、今の年齢になると、夜行列車は辛いので、思い出の中にしまっておきます。
残念なから、そこには私にとっての旅の楽しさはありません。
JR九州の「七つ星」とやらも食事制限必須の私には無縁です。
定期購読している鉄道雑誌も、北海道・東北以外の記事は、ほとんど読まないので、そろそろやめようかなと・・・
元々は鉄道の一人旅を孤独に楽しんできた私ですから、本当は独りが好きなんですね(´・ω・`)
6年くらい前781系が廃止になるときに、駅で学生さんから「最終電車を撮るんですか」と声をかけられ、「興味ありませんが、781?それなんですか?」と答えたのが私の鉄道への本来のスタンスなんですね。781のことは知りませんでした。

編成写真やスクープ写真で走り回り、鉄道雑誌に投稿する「撮り鉄」は別世界の方々です。
批判しているわけではありません。
私にはもう出来ません(●^o^●)。

私のもうひとつの趣味である、アマチュア無線はコミュニケーションが目的です。ところが、コミュニケーションの苦手な方も散見される鉄道ファンとの違いが気になるのも事実です。
しかし、誰でも入ることの出来る趣味が鉄道ですね。
 運行情報を独占し、秘密にするのが鉄道ファンの王道のように考える方々の存在も難しい問題です。
ただ、撮影ポイントやホームが多人数で危険な状態になるのを防ぐという効果もあるでしょうから、許容しなければなりません。
新型特急も消え去り、本州と同じ新幹線車両が赤字を次世代に負わせながら、自然を破壊して走る・・・・。もう、北海道の鉄道車両には興味も薄れてきました。
そろそろ潮時ですね(大袈裟(+o+))。
これからは鉄道車両を旅の道具として眺めていきます。
写真は旅行のついでと家の近所ですねヽ(^。^)ノ
「下手な写真ですが、やめませんよ。」


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SLニセコ号のいなくなった初冬の山線を旅しました

2014年12月01日 | 一日散歩切符
当日の朝、駅でパンフレットを見てビックリ。
一日散歩切符の発売期間が短縮されてしまいました。
小中高校生の長期休暇期間の販売が中止されました。さらに、最近はどのように使ったか、と言ったアンケートも実施されています。
最悪の場合、来春には販売中止も考えられますが、せめて18切符だけでも残して欲しいものです。
もしかしたら、このブログもやめなければなりませんね(笑)。

さて、そのショックにも負けず、家内の仕事が休みなことを幸いとばかりに一日散歩切符を買って出かけました。
今回のコースは自宅・小樽・長万部・東室蘭・苫小牧・帰宅といった具合です
小樽までは733系に乗りました。若者には人気ですが、若いということは新しいものが良いのですね。私は??です。

さて、小樽から長万部へ。12時20分発の便はいつもの4番ホームからで、いつものキハ150の2両ですが、最近は余市へのお客さんで混んでいます。札幌方面からの快速が着くたびに混んでいきますから早々とホームに立ちました。

でも、余市では半分くらいの乗客が下車してしまい、すっかりガラガラ。テレビの効果は大きいですね。「まっさん」ですが、話の展開が遅いというか「まっさん」なる架空の人物(あまりに竹鶴さんとイメージが異なるので架空にします)が怠け者、融通が利かない、単なる変人に描かれているので、つまらなく感じて、最近は時計代わりに見るか音だけの有様です。土曜日の総集編を早送りでも良いかもしれません。

倶知安に到着したキハ150の反対ホームには下りの150が到着。珍しいことに前部への連結準備作業が行われていました。なにか団体でしょうか。初めての光景です。構内には150が2両待機していましたので、あの後に連結されたのでしょうね。
倶知安も、あの秋の喧騒はどこへやら、来年の秋は何か、別のジョイフルトレインを走らせるのでしょうか
 
さて、乗客の半分を占めていた外国人も降りてしまってスカスカになった列車は長万部に到着。
ホーム向かいには東室蘭行きのキハ150が待っています。全般検査が終わったばかりでしょうか。ピカピカでした。
  
以前は、東室蘭行きが先発してしまい、このタイミングでは乗り継ぎできなかったのですが、長万部で先行する特急が遅くなって、この普通列車の発車が遅くなり、乗り継ぎができるようになって、たいへん便利になりました。
以前は17時過ぎまで、次の便を待たなければならなかったので、何も無い長万部をうろうろするか、長万部まで来ないで、黒松内で折り返して小樽に戻っていました。
さて、検査完了済みの東室蘭行は快適に走行(●^o^●)
途中の秘境駅・小幌に停車した時には数名の乗車があったりして、驚きました。
上りの特急の遅れの影響による若干の遅れも、伊達紋別駅停車を短縮して回復し、無事定刻に東室蘭に到着。ホーム向かいのキハ143に乗車して苫小牧に向います。
17時にもなれば、すでに真っ暗。室蘭本線鷲別駅近くの沿線の母の家も見えず、カバンに入れた新聞の選挙関連の切り抜きを読みふけっていました。
苫小牧に着くと、ちょうど、廃止も噂される「北斗星」が上野に向って発車するところでした。
20年以上前に乗ったきりですが、寝台列車は学生時代に帰省のたびに乗って食傷気味なので、もう乗ることもないでしょう。情緒があるとかいいますが、翌日は寝不足で体調を崩してしまうことがほとんどでしたから今では好きではありません。
若い方は「はまなす」を利用されますが、私は、まだ命が惜しいので乗りたいとは思いません。

苫小牧からは手稲行、またの733系。ここらで疲れが出て居眠りです。733はLED照明の上に間引き点灯なので頭上の荷物棚の影がはっきり出ます。気になって本も読みづらいので寝てしまいました。
定刻8時頃に発寒に帰着。駅前のスーパーで買い物をして帰宅しました。
程よく疲れて、ノンアルコールビールを飲んで寝ました。

なお、帰途に苗穂でDLとSLとキハ183と貨車が連結されているのが見えたので、SL・C11-171の函館回送かなと思いましたが、やはり、その夜函館に行ったそうです。ツイッターで呟いたので、それを見た方が途中で撮影したと聞き、役に立ったかなと喜んでいます。

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