北のとうさんの鉄道旅・アマチュア無線JA8HBO

札幌に住むおやじが北海道を中心に鉄道旅の話題や無線の話題も織り交ぜてぼやきます。アマ無線のコールサインJA8HBO

廃線雑感

2015年06月30日 | うんちく・小ネタ
並行する自動車道の整備された地方赤字ローカル線は、通院の方には病院へのシャトルバス。学生さんにはスクールバスを、それぞれ不便の無い様に運行して、鉄道は役目を終わるしかないのかな。
産業遺産として価値のあるような路線は別の形で残す手立てを考える。
もう昔のように、ただ「残してくれ」というだけの時代ではない。残して欲しいならビジョンを示すことが必要です。道路も空港も鉄道も、あれもこれもなんて時代ではない1000兆円を越える借金大国日本。

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JR北の第三者委員会の提言書の内容を聞いて

2015年06月24日 | うんちく・小ネタ
古今、第三者委員会なるものが出す提言書は、依頼した当事者のお膳立てにしたがって作成され、その意思も反映される。
北海道新聞が内容の概要を報じたので、多少感想を書いてみたい。

そもそも特急の減速・減便は整備・保線関係をおろそかにしてきたことに原因がある。
ところが都市間交通の高速化自体を否定して、現在の技術レベルを「身の丈」と称して肯定してしまうようでは、これからの進歩は必要ないとしているのと同じ。
 平素、鉄道にほとんど関心のないメンバーでは、JR北のお膳立てに乗った提言をするのは当然。
バスとコミューター航空の融合を謳う知事と商工会のトップが名を連ねていることでも明白だった。
第三者というのは「岡目八目」を狙ったものだが、囲碁を知らないのでは「一目」も読めないだろうに。

 まあ、似非261系の登場でJR北の魅力は消えた。261は好きな車両だが、車体傾斜装置「Tilt」があってこその話しだ。285で裏切られ、261でも裏切られ、しまいにキハ40後継は東の車両を流用では何をかいわんやである。
似非261は強力な183と言うことで、今の線形のままでは所要時間の短縮への期待は限られる。

 20年後なのか、いつになるのか、今の183と同様に大量の似非261が耐用年数を同時に迎えたとき、投入時で、すでに新しくはない261を、あえて大量投入した現経営陣はどのような評価を受けるのか。
私は知ることもないだろうが、想像はつく。
R&D(時術開発)をおろそかにした企業に未来はない。





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いつものコース。岩見沢・苫小牧・虎杖浜、そして日高線復旧の話し

2015年06月13日 | 一日散歩切符
いつもの一日散歩切符を使った乗り鉄。今回も大いなるマンネリズムで発寒・手稲・岩見沢・苫小牧・虎杖浜・岩見沢・発寒というコースでした。
一旦手稲まで戻ってキハ201の入線を撮ってからそのまま始発から乗ります。



野幌で下車して昼食を調達。岩見沢からはキハ40に揺られて、室蘭本線で苫小牧です。
ところがヽ(^。^)ノそこで乗ったキハ40は350番台・・・




要するに日高線専用車両です。駆動車輪の前に砂撒きが着いています。日高線は現在不通になっていて、それも長期に及びそうなので他路線に転用されているのですね。現在転用?が確認されているのは室蘭本線の岩見沢・苫小牧・室蘭間です。
苫小牧車両所「札トマ」配置の車両ですから、取り合えずは合理的な運用ですね。
 地元自治体からは早期復旧を願う3万を超える署名嘆願書も提出された日高線の復旧問題も、6月に入ってようやくJRと北海道、国の三者で費用負担と工程についての協議会が持たれることになりました。
JRが26億円と見積もっている費用ですが、道は25%を負担するという心積もりのようですから、東北震災の復旧時の例からすると国が同額の負担となります。残りの50%はJRが負担できないと言い張るのなら、話し合いは難航するでしょう。財政の厳しい地元自治体ですが、公共交通として位置づけを鑑みると、一定の負担を表明すべきかもしれません。
さらに国の負担を積み増しするか、JRへの助成という形で、JRが残りを負担するというのが落としどころかと思います。
一部にはバス転換の話しも出ていますが、すでに、1億円の費用で復旧工事の準備にも着手しており、JRとしては復旧の意志があるのは間違いありません。
東日本での岩泉線などは放置した上での廃線でしたから、今回はJR側のスタンスが異なります。
第一、国鉄分割民営化の際のスキーム上の制約と国が株式を保有しているJR北と上場企業のJR東とは同列で語ることは出来ません。
それに、廃線が復活した例は皆無と言っていいですから、なんとしても残さなければなりません。
費用面で言えばJRは事あるごとに「新幹線」と「安全」をお題目のように唱えますが、道内の一般の人は、函館周辺を除くと、新幹線への関心も期待も自らが思っているほどではないと冷静かつ客観的に捉えるべきです。
「安全」重視は論を待ちません。
さて、キハ40-357番に乗って苫小牧へ・・・
乗り心地は普通の40と変わるはずも無く、快適に走りますがエンジン音が少し軽いかもしれませんヽ(^。^)ノ車内に掲示されたポスターや駅番号表は日高線のものです。
おそらく日高線では普段出したことの無い速度95キロで快適に走りました(^_^)/。




苫小牧からは大好きなキハ143「かっ飛び君」に乗って虎杖浜へ。虎杖浜では貨物と北斗を撮って苫小牧へ戻ります(^_^)/。



143は空気バネなので乗り心地が柔らかく、エンジン音の侵入も程よく抑えられていて静かな気動車です。
さて、苫小牧からは再びキハ40-357で岩見沢へ。

いつも見る、追分でのキハ40の3並びも今日は日高線車両が混じって楽しい構図に(^_^)/
途中の志文で夕陽を眺めながら、次は江別。江別では再びガラーンとしたキハ201の車上の人になり発寒へ戻りました。




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小樽・桃内踏み切り

2015年06月12日 | 写真
函館本線の小樽から長万部は通称「山線」といいますが、運行車両はキハ40と150の2種類。ただし朝夕だけ札幌直通で蘭越・倶知安方面にキハ201が入ります。
さて、先日の昼過ぎに小樽の西方にある桃内トンネルと忍路トンネルの間にある桃内踏み切りで3本の列車を撮りました。
青葉の萌え出る中、トンネルを出入りする姿に初夏を感じます。
昨年も撮りましたが、萌黄色というより青葉の季節になっていまして、もうすこし早い方が良かったかも知れません。
写真の順番がバラバラですが、長万部行、倶知安行、小樽行の3本が通過しました。



塩谷岬です

長万部行きのキハ150の2連。いつも世話になる便です















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美唄でのお仕事の往復

2015年06月12日 | 日記・エッセイ・コラム
先月から今月にかけて、札幌市の北50キロほどの町、美唄市で販売士検定を受験する職業訓練の仕事があり、朝夕に特急で往復しました。
今回の私の担当科目はマーチャンダイジングと流通です。
2年前にテキストが変わり、今回からは出題型式も変わるので、それなりに緊張した講義となりました。
ところが、最近、老眼が進んでテキストが読みずらくなり、眼科でメガネの処方箋をもらったものの、メガネを新調する暇が無いので、読み間違いを頻発してしまいました。(´・ω・`)
さて、美唄への往復は、ほとんど鉄ちゃん丸出しで、朝はホームを行ったり来たりしてガラケーで写真を撮りまくりました(笑)
朝の行きは8時のSカムイでよいのですし、それにあわせて駅にお迎えがあるのですが、7時48分のスーパー宗谷・キハ261で行ったりして仕事とは思えない楽しみ方でした。
おかげで、鉄分補給できたので、しばらくは日曜の散歩切符はおやすみです。やはり特急は早くて良いですね(●^o^●)
以下は、そのときに、ガラケーで撮った写真です。
色合いとコントラストを少し調整しましたが、お見せするようなものではないのです・・・・でも(笑)
美唄駅入線のカムイ

同じく岩見沢行き721・・以前は711でした((+_+))

スーパー宗谷

琴似駅まであえて乗ったキハ201

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