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自然の中で見つけたステキなモノ

藤山神社(佐世保市小舟町)

2010年07月19日 | 長崎県北部のお話

またまたずっと前のことになりますが、5月8日に佐世保市にある藤の名所『藤山神社』に行ってきました。去年の4月24日に訪れた時はちょうど満開でとてもきれいでした。今年はそれより二週間も遅かったので、もう花の頃も終わりかなと思ってはいたのですが、たまたま別の用事で母と姪っ子mizukiと一緒に近くを通りかかったので、二人にもあの見事な藤棚を見せてあげたいと思い、ちらっと立ち寄ってみたのでした 神社の裏にある駐車場に車を停めて、境内に入っていくと・・・



嬉しいことに、そこにはまだ無数の薄紫色の花を垂れた藤棚の美しい情景が広がっていたのです 私達が一般に「フジ」と呼んでいるのはこの房の長い野田フジで、藤山神社の境内にはこの野田フジの藤棚が一面に広がっています。



「すごーい!まるでお花のシャワーだね!」って言いながら、藤棚から見事に垂れ下がる美しい藤の花に興奮気味のmizuki。連れて来てよかったぁ



この藤山神社のもう一つの見どころである紅白フジは、野田フジよりも花期が早く、残念ながらほとんど枯れてしまっていました。紅白フジは野田フジと比べると房が短く、花も少し大振りで、全体にまるっこい感じです。同じ枝からピンクと白の二色の花が咲くことから、紅白フジと呼ばれているようです。

それにしても見事なまでに張り巡らされた藤の蔓。今もなお成長を続け、毎年立派な花を咲かせるその姿には、とても力強い生命力を感じます



神社の境内より一段下にある川沿いの藤棚は、上の藤棚に比べると日当たりが少し悪いせいか、より瑞々しさを保っていました。蔓の隙間から差し込む木漏れ日と、花房を優しく揺らすそよ風が、藤棚をより美しく見せてくれます。



境内にある池の中には色とりどりの鯉がなんとも涼しげに泳いでいました。と!その傍らに一匹の亀を発見



まるで置物のように全く動かず、岩の上にじーっと佇んでいるミドリガメ。その視線の先には気持ち良さそうに泳ぎ回る鯉の姿が。なんで動かないのかなぁと思って近づいてよくよく見てみると、なんと紐で繋がれているではありませんか!これは神社の飼いガメ??自由が利かなくてなんだか可愛そうな感じがしました。お散歩には連れて行ってもらってるのかなぁ

ともあれ、この藤山神社ほど規模の大きな藤棚を見られる場所は長崎県内にはないので、藤を見るならこの藤山神社がおススメです 花を観賞するには4月20日前後くらいが一番良いみたいですが、5月の上旬くらいまではこのような美しい景気を見ることができることがわかりました。まだ行ったことのない人は是非訪れてみてくださいね~


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