I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

郡岳復習登山(長崎県大村市)

2012年05月08日 | 山のお話

鉄塔を下から写すとこんな写真が撮れました

かなりご無沙汰しています久々の更新です

 

今回はコースの復習と旦那さんの運動不足解消を兼ねて、先月登頂したばかりの郡岳(こおりだけ)を登ってきました。前回と同じく南口登山口から山頂を目指したのですが、前回よりなんと4km以上も余計に歩くハメに…

ま、どうしてそんなことになったかは追々お話しするとして、2度目の郡岳登山の始まり始まり~

歩き始めて間もなく、見慣れない葉を見つけたのでそっと手でめくってみると、なんとウラシマソウ(浦島草)を発見同じサトイモ科のマムシグサにも似ているのですが、花穂の先から細い糸のような付属物があるのが特徴で、それを浦島太郎の釣り糸に見立ててこの名前が付けられました。実際に見たのは初めてでかなり興奮しちゃいました~

前回来た時にはまだ小さかったギンリョウソウを再び発見前回と比べると随分大きくなっていました

 

1月の虚空蔵山登山以来の登山にお疲れ気味の旦那さん。歩き始めてちょうど30分の所にベンチがあったので、ちょっとだけ座って休憩中~

途中、似たような感じのお花を2つ発見左はスイカズラ科のハクサンボクですが、右はよく分かりません。ミズキ科の植物だとは思うのですが…ちなみにハクサンボクは葉に照りがあるのが特徴です。

前回は見つけきれなかった赤いキノコも発見しましたよ~おそらくベニタケ系だと思われます。ベニタケ系には食用になるキノコと毒キノコの両方が含まれるそうなので気をつけましょう

南口登山口から1時間10分程で山頂に到着~この日は私達の他に二組のご夫婦がいらっしゃいました。ちょっと曇ってて青空はあまり見えなかったけど、やっぱり山頂は気持ちよいですな~レジャーシートを敷いて、さっそくランチタイムといきましょう目の前には連なる山々と大村湾。鳥達のさえずりをBGMに、心地よい疲労を感じながらおにぎりを頬張る。これぞ至福の一時。やっぱり山はいいなぁ~

ランチを食べた後は、帰りは前回と同じく来た道と反対側から下ります。前回教わったのと同じように、初めて登る旦那さんに「ここが坊岩だよ~」と若干自慢げにレクチャーし、坊岩の先端に立たせて記念撮影。そしてまた前回と同じように下って行くと…

ゴツゴツとした巨大な岩を発見…って、あれ??この岩見たことないぞ?よくよく岩に近づいて見ると、なんと『坊岩』と書いてあるではありませんかーっ!実はこちらの方が本当の坊岩だったようです

立派な坊岩の姿に感動し、本物の坊岩の上でまたまた記念撮影。見晴らしも最高で、テンション上がりまくり…だったのもつかの間。どこかで道を間違えたせいで、このまま下ると西口登山口の方に下りてしまいます少し登れば南口に下りる道と合流するはずですが、「もう登りたくない」オーラが出まくりの旦那さんの意見に従って、このまま西口へ向かって下ることに。西口の場所を知らない私はかなり不安だったのですが、「南と北なら真逆だけど、西なら大丈夫やろ」という旦那さんの言葉に「それもそうか」と歩みを進めたのでした

下り始めて1時間10分ほどで西口登山口に到着~無事に下りて来られて本当によかったしかしここからまた車を停めた南口登山口までアスファルトの道を歩かなければいけませんとりあえず野岳湖まで2.6km歩きましょう

大村湾カントリー倶楽部の入口を通過~こんな所に入口があったんですね~ 

 

正面に見えるのが郡岳の山頂です。あそこから歩いてきたんだなぁ。写真では分かりにくいですが、坊岩の姿も確認することができます。さて、野岳湖まであともう少し

野岳湖に到着すると『ソフトクリーム』の文字を発見ここからまた南口まで登らなければならないので、一旦ソフトクリームでも食べて休憩することに。ソフトクリームを食べながら、テーブルの上に置かれていた花器を何気なく眺めていると…

ツツジの花の真ん中に可愛らしいアマガエルさんが顔をのぞかせているではありませんか~ お花の中でじーっとしているカエルさん。きっとその場所がお気に入りなのね

ソフトクリームを食べてパワーを充電し、ここからまた坂道を2kmほど登ってようやくゴール私のせいで予定より4km以上も多く歩いてしまいましたが、坊岩も見ることができたし、旦那さんもよく歩いてくれたので、結果的には充実した一日となりましたただやはり素人だけで登る時は、たとえ一度登ったことのある山でも、事前に地図でルートの確認をしておかなければならないと思いました。山の中って目印になるようなものがほとんどないし、似たような景色が続いたりするので、常に道に迷う危険性と隣り合わせなのです。これからも登山ライフを楽しむためにも、これらのことを今後の教訓として肝に銘じておきたいと思います

次は雲仙の麓にある田代原キャンプ場でのチーズフォンデュパーティーをアップします