I Love Nature

自然の中で見つけたステキなモノ

リカちゃん人形

2008年11月12日 | 手作りのお話

私が20数年前に母に買ってもらったリカちゃん人形。今は5歳になる私の姪っ子mizukiが洋服を着せ替えたり、お布団に寝かせたりして遊んでいます。リカちゃん人形自体はそんなに傷んではいないのですが、さすがに洋服の方はボロボロで、ほんの数着しか残っておらず、以前姪っ子にねだられ、端切れを使ってツーピースの洋服を作ってあげたことがありました。それを覚えていた姪っ子は、先日帰省したときに「この子にまたお洋服を作ってあげて」と再び私におねだり。

かわいい姪っ子に頼まれると「NO」と言えない私は「よし!任せとけ!」と二つ返事で姪っ子の要望を快諾。すると姪っ子はいつものようにキラキラッと目を輝かせ、早速祖母からたくさんの端切れをもらってきました。その中から姪っ子が選んだ布が和服に合いそうだったので、「着物を作ってみようか?」と提案すると、「いいねぇー!」とすっかりノリノリな様子。

さて、もうこうなったら後には引けません。子どもは一度約束したことをしっかり覚えているので、なんとしても帰省中に作ってしまわなければいけないし、適当なものは作れません。高校の時に浴衣を縫ったことがあったので、なんとなくイメージは湧いていたのですが、そこは裁縫の得意な母の手ほどきを受けながら、端切れから小さなパーツを切り出し、着物の形になるようにそれらをチクチクと縫い合わせていきました。そして出来上がったのがこちら!


(モデル:リカちゃん ロケ地:実家の庭 花:ホトトギス)

うーん、われながら上出来。なんせ肩幅4cm、ウエスト10cmというかなり細身な体型なので、細かいところは少し苦労しましたが、サイズもぴったりで、思った以上にうまくできました これには姪っ子も大喜びで、「どうやって着せるの?」と早速完成したばかりの着物を脱がせたり着せたりして遊んでいました。これを作るのに丸一日かかってしまったのですが、姪っ子の喜ぶ顔を見たら、それだけの時間をかけても作ってよかったなぁと心から思えたのでした。久々に新しい服を着たリカちゃんもなんだか嬉しそう!

子どもってすごく好奇心旺盛で、その瞳は吸い込まれそうなほど澄んでいて本当にきれい。子どもの瞳を見ていると絶対嘘はつけないなって思います。簡単な口約束でもちゃーんと覚えてますしね いつも姪っ子の「○○を作って~」という要望にすぐ応えてしまう私ですが、相当無茶な要望でなければ、これからもできる範囲で応えていきたいと思います。子どもの好奇心の芽を伸ばすためにも、周りの大人がお手本を見せたり、いろんなものに触れさせるのってとても大切なことだと思いますしね。

さて、かわいい姪っ子よ!今度は何を作ろうか?私が帰ってくるまでに考えておくんだよ。

あ、でもあんまり無茶なのはやめてね・・・