天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
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玉村町囲碁会/新春囲碁大会(2020/1月)

2020-01-11 21:00:00 | 玉村町
今日は地元囲碁会の新春囲碁大会(奇数月に開催)、参加者は27名と横ばいです。
「新春」といっても内容は通常の月例会と変わりませんが・・・。

優勝は小学6年の家上くん。決勝戦では強豪を破っての優勝、小生いつ追い抜かれるか?
私の成績は●●○○、「病み上がりだから・・・」と苦しい言い訳・・・。
 
次回の月例会は新年度の総会とも重なりますが、役員の1名が体調不良で退任の予定。高齢化が進む当囲碁会も組織・運営面で青息吐息・・・。
 
ロウバイ
 
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仲邑菫初段、1年目は17勝7敗

2020-01-09 21:00:00 | プロ棋士
2019年に入段し、一世を風靡した仲邑菫初段。1年の締めくくりとして、年末の12月23日に扇興杯予選、26日に名人戦予選Cが行われ、いずれも勝利した。
1年を終えた今、公式戦24局中、17勝7敗、勝率7割8厘。勝率ランキング11位、11月から12月にかけて5連勝も記録。今やその実力に疑念を持つ者はいないだろう。どこまで駆け上がるのか、今年も10歳の少女棋士から目が離せそうにない。
      (週刊碁より抜粋)
     ○ ● ○
2020年の碁界注目棋士といえば、芝野、上野、そして最年少プロの仲邑菫初段(10)でしょう。
学校のない日は1日9時間も囲碁の勉強をするとのこと。これも中韓の英才教育の影響でしょうか。

囲碁に限らず、学業・スポーツなどトップになるためには、遊ぶ時間を削って取り組むのが必須のようです。
昭和の木谷道場の生活を描いた本を読むと、結構遊びの時間もあり、おおらかな雰囲気があったようです。
「昭和は遠くなりにけり・・・」。
 
 
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芝野 3年連続勝ち星1位

2020-01-07 21:00:00 | プロ棋戦
一力勝率トップ、上野は女流最多勝利記録
2019年の日本棋院全手合が12月26日で終了し、勝ち星、勝率、連勝が確定した。
・勝ち星ランキング 芝野虎丸七段 52勝18敗 3年連続3度目
・勝率ランキング  一力遼八段 47勝14敗 .7705 2度目
・連勝ランキング 一力遼八段、富士田明彦七段 16連勝
      (日本棋院HPより抜粋)
     ○ ● ○
勝ち星1位の芝野名人・王座、数年前の井山3冠の快進撃に並ぶ好成績、タイトルも二冠獲得しトップスターになりました。
勝率1位の一力竜星・NHK杯、好成績ながら7大タイトルに届かないのがもどかしい。
連勝1位は一力八段と富士田七段。富士田七段は勝率でも2位と活躍していますが、7大棋戦の成績はイマイチか・・・。
女流最多勝利記録の上野女流本因坊・棋聖。藤沢女流3冠に並ぶ快進撃で、芝野2冠と共に碁界のニューヒーロー・ヒロインになりました。
2019年大活躍した棋士、2020年も引き続き好成績を収めるか注目しましょう。
 
 
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新春スペシャル囲碁対局2020/NHK・Eテレ

2020-01-05 21:00:00 | テレビ番組
2020年の新春は藤沢里菜四段と台湾の黒嘉嘉七段のスペシャル対局。
藤沢里菜四段は故藤沢秀行名誉棋聖の孫で、若くして才能を開花、現在女流3冠だ。一方の黒嘉嘉七段は、モデルもつとめる世界の超人気棋士で、その実力も日本の女流トップにひけを取らない。この2人の真剣勝負を伝える。聞き手は謝依旻六段、解説は井山裕太棋聖。
    (NHK、HPより抜粋)
     ○ ● ○
今年の新春対局(1/3放送)は女流トプクラスの対局。これまでバラエティ-的な対局が多いようでしたが、今年は真剣勝負。どちらがいいか制作サイドも迷うことでしょうね。
 
対局内容はあまり大きな戦いはなく、小競り合いの地味な一局で、里菜さんの中押し勝ちとなりました。
見る側としては派手な戦いの方が見ごたえがあるのですが、多くの人から見られる対局者は慎重になるでしょうね。
 
それにしても両者はポーカーフェイス、これも勝負師の必要要件か・・・。
ただ一般のアマ囲碁愛好者は、表情豊かな方が雰囲気が和みますね。
 
 
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新年打ち初め/2020

2020-01-03 21:00:00 | ルネサス/囲碁部
今日はO氏宅で令和初の「打ち初め」を楽しみました。
メンバーは10名、元勤務先の囲碁仲間とO氏のお友達です。
毎年O氏には開催の労をとってもらいますが感謝ですね。
 
私の成績は負け越し、気力(棋力)がイマイチでした。
強い人は棋力(読み、知識、形勢判断など)+「勝負強さ」が備わっているようです。
年齢を重ねるとこの「勝負強さ」が淡白になるような気がしますね。
この「勝負強さ」を鍛えるには? これがムズなところで・・・。
 
 
 
     ○ ● ○
 
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20代新名人、僕らの勝負哲学

2020-01-01 21:00:00 | プロ棋士
明けましておめでとうございます。


元日の朝日新聞に、囲碁の芝野虎丸名人(20)と将棋の豊島将之名人(29)の対談記事が載っていました。
大雑把に要約すると以下の感じでしょうか。
 
囲碁と将棋の名人は顔そっくり、初対面してぶつけた哲学
■メンタル
豊島:勝負にはこだわる
芝野:勝ち負けを気にせず、興味を追及する
■ペース
豊島:持ち時間長い方が好き
芝野:ちゃちゃと打ちたい
■AI、人対人
豊島:対面対局が一番面白い
芝野:人間らしい手でないと
■目標
豊島:今年こそは防衛を
芝野:特にないですが・・・
     ○ ● ○
豊島名人は従来のプロ棋士のイメージで、芝野名人はゲーム感覚の新次元の棋士・・・?
AIについては同じような意見で、あまり細かく(すりあわせを)するとよくない。
 
ザル碁党が参考になるのは、芝野名人の「勝ち負けを気にせず、興味を追及する」という姿勢でしょうか。
できることなら、そういう境地に立ってみたいものです。
     ○ ● ○
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