年末を迎え、各種雑誌も新年号から新企画を登場させていることでしょう。
囲碁の級位者向け雑誌「月刊・囲碁未来」も変化がありましたが、ややガッカリという印象です。
2011/12月号で最終回となった二つの紙面「囲碁ジュブナイル(少年少女向け)/キッド」、「連載マンガ/堂々邪道!定石かえうた」に替わる紙面がなくなったことです。
「囲碁ジュブナイル/キッド」は、小学生の少年が囲碁とともに成長していくストーリーで3年間、36回で終了。
最後はあっけない終わり方で消化不良の気分でしたが、一緒に囲碁を学ぶ友達との関係、囲碁を教える大人とのやりとりなどは、リアリティがあり、興味深い読み物でした。
「連載マンガ/堂々邪道!定石かえうた」は、定石の手順を小学生の娘と母親が笑いを交えて替え歌を紹介する内容で2年間、24回で終了。
ユーモアのある母親(原作者?)のとぼけた言動が、読者を楽しませてくれました。
囲碁雑誌の紙面は「囲碁界の情報発信」「技術の解説」「読み物」などがあります。
読者によって関心・好みは様々でしょうが、ある程度のバランスも必要だと思います。
最終回となった上記のような「読み物・マンガ」を楽しみにしている読者も多いような気がします。
個人的な好みかも知れませんが、ホッとするようなユル~イ紙面を盛り込んでほしいところです。
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