囲碁番組や囲碁雑誌でプロ棋士が解説するとき、「盤十(ばんじゅう)」という単語がときどき出てきます。
形勢判断で目算し、黒が盤面で10目ほど勝っているときに、略して「黒、盤十ですか」となるわけです。
黒・盤面10目ということは、6目半のコミを引くと3目半勝ちとなります。
プロが目算して3目半差というのは、ほぼ「勝ちが確定」ということのようです。
ザル碁党の場合、3目半という目算はほとんどアテになりませんね。
ネット碁の場合「形勢判断」という機能があり、終盤時点ではかなり正確な目数が表示されます。
この機能を使うべきか微妙なところですが、多くの人は参考にしているようです。
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「盤十(ばんじゅう)」で連想したのは、喜劇役者の「ばんじゅん(伴淳三郎)」です。
亡くなってもう30年ほどですから、若い方は知らないででしょうが・・・
東北訛りで、とぼけた笑いに味わいがあり、映画やテレビによく出ていましたね。
盤十とはあまり関係ないですが・・・
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