天声人碁

剣正28号が「囲碁」を中心に雑感、独り言を随時書き込みしていきます。
画像をクリックすると拡大されます。

囲碁業界用語:盤十(盤面十目)

2014-03-21 20:22:36 | 囲碁

囲碁番組や囲碁雑誌でプロ棋士が解説するとき、「盤十(ばんじゅう)」という単語がときどき出てきます。
形勢判断で目算し、黒が盤面で10目ほど勝っているときに、略して「黒、盤十ですか」となるわけです。

黒・盤面10目ということは、6目半のコミを引くと3目半勝ちとなります。
プロが目算して3目半差というのは、ほぼ「勝ちが確定」ということのようです。
ザル碁党の場合、3目半という目算はほとんどアテになりませんね。

ネット碁の場合「形勢判断」という機能があり、終盤時点ではかなり正確な目数が表示されます。
この機能を使うべきか微妙なところですが、多くの人は参考にしているようです。

    ◇   ◇

「盤十(ばんじゅう)」で連想したのは、喜劇役者の「ばんじゅん(伴淳三郎)」です。
亡くなってもう30年ほどですから、若い方は知らないででしょうが・・・
東北訛りで、とぼけた笑いに味わいがあり、映画やテレビによく出ていましたね。

盤十とはあまり関係ないですが・・・

コメント    この記事についてブログを書く
« 第26期女流名人戦第2局/加藤... | トップ | 第56回女流アマ選手権/藤原... »

コメントを投稿

囲碁」カテゴリの最新記事