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佐世保で起きた高1女生徒の同級生殺人事件を、過去の事件と分けるために「佐世保高1解剖殺害事件」と呼んでみる。
解剖を付けたのは、この加害者が明らかにサイコパスであるからだ。だから殺害が目的ではなく解剖の結果として死に至ったという認識しかないのだろうと思うからだ。
加害者は知能指数が高いので、彼女の云う言葉を額面どおりにとることはできないのではないか。正直に話しているとは思えないからだ。たとえば「父を尊敬している」とか「結婚に反対ではなかった」とかの言葉は「父を尊敬しているけれど、今は好きではない」「結婚に反対しないけど一緒に住みたくない」などと理解すべきではないのだろうか?
今回の報道を総合すると地元の名士一家(4人家族)で、母は昨年癌で亡くなっているが東大出で、教育委員を務めていたとか。父は東京の有名な私大での弁護士、大きな事務所を経営している。前妻が亡くなって間もなく婚活パーティに参加し今年5月、30代の方と再婚した。その直前の高校入学の年度替わりに合わせて少女はマンションに一人住まい。それは留学のための練習だとか。少女は勉強ができてスポーツもできる、そのほかのことよくできるという「優秀」な子であるらしい。
彼女の自画像は専門家に言わせれば、誰でも異常を指摘できるものであるらしい。(これもネットにはすでに出てる)
さて、今回その父親の心境のコメントが発表された。一言感想を言えば慇懃無礼で上から目線のコメントであるなぁ、だ。
「お詫びの言葉が見つからない」のは理解できるが、父親として反省がまったくない。特に学校が反対していた『一人暮らし』が直接的に事件につながった反省には何らの言及がないのはどうしてなのだ。
また「どんな理由・原因があるにせよ、娘の行為は、決して許されるべきものではない」とのコメント、まるで「杉下右京」みたいだなぁ。つまり他人事のような印象を与える。
この親にしてこの娘であるなぁ・・・・・・。 自分たちは何か特別なのか?!
娘に観られた様々な悪しき予兆へのアドバイスを無視し、放置したこの父親の言動はあまりに無責任ではないか?
この父親も精神鑑定した方がいい。
佐世保事件、容疑少女の父「おわびの言葉見つからない」 2014年8月3日13時49分
長崎県佐世保市の県立高校1年の女子生徒(15)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された同級生の少女(16)の父親が3日、代理人の弁護士を通じて、謝罪のコメントを発表した。
A4判1枚にまとめられた文書で、父親は「私の娘が起こした事件により、何の落ち度もないお嬢様が被害者となられたことについては、おわびの言葉さえ見つかりません」「人生の喜びや幸せを経験する時間を奪われ、帰らぬ人となったお嬢様の苦しみと無念さ、ご両親さま、親族さまが受けた衝撃と悲しみの深さを深慮し、胸が張り裂ける思いでいっぱいです」とし、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。
また父親は、女子生徒の遺族にはまだ謝罪ができていないことを明らかにしながら、「本件が社会的反響の大きい大事件であることを重く受け止めている」「どんな理由・原因があるにせよ、娘の行為は、決して許されるべきものではない」と記した。
代理人の弁護士は、コメントの発表とともに、父親が今年3月に少女にバットで殴られけがを負い、少女に二つの病院で精神科治療を受けさせていたことや、医師の助言などをもとに、今年4月から少女を事件現場のマンションに一人暮らしさせていたことを明らかにした。