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遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

坂の上の雲

2011-12-19 10:25:33 | テレビ番組

昨夜は奉天会戦(日付変わらんうちにアップしようと思ったけど飲んだくれてるうちにどうでもよくなっちゃった、でもやっぱ書いとこう)、児玉源太郎と大山巌(米倉斉加年、年はとったがけっこうカッコいい、余談ながら30年前の映画では野口元夫=ヤマチョウさんがやってたとのこと、記憶ないなあ)、捨て身の大作戦(戦力の一気投入、もう後がない)で何とか勝負を六対四に持って行く、ここで終わってなかったら悲惨なことになってたろうね、当時の糧食は(エネルギーはともかく)ビタミンが足りなくてそのために多くの兵士が死にかかってたなんて、みんな神ならぬ身故知る由もなかったんだし、もっともあちらには壊血病(ビタミンC欠乏)が蔓延してたらしく、作者は書いてないけどロシア軍が引き上げたのはそのせいもあったという説がなくもない・・・ま、何はともあれ薄氷を踏む勝利(?)だった、これがホントにめでたしだったかどうか、その後の運命を考えると思いは複雑だよね、たぶん作者もそう思ってたハズ

そして日本海海戦、ヨーロッパからはるばるやって来たバルチック艦隊を対馬海峡で迎え撃つ海軍の東郷平八郎(渡哲也)と秋山真之(本木雅弘)その他、いやあカッコイイ・・・と言いたいとこだけどもうちょっとフレッシュな男はおらんのかね、渡哲也と高橋英樹、これじゃほとんど50年前(四捨五入)の日活映画だろ、そう言えばもう一人の主役とも言うべき小村寿太郎は誰だった?

などと言いつつけっこうよいドラマになってたと思う、何と言っても元ネタがよいしナレーション(渡辺謙)もよい
私「まあしかしテクニックが進歩しても公共放送の体質は基本的に変わってないな、結局金をかければ受けると思い込んでるあたり」
家人「そんなに金かけてると思えないね、あの戦艦なんか明らかにオモチャだろ」
いやその役者の話なんだけどさ、遠い昔、長谷川一夫を大石に、尾上梅幸を内匠頭に引っ張り出して「赤穂浪士」と作った時と変わってないってこと、これぞ万古不易の真実ってか・・・・・

追記-小村寿太郎は竹中直人だった、そう言やそうだったかも、ついでに見たら明治天皇=尾上菊之助、おいおいこれはまたちょっとフレッシュ過ぎじゃない?ここは三船敏郎に匹敵する大物を使ってもらいたいよ、全くドラマ制作者の考えることってわからんな


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