自殺予告サイト

八本脚の蝶 価格：￥ 1,890（税込） 発売日：2006-01

復刊ドットコムに注文してたのが届いた、かなり読むのが辛い本である、彼女が紹介してくれる、ファッション、香水、化粧品、フィギュア、どれも全く私と趣味がかぶってない(元々前の3つには関心ないしね)、本ですら私が知ってたのは津原さんの「綺譚集」ぐらいじゃなかろうか、ファンタジーもSFもミステリもものすごく読んでるハズなのに紹介されてるのはSM、哲学それにキリスト教関係の超マニアックなシロモノばかり(まあこういうヒトは普通に新刊書店で売ってる本なんかアホらしくて紹介できるかってなもんかもね)、それに「完全自殺マニュアル」、おいおい・・・・・

ラスト1ヶ月は完全に病んでいる、これだけ「助けてくれ」メッセージを世間に向かって発信してながら(真剣に心配してるヒトももちろんいるけど)、多くの読者は「ネタ」だと思ってたんだろか?これは家族じゃなくても職場の上司、同僚だって病院へ引っ張って行って「入院が必要ですよね?」と念押すレヴェルだと思うよ、確かに「欝」の好発年齢じゃないけど、かなり自分で自分の身体をいじめてるのじゃないか、はっきり言ってないけど(というか自覚なかったのかな?)暦年齢よりずっと老け込んでたことはマチガイないと思う

彼女に必要だったのは休職じゃなくてもっと直接的な医療だったのだ、こういうのを「後知恵」というのかもわからんけど・・・

延々と引用されてる「最後のユニコーン」だけはちょっと興味を惹かれたので注文した、古本しかなかった

追記－だがね、やっぱ病人は病院へ行くべきだったと思うんだ、プロの言うことは説得力があるよ、これ実感!!
死んだらあかんで、君が健康で自殺するんやったら僕止めへんけどねー