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事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

アラさんの命日3

2007-10-29 12:59:36 | 事件記者の物語

Arasan_2  朝日新聞のコピーを取って来ました。若一光司氏の「我、自殺者の名において」はほぼこの記事の丸写しで全く新情報なし、執筆当時は健在だったハズの友人、岡田英次氏や上司のクマさんに話を聞いた様子もない。
 そも「事件記者」をリアルで知ってたら、アラさんのことを「地味だが人間味あふれる」なんて書くわけがない(べーさんならそれでもいいけど)、「タイムスの敏腕記者、オトボケのアラさん」以外の表記はちょっと考えられないけど、それは毎日の記事で使われちゃったもんね-というわけで、彼にとってアラさんは「自殺の原因がわかりやすい例」の一つにしか過ぎなかったのでした(思いっきり乱暴に言えばこの記事で十分なのでわざわざコピペはしない)。

 いや、今になってみれば確かにわかりやすい例かも、「鬱」だったんだから・・・クドイって?ハイ、わかってます、でも誰も言わない。新聞記事は「速報」が命だからものごとの一面しか伝えてないことがあって、時間が経てば明らかになる真実というものもあるハズ、確か石原慎太郎が inpentiment って言葉を(三島由紀夫について)使ったことがあります。

pentimento-[絵画]ペンティメント:制作途中で変更があって塗りつぶされた形象やタッチの残存

 つまり塗りつぶしがはがれて元の構想が明らかになるという意味。アラさんと青俳について誰も朝日の記事に反論しなかったのかな-と思うとちょっと悲しい元中学生なのでした。

 さてガンさんの気になる発言だけは正しくコピペします。 

この三月で事件記者の放送が終ったあと、民放で続編をやるという話が伝わっていたが、"荒さん"は死ぬ前日、仲間とその場合の構想を積極的に話していた。

 なるほど、これを読めばもう「再開」はないって明らかだったんだ、番組全体が引っ越すんなら「構想」する必要ないもんね。ま、これも inpentiment かもわからんけど。


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