事件記者のページ

遠い昔のTV番組を再現しようというムチャな試み

残るにゃ残るわけがある

2020-07-05 23:34:26 | 本と雑誌
ディケンズ「大いなる遺産
ソニーが入荷を知らせてくれたのでいろいろ寄り道しつつ何とかかんとか読了、通勤時間に読んでたのだが、たかだか15分の車中でしばしば意識が飛んだ、これ久々の体験かも、何でこうだうでもよいことをクドクド書くかね、何でこう登場人物どいつもこいつもイラつくヤツばかしなんだ?
だが読み終わってみるとやっぱしこれは名作というかこの作者はエライとしか言いようがない、サマセット・モームの言う通り、どうでもよいというかイラついたことども後になるとほぼ全てハマッて来るのだ、大きな脱線はたぶんないハズ・・・(さう言えばデイヴィッドの脱線って何だった?思い出せぬ)

というわけで多くのヒトが紹介しながら結局何もネタを割ってないのは何故なのか、読めばわかるのだ、買って読んでちょ

わ、またギリギリの更新になっちゃった、現実逃避を続けてるからにゃ・・・

追記-考えてみたらこれ訳語に問題ありよね、主人公は知らないヒトから大金を受け取るけどそれ「遺産」じゃないのだ、何て言えばよいのかにゃExpectation、期待?この作者あまりにも特殊な能力の持ち主だったので「お金を稼ぐ」とはどういうことなのかがいまいちわかってなかったんだと思う、考えてみれば作家という人種はさういう一面なきにしもあらず、いい例が西尾維新、違うかにゃ?