太田さんの新作

「遺品博物館」
ワケありの遺品を陳列する博物館、その学芸員と称するナゾの男が故人に隠されたナゾを解き明かす、納得なのもいまいちなのもあるが・・・

河の様子を見に行く－これは文句なし、と言いたいとこだが批評家が作家志望者に恨まれてる(それ絶対逆恨み)というのはちょっと・・・おっとこれネタバレじゃないよね?
ふたりの秘密のために－学者に経営者はムリだ、これは賭けてもいい、つかあんまし学者をバカにせんでくれ、あ、これネタバレ
燃やしても過去は消えない－故人は精神科を受診すべきだった、というか奥さんのやるべきはそれ(病院へ引っ張っていくこと)だった
不思議なダンスを踊ろうーそんな本が売れるかにゃ?と言えば売れさうだからコワい
何かを集めずにはいられない－そんな杜撰な犯罪がバレずに済むとは思えんのだが・・・
空に金魚を泳がせる－泳がせ方にムリあり過ぎと思うのは私だけ?
大切なものは人それぞれ－映像化不可なまさかの犯人ではあるけれど、これはいささか気の毒過ぎ、被害者も犯人も

わけわからんよね。実は自分も後で読んだらわからんくなると思う、まあそん時はまた読めば、電子版のいいところはそれ(つまりいつでもすぐみつかること)ま、いろいろあるけど何と言ったってこれはミステリ、太田さんだから何でもよいのだ